女性からデートに誘う方法!男性に断られにくい誘い方や注意点、NGな誘い文句は?
付き合う前のデート、女性から誘う前に
女性からデートに誘われると、男性は「嬉しい」と思うのが多数派だと思います。
女性は、男性から一方的に恋心や下心を持たれると身の危険を感じてしまうケースもありますが、男性の場合は好意を抱かれてマイナス感情を持つことは少ないもの。女性に好かれるのは「モテてる!?」という感覚です。昨今、恋愛に消極的な男性も多いですが、好意を抱かれて嬉しいと感じる点は変わりません。
ただし誰とでもホイホイとデートするというわけではありません。好きな人や気になる女性に誘われれば「喜んでOK」しますが、なんとも思っていない相手なら「イヤな気はしない」レベル。相手との間柄や第一印象によっては「気持ちは嬉しいけど、実際デートとなると面倒くさいな……」と思われる可能性は大いにあります。
デートの誘いを成功させるには、事前に多少のアプローチやリサーチをして、脈ありかどうかを探っておくことが重要です。脈ナシだったり印象が悪い状態だったりすれば当然、どんなに上手な誘い方をしたところで撃沈してしまいます。
ですから、「女性からデートに誘う方法」には、前提として事前に好意を持ってもらう努力をしたり脈ありかどうか探ったりする行程も含まれることを心得ておきましょう。
男性がOKしやすいデートの誘い方
「男性がOKしやすいデートの誘い方」をおさえておくことで、成功率が上がります。ポイントは「相手に断る理由が少なく、なんとなく好印象」ということ。「ただデートしたい!」ではなく、相手男性にとって「メリット」があり、「参加する必然性」があると良いですね。
「教えて」「お願い」と頼る
男性の仕事内容や、趣味を絡めたりすると成功率が上がります。「頼られてうれしい」という気持ちにもなり、まだ恋愛感情が育っていなくても「困っているなら」「仕方ないなぁ」と誘いに乗る口実になります。
彼の方が「詳しいこと」に興味があると言う
「お願い」の中でも、彼にしかできない相談ごとを理由にするとOKしてもらいやすくなるでしょう。デートというより「頼られている」ということに焦点が当たり、「デートは面倒くさい」と思われる確率を減らせます。
「お土産を渡したい」「お礼がしたい」と誘う
出張や実家からの仕送りなどが届いた、彼が好きと言っていた本やDVDを貸したい――などデートに来ることによって男性側にメリットがあることを伝えましょう。初めて会った時にハンカチやペンなどを借りておき、「返したい」「お礼がしたい」と言ってデートに誘うのもおすすめです。
「季節の行事」に誘う
いつでもいい用事よりも、季節限定のお誘いはスケジュールを調整してくれやすいデートコースです。例えば、お花見、花火大会、紅葉、クリスマスにバレンタイン、ホテルのいちごビュッフェなど年間を通していろいろな行事があります。
飲食店は高級店より「コスパ系」
「連れてって」と誘うと「男性に奢ってほしい」と解釈されてしまい、断られる可能性も。割り勘を前提とし、「一緒に行こう」などとフェアな誘い方をするのがベストです。その場合は割り勘にしやすいよう、高級店ではなくコスパ重視でお店を選びましょう。お互いに「食べたい」という目的があればデートにこぎつけやすいです。例えばがっつり赤身肉や小籠包の専門店など、おいしいお肉系は狙い目。甘いものが好きな男性ならおしゃれカフェより、本格スイーツビュッフェなどがよいでしょう。
男女っぽさを出さず、あくまで「友達風」
目的が「2人で過ごすこと」だけになると、デートの誘いは告白しているのとほぼ同義になってしまいます。彼の気持ちがついてきていないと、「ヘタにOKすると面倒かも」と思われ断られるかもしれません。ですから、誘うときのイメージは「女子会の幹事をする気が利くオンナ友達」。「もしよかったらいかない!? 予定はなるべく合わせるよ」と気軽な感じで誘いましょう。
デートに誘うベストなタイミング
どういう時に誘ったらいいかも悩ましいですよね。デートに誘うベストなタイミングもお伝えします。
飲み会で出会ったら、「家についたとき」
初めて会った日の当日、忘れられる前に1回目の連絡をしましょう。「家に着いたよ。今日は楽しかったね! 今度○○教えて!」というふうに短めのあいさつと共通の話題を、備忘録としてメッセージに記しておきます。飲み会のあとなら遅い時間帯なので、即レスがあってもその場でダラダラとやりとりしないこと。ランチ合コンや婚活パーティーなど早い時間帯に解散したなら、当日中に会話のラリーをしてもOKですよ。
LINEや電話で「話が盛り上がったとき」
もし翌日以降にそのまま会話のラリーが続いて盛り上がったら、そのままデートの誘いを送るのがスムーズ。自然と次に会う話になるなら、当然脈ありでしょう。逆に、会話が途切れたり相手が社交辞令っぽかったりするのに即デートに誘うと、がっついた印象になるのでNGです。その場合は初回の連絡の翌週くらいに、「そういえば……」と思い出したようにデートの誘いをしてみましょう。その際は前述したように相手の趣味などに引きつけることを忘れずに。
急に「何してる?」と連絡してもOK
婚活のアドバイスをしていると「急な誘いはNGですか?」と質問されることもありますが、問題ありません。ただ「土日空いてる?」という聞き方だと「え、内容による……」と相手が構えたり警戒したりするので、要件や目的をはっきりさせて誘うのが鉄則。急であることの説明として、「久しぶりに会いたいな」「ふと思い出しちゃって」などの言葉を添えるのも好意が伝わります。「明日」「今夜」などの急な誘いの場合、断られても明るく「ごめん、急だったよね! 来週はどう?」と次の予定を提案しましょう。相手に断った事への罪悪感を与えるのはNGなので、重くならないように注意してください。
基本の誘い方と流れ
では、女性から男性をデートに誘う場合、どのような流れで会話するのがよいでしょうか? 「NGな誘い方」も紹介しますが、その前に成功しやすいお誘いの流れと具体例をお伝えします。
①ファーストコンタクトでリサーチ
はじめて会ったタイミングで相手の興味関心、仕事内容、持ち物や見た目から想像できる趣味趣向を探っておきます。もしわからなければ、共通の友達に聞いたり、SNSをチェックしたりしてもOK。
②当日、忘れられないうちに「挨拶」
初めて会った当日に「今日は楽しかった。私も(あなたの趣味に)興味ある! 今度一緒に行こう」と端的にまとめて相手にアピール。即連絡しておくことで、相手に印象づけることができます。
③翌週以降、「お願い」する
さぁ、ここでやっとデートの誘いです。数日後に、前回の会話から相手の趣味や関心ごとを思い出し、「○○に詳しいと言っていたから、相談に乗ってほしい」、「〇〇が好きって言ってたよね、一緒に行かない?」というふうに誘ってみましょう。相手が得意なことや興味があることなどに引きつければ自然に誘うことができます。
④次回以降のデートの「きっかけやつながり」を作る
お願いごとを聞いてもらったら、次回は「お礼がしたい」と誘えますし、「こないだ教えてもらった○○だけど……」と共通の話題にもなります。これにより自然と仲が深まることでしょう。
例えば、「プリンターが必要なんだけど、よくわからなくて……パソコンって詳しい? 来週一緒に家電屋さんに行ってくれない? 他に頼れる人がいないの」など、相手の男性が詳しそうなことについて「教えてほしい」とメッセージを送ってみましょう。頼られて嫌な気はしません。その際いつでもOKではなく、なるべく急ぎの用事だと伝えると男性も先延ばしにすることなく調整してくれます。
当日は午前中に家電屋さんに行って自宅で取り付けを手伝ってもらい、そのまま軽食を取る……という初デートが実現します。(マッチングアプリなどで出会ってまだ素性が知れない場合は、自宅に上げるのはおすすめしません)
ここでたくさん会話することで彼のプライベートや趣味、特技などが改めて見えてくるはず。趣味に便乗したりプリンター関連の買い足しに付き合ってもらったりする、もしくは助けてくれたお礼を渡したい……と、二回目のデートに誘うのもいいですね。解散したあとは「選んでもらったプリンター、すごく調子いいよ!」とすぐに連絡しましょう。
これはNG!断られやすい誘い方
ここまでは「成功しやすい誘い方」を紹介しました。ここからは逆に断られやすかったり相手に悪印象を与えたりしてしまう誘い方をお伝えします。あてはまらないように注意してください。
「暇だったら」と目的なく誘う
照れ隠しとはいえ「暇だったら行こう」と言うと、「ただの暇つぶし?」と相手を不快にさせるので論外です。暇だから誘うわけではなく、「あなたに○○を教えてほしい」とか「お願い事がある」「一緒に行ってほしい場所がある」など、デートに行く口実をつくることが重要です。
「みんなで行こう」と誘う
女性がやりがちなのが、照れ隠しに「○○ちゃんたちも誘うから」など二人っきりではないアピールをしてしまうこと。これでは「脈ナシ」の相手にする態度です。合コンの誘いか、友達の分まで奢らされると思われるかもしれません。全く好意が伝わらず、むしろ「あなたに興味ありません」と捉えられてしまう可能性まであります。
「どこかいこう」とデートプランを丸投げ
女性から誘うのですから、男性に「考える」負担をかけるのはNG。相手はあなたのことを知らないから、どんなデートをすればいいかわかりません。プランを男性が考えるのは、男性側があなたに興味を持ってからの話。あなたの方が好意を持っている場合は自らおぜん立てして、男性は「それ、いいね」と気軽に誘いに乗りやすくするのがポイントです。
「絶対来て!」など強引に誘う
強引に誘うのは、当たり前ですがNG。急かしすぎや、来て当然といった態度は控えましょう。あくまで女性からデートの「お願い」をしていることを忘れずに、思いやりを持って接してください。上から目線にならず、気遣いを持って「もし来てくれたらうれしいなと思って……」と、同性の友達に接するような態度が望ましいでしょう。
次のデートに繋がらないNG言動
デートの目的はお互いをよく知り、仲を深めること。次のステップに進むためにデート中の態度は重要です。二回目につながらなくなってしまうNGな言動をおさらいします。
自分から誘っておいて「奢らせる」
基本的にデートや会食は誘った方がごちそうするのがマナー。年齢や関係性によっては割り勘でもOKですが、相手に多く支払わせるのは避けた方がいいでしょう。会計時は「私が誘ったから出すよ」と、ごちそうするつもりで来たことを伝えると好印象です。
「スマホを触る」などつまらなさそうな態度をとる
スマホをポチポチ触るのは失礼すぎますし、ちらちら見るだけでも退屈そうに見えるのでやめましょう。LINE通知などはもちろん、デート中は電話が鳴っても出ないのがマナー。緊急の連絡があった場合は相手に断ってから対応し、電話なども長々話さずあとでかけ直しましょう。婚活の指導をしていると、お断りの理由として「食事中につまんなそうにしていたから」というのを聞くこともあります。
「友達の話」ばかりする
女性がやりがちなのが「友達の友達が」「お母さんが」など相手が知らない人の話題です。そうとう話術がないと面白くないので、つまらないうえに返答に困ります。また、悪口や愚痴に聞こえる場合もあるので印象が悪くなることも。どうせなら自分や相手の話をもっと掘り下げましょう。
下品な過剰なスキンシップ
手をつなぐくらいのさわやかなスキンシップはOK。でも、相手にまったくその気がないのに、いきなり腕や足を絡ませたり、イチャイチャベタベタしようとしたりするのはどう考えても独りよがりです。相手が乗ってきたとしても遊ばれて終わる可能性があります。品位がなく、遊んでいると思われるのは避けたいところ。
上手に誘えば、「脈ナシ」からの大逆転も
ここまでデートの誘い方についてお伝えしてきました。
極論を言えば誘う側の女性、つまりあなたに興味があれば、行きたいと思わないデート内容や誘い方でも来てくれます。逆に、あなたに興味がなかったら、上手に誘ってきっかけづくりをすることが重要になります。
大して関心がない人から、ヘタな誘い方をされたらまずデートに来ません。でも、誘い上手だったら「期待せずにデートに来てみたら、すごく楽しかった、好印象だった」ということが起こりえるのです。そこから共通の話題ができて、恋愛へ発展することもあるでしょう。
あくまで相手の都合を考え反応を見ながら、徐々に好意を持ってもらえるように進めるもの。なかなかOKがでなければ、「この時間は? この予定は?」と具体的に聞いていきましょう。そのときに忘れてはいけないのは、自分のことばかり考えず、相手に思いやりを持って接することです。
もしどんな手を使っても反応が悪ければ、ショックを受けずにある程度で打ち切るのも大事。ダメだったら次!くらいの気持ちで行きましょう。
デート以外の目的を提案して、あくまで友達っぽいムードで誘えば、断られてもお互い気まずくない雰囲気にできます。今の時代、女性も失敗を恐れずにどんどんデートに誘っていいのです。
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