もしかして結婚する気ない?彼氏への聞き方やチェックすべきことは?結婚する気にさせる方法も解説
「結婚してくれない彼」と結婚したい人への処方箋
婚活では「結婚できる相手と、結婚したいタイミングで出会う」のが鉄則。きちんとした結婚願望がある人同士がマッチングするからこそ、ある程度の交際期間を経れば結婚が叶います。結婚したいと思うなら、同じ気持ちの相手とお付き合いしなければ愛し損。だらだらと付き合いを続けることになってしまいます。
とはいえ、「今の彼と別れたくない、できれば結婚したい」という人もいるでしょう。今回はそんな悩みを解決するための、アドバイスをお届けします。
彼は結婚したい? 3つの結婚願望チェックリスト
まずは、彼の結婚への意識をリサーチしましょう。本人に聞くのが怖いなら、言動からチェックすることも可能です。彼が結婚したいと思っていたら、次のような言動をするでしょう。
・彼女を親や上司に紹介しようとする
・共同の貯金など、2人のお金の話をする
・子どもや住まいなど未来の話をする
両親や上司など、大切な目上の方に紹介するのは結婚報告の前触れです。また、貯金や住まい、子どものことなど“将来設計”にかかわることを共有しようとするのも、結婚を意識していることの現れと言えます。
交際を始めてから1年以上経っているのに、上記3つのうち、1つも話したことがないなら、現時点では「結婚の意志がない」と考えるのが自然です。
彼はなぜ結婚したくないの? 5つの男性心理と理由
そもそも結婚適齢期といえるような男性が、結婚に積極的になれない理由には次のような心理があります。彼の普段の言動の中に、これらに当てはまるものはあるでしょうか?
①所帯を持つことで「経済的な負担や責任」を負いたくない
自分の時間やお金を取られたくない」「奥さんにお金を渡したくない」という考えの男性は、独身を貫こうとします。昨今、「家族を養えるほどの収入がない」とお金の面で不安を持つ男性も増えています。精神的にも、自分以外の人生の責任は背負えない、夫や父になる覚悟がないという方もいます。女性側も共働きの意志や、家計をサポートする姿勢を見せると彼の不安を解消できるケースもあるでしょう。
②お金や時間の「自由」を奪われたくない
結婚に否定的な独身男性は、家庭を持つと束縛されるというイメージを持ちがちです。既婚の同僚や友人、不仲の両親からの愚痴を真に受けて、「結婚は人生の墓場」というマイナスイメージを抱いているケースもあります。結婚することで無駄な出費や、収入減のリスクが減り、暮らしが安定するケースもあることを伝えていきましょう。
③今は仕事が優先で「仕事に専念したい」から
結婚自体にネガティブなイメージはないけれど、転職や資格など仕事との兼ね合いによって、「今は結婚するタイミングじゃない」と考えている男性もいます。ここ数年のスキルアップなどを経たら、結婚を真剣に考えたいという場合もあります。しかし、その時の相手が今付き合っている彼女であるかどうかはわかりません。
④まだ「結婚適齢期ではない」から身を固めたくない
男性の平均初婚年齢は31歳で、「平均年齢を過ぎたら考えよう」という男性は少なくありません。特に都心部では晩婚化が進んでいるので、「男友達もまだ結婚していないから」となんとなく先送りにする人も。周囲が結婚すると急に焦ったり、意識が変わったりする可能性もあります。
⑤「結婚したいと思える相手」に出会えていないから
「いい人がいれば結婚したいけれど、それは今の彼女ではない」というのが本音かも知れません。「もっと色々な女性に出会いたい」「もっと自由に恋愛して遊んでいたい」ということでもあります。「ずっといっしょに過ごすなんて気が重い」「一人のほうが気楽だ」と考える男性も。いずれもお互いの相性やコミュニケーションに難がある可能性が高いでしょう。
彼が結婚を意識する4つの女性像
彼女がいるのに結婚は考えられなのは、「今の彼女とは結婚したくない」とも言えます。逆に、圧倒的に魅力的な女性に出会ったり、彼女の新しい一面に気づいたりすれば、彼の価値観が大きく変わることもあるかもしれません。男性が結婚したくなる女性像を挙げていきます。
①「居心地のいい人」になる
一緒にいると疲れる、負担になる女性と生活を共にするのは避けたいもの。相手にとって「居心地がいい人」になることが一番の近道です。楽しい、癒される、甘えられる、ふざけあえる、笑ってくれる、思いやりがあってやさしい、人当たりがいいなど、雰囲気や性格も重要です。一緒にいて疑心暗鬼になるのは疲れるので、嘘をつかない正直さや素直さはもちろん、感情がわかりやすい人も好まれます。総合的な人間力を備えた女性になりましょうね。
②自分で問題解決できる賢さがある人
教養と責任感があり、自分で考えて決断できる人はパートナーに選ばれます。デート中のお店選びなど、小さなことでもそう。なんでも丸投げして男性にやってもらおうとし、望む結果にならないと不機嫌なるようなクレクレ女子は好まれません。精神的にも安定していて、相手に干渉しすぎない自立した女性を目指しましょう。
③自分が弱ったときに支えてくれる人
仕事がうまくいかない、大切な人を失った、体調を崩したなど、つらい時に支えてくれる人とは自然と結婚を考えるようになります。ナインティナイン岡村隆史さんが、ラジオでの発言を巡って炎上した時に、彼を支えてくれた一般女性と結婚したのも同じ理由です。相手の不幸を待つわけにはいきませんが、日ごろから精神的支柱になる心づもりはお相手にも伝わるはずです。
④節約家できちんと自立した暮らしをしている人
家事も仕事もきちんとこなし、節約もできる――そういった生活力がある女性は、結婚後の生活を共にするイメージができます。昨今の男性は節約家の女性を好むので、金遣いが荒い様子を彼に見せているなら、封印しましょう。飲み歩いていたり、趣味やレジャーにつぎ込んでいたりする以外、英会話や料理教室、美容関係の自分磨きも、男性からは好まれません。また、基本的な一般常識やマナーを身につけていることも重要です。
彼氏が結婚を意識するタイミング
相手にかかわらず、「“今は”結婚するタイミングじゃない」という男性もいます。タイミングさえくれば今の彼女と結婚してもいいという場合もあれば、残念ながらそうではないケースもあります。「あと1~2年で、結婚したくなりそう」だとしても、ただ彼を待ち続けるだけは厳禁。彼の結婚への意識が高まるタイミングで、自然に「私との結婚はあり?」と確認するのがベストです。
おすすめは次の3つのタイミングです。
①彼の男友達が結婚した時
彼の男友達が結婚した時は、結婚への意識が高まるタイミングと言えるでしょう。仲良しの友達の結婚式に参加した、幸せな既婚の友人に会った時、男友達に子どもができたタイミングも狙い目です。今までぼんやりとしかイメージできなかった結婚が急に身近に感じられ、意識するのです。しかも、「結婚っていいものだな、自分もいつか結婚できるのかな(したいな)」という気持ちに傾いている時に、自然な流れで結婚や将来の話をするのは、たいへん効果的です。
②仕事が落ち着き、経済的な安定が訪れた時
仕事熱心な男性に多いのは「重要な仕事を任されていて、今は家庭を顧みる余裕はない」「資格を取って転職するのが最優先」「あと数年の頑張り次第で収入や働き方が変わるので、今は落ち着けない」などの理由で、結婚を考えられないケースです。仕事が成功したり、資格の取得・転職が落ち着いたりして、経済的にも精神的にも余裕ができたタイミングで結婚の話をしてみましょう。
③30代で年齢の適齢期を意識した時
外的な要因ではなく、自分の年齢を基準にしている人もいます。男性の平均婚姻年齢は31歳。都心部ではより晩婚化が進んでいるので、周囲の友達が結婚し始める33~35歳前後になるまでは結婚を考えずに自由にしたいという男性も多いものです。長いお付き合いをしているのであれば、33~35歳になったタイミングで「そろそろいい歳だけど、結婚とか考えてる?」と聞いてみるとよいでしょう。
気まずくない聞き方は?彼氏に結婚を意識させるセリフ
彼に結婚の話を切り出す時は、丸腰で聞くのはNG。かつ、気まずくなったり、傷ついたりすることのない、自然な聞き方をしたいですよね。いくつか聞き方を紹介します。
①「いつまでに結婚したい」と自分の意志を伝える
そもそも結婚したいということを彼に伝えていない女性も多いようです。「なんとなく何歳まで」というよりも、「40歳までに転職したいし、35歳までに出産もしたい。だから、30代前半か、遅くても34歳までに結婚したいと思っているよ」などと理由も併せて具体的に伝えるのが効果的です。例えば、「現実的に考えて何歳で出産したいから、何歳までに結婚したいと思っている」という風に言ってみましょう。
②「何歳までに子供が欲しい?」と聞く
街中で子どもを見かけた時、友達に子どもが生まれたタイミングで聞いてみましょう。「5年後か10年後かな」など、あなたの年齢をまったく考慮せずに答えた場合、やや望みは薄いでしょう。そこでぜひもう一歩踏み込みましょう。「私は何歳くらいまでに産みたい。妊活期間も考えると、32歳で結婚したい」と具体的なライフプランを伝えます。「結婚するからには子どもが欲しい」と考える男性は多いものの、出産の知識に乏しく、言われて初めて気づくケースもあるかもしれません。
③「両親から結婚を勧められている」と伝える
自分の気持ちを伝えるのが苦手、または、プライドが許さないという女性は「親が……」と伝聞系で聞いてみましょう。「お見合いを勧められている。結婚を前提にお付き合いしている相手がいるなら紹介しなさいと言われている」「親から“何歳までに結婚しなさい”と言われていて、婚活を勧められている」と伝えてみてはいかがでしょうか。
④上司が「婚約者がいるなら会いたいと言っている」と伝える
嘘も方便とも言いますが、両親とすでに会っている場合や、微妙な関係の場合は、職場や上司に変えてみましょう。会社によっては、部下にお見合いを勧めたり、ファミリーデーに婚約者を連れてくる文化があったりするものです。珍しいことではないでしょう。
もっと遠回しにしたいなら次の方法もありますが、相手が鈍感だったり、もともと結婚する気がなかったりする場合、暖簾に腕押しとなるかもしれません。
⑤家事力やお金の管理をアピール
婚活現場では、節約家の女性は人気があります。手料理をふるまう、ポイントカードや家計簿アプリの話をするなどは、「家計を任せても大丈夫そう」というアピールにはなるでしょう。ただし、自分から結婚の話題につなげなければ、ただの雑談になってしまいます。
⑥インテリアショップで結婚生活を想起させる
無印やIKEAなど、ファミリー層が多い生活雑貨店でのデートは、結婚生活を想起させます。結婚や住まい、子どもの話などにうまくつなげられると良いですね。「結婚したらどんなおうちにしたい?マンションの更新っていつだっけ?」もしくは、「こういう子ども部屋を作ってあげたいな!何歳までに子どもが欲しい?私は……」というふうに誘導できると良いでしょう。
ちなみに、結婚相談所で出会い交際している男女は、お泊り厳禁というルールがあるので、「彼女がデートの帰り際に“もっと一緒にいたい”と言ってくれたので、プロポーズした」という男性がいました。一般的な恋愛の場合は「今夜は帰りたくない」という意味に受け取られてしまうかもしれませんが……。いずれもあいまいな言葉より、はっきりと結婚の意志を伝えるのが重要でしょう。
プレッシャーを与えるのはNG? 彼氏が結婚を踏み切らない場合は?
手を尽くしても彼が結婚に踏み切らない場合はどうするのが良いでしょうか?
女性から結婚の話をすると「重いオンナだと思われる」「プレッシャーを感じて嫌われる」という風潮があるかもしれません。しかし、これは「結婚したくない男」に都合のいい嘘のひとつ。「今やろうと思っていたのに、やる気がなくなった」……これでは、まるで小学生の宿題です。
言い出せなかっただけで本当は彼女と結婚したいと思っているなら、「結婚する気ある?」「何歳までに結婚したい」と言われれば、うれしいはず。プレッシャーを感じて嫌いになる……なんてありえません。
結果的に、結婚の意志を聞いたことで別れに発展することがあるかもしれません。しかし、それは先延ばしにしていた答えが早く出ただけの話。
現時点で脈なしだと思っているなら、「彼が結婚を意識する女性像」をアピールしてから問いかけてみるのもよいでしょう。3カ月などの期間を決めて、自分の人間力をアピールし、彼の気持ちが結婚に向いているか確認してみるのはいかがでしょうか。
女性から「結婚してください」とプロポーズしてもいいですし、なんとかして親に会わせるのもあり。でも、結婚したくない彼に、無理強いしたところで良い結果にならないことも知っておきましょう。
前述の通り、男性の平均初婚年齢は31歳ですが、女性は29歳で2歳年下です。同じ年月遊んでいれば、それだけ女性のほうが、その後の婚活で不利になるということでもあります。早々に見切りをつけることが、結果的に近道になることもあります。
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