LINEでオンライン飲み会!化粧いらずのエフェクトやゲームの方法とは?

新型コロナウイルスの影響で、政府から東京都や大阪府などに緊急事態宣言が発令されました。 外出自粛やリモートワークがさらに推奨される中、ZoomやSkypeなどを利用してのオンラインビデオ会議の需要が高まっています。加えて、居酒屋などの営業時間短縮などもあり、「オンライン飲み会」をする人も増加中。ただ、「どのアプリをどう使ったらいいのかわからない」「ビデオの為にメイクするのは面倒くさい」といった声も聞かれます。ガジェットをこよなく愛するひきこもりミレニアル蛯原天が、そんな悩みにお答えします!

「コロナで外出自粛」じゃなくても使いたい!

幼馴染や、学生時代の友達、職場の仲良しグループなど、ライフステージの変化とともに自身をとりまくコミュニティは次々と増えていきます。
私も「金曜の夜は職場の人と、土日は地元の友だちと…」なんて、毎週スケジュールを目一杯詰め込んでいたときもありました。

20代後半になると、私の周囲でも結婚や出産をする友人の割合が増えてきました。
これまで気軽に開催していた飲み会も、気を遣って誘うのをためらってしまったり、予算や場所・日時で折り合いがつかなかったり…。コミュニティによっては誰かの結婚・出産を期に、なんとなくグループ全員と集まる機会が少なくなるなんてことも。

時とともにそれぞれの生活は変化するもの。集合するって大変ですよね

昨今、新型コロナウイルスの外出自粛ムードも高まり「オンライン飲み会」が再注目されています。
実はこの「オンライン飲み会」は、“外出自粛だから使う”だけではもったいない!私達世代にぴったりマッチしたツールなのです。

複数の友達と楽しめるビデオ通話の仕方は

使用するのはトークアプリ「LINE」のビデオ通話機能です。
新たにアプリを入れなくても、やり取りしているトークからそのまま通話移行できる手軽さがあります。

トーク画面の受話器マークから、ビデオ通話を選択できます

最大参加人数は200人。
iOS版では4人まで、Android版では6人まで画面分割で映像を表示されます。
それ以上の人数の場合は画面上にアイコンが表示されるので、自分で映像切替をすると、トークできます。

あまりにも人数が多いと通信が不安定になる場合もあるので、ゆったり少人数での開催がおすすめです。

すっぴんOK!豊富なエフェクト機能

自宅にいるときくらい、メイクはお休みしたいもの。
いくら気心知れた仲間と言っても、スッピンで参加するのは恥ずかしいですよね。

そんなときは、セルフィーアプリ並の豊富なエフェクトを使用することで素顔を上手にカバー。
加えて、会話の内容に合わせてエフェクトを切り替えれば、トークも盛り上がります。

動物やメガネなど種類も豊富。左下の筆者も「メイクエフェクト」でこっそり盛っています

子どもも楽しめるキャラクターエフェクト

お子さんがいるメンバーもぜひ、気軽に参加してもらいたい!
ただ、お母さんが通話に夢中になっていると、お子さんは退屈してしまいます。

そこで役立つのがキャラクターエフェクトです。
顔認識機能でユーザーの表情を読み取り、動くキャラクターに変身できるのです。

個人的にはこの機能が一番大きく状況を好転させた気がします。
どこか控えめにしていたママメンバーも、積極的に会話に参加してくれるようになりました。

お子さまも画面に夢中。愛らしい姿に癒やされます

背景エフェクトで部屋の片付けは不要!

お部屋の片付けができていない方も安心して参加できる機能が、背景エフェクト。
スマホの動きに連動して背景が追従する「360度背景」は、まるでゲームの世界にいるような空間をつくります。

360度背景以外にも、背景をカバーできるエフェクトはあります

サシ飲みならゲームも楽しんで

2名のビデオ通話に限り利用できる「Face Play」機能では、様々なゲームを友人と楽しめます。

質問に対して、2人の答えをピタリと合わせる「以心伝心」。
お題を一方が身振りで伝える「ジェスチャーゲーム」。
そのほか、リズムゲームや表情を使うゲームなどで、飽きの来ないサシ飲みを演出できます。
友人だけでなく、カップルで楽しむのもおすすめです。

以心伝心ゲームで、仲が深まるかも?

「Face Play」はソロモードもあり、対戦相手がいない場合はひとりで楽しむことも。
口をパクパクさせる表情ゲームは、エクササイズとしてもいいかもしれません。

口から出たビームでモンスターを倒す「モンスターポップ」

宅飲みのお得感だけじゃない「オンライン」ならではの魅力

メンバーそれぞれが自宅から参加するため、コストを抑えられるという利点もあります。
好きなドリンクやフードで乾杯できるのも、自由で嬉しい点ですね。

コンビニでたくさん買い揃えても1000円ちょっとという高コスパ

AndroidやPCから参加する方は「画面シェア」機能で、スマホやPCの画面をそのまま映すこともできます。
地図やカレンダーを画面共有することで、次の企画なども立てやすくなります。

このように、画面シェアやエフェクト、ゲームなどの「拡張現実」機能には、実際に集まる飲み会にはない、新たな可能性が詰まっています。

それぞれ違うライフステージに立っているからこその「オンライン女子会」。
集合できないことを逆に楽しみに変えれば、友情の垣根はたやすく突破できるのかもしれません。

タレント・フリーアナウンサー / 八丈島うまれ、伊豆大島出身。生放送や式典のMCをはじめ、ナレーション、WEBメディアの執筆までを一手に請け負うマルチプレイヤー。
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