telling, Diary ―私たちの心の中。

【telling,編集部フリーライターチーム直伝】在宅ワークのコツ

新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、テレワークに切り替える企業が増えました。家で仕事をする習慣のない会社勤めの方々から「ついダラダラしてしまう」「集中できない」といった声をよく聞きます。今回は、telling,編集部のフリーライター陣が「在宅ワークのコツ」を伝授します。

身体のリズムを自己分析

「自分の集中力が一番高まる時間帯を把握する」ことはとっても大事。朝一番なのか、午後なのか、実は夜遅い時間帯にノッてくるタイプなのか、今までの生活スタイルや休日の行動パターンなども振り返りながら自己分析してみてください。
一般的には午前中は頭が冴えていると言われていますが、自分の体のリズムを知って、その時間帯に大事な仕事の山場を持ってくるタイムテーブルを立ててみるのはいかがでしょうか。会社で仕事をしていた時よりはかどるスケジュールを見つけられるかも!?

 

デスク環境は万全?

家で仕事をしていると誘惑が……という方も多い模様。手が届くところに漫画や雑誌を置かないよう整頓するのは基本。「スマホは別の部屋に隔離」という人もいました。

“家では背もたれのある椅子に座らずバランスボールが入っている椅子で作業をしています”と語るのはフリーランス歴5年のAさん。背もたれがないことで緊張感を維持でき、足を組んだり、だらけた姿勢にもならないそう。

体幹が鍛えられて運動不足も同時に解消できそう!

 

仕事始め編:ルーティーンを作ることが大事。朝のラジオを目覚ましに

ライターBさんはフリー歴約1年半。朝起きてからデスクに向かうまでの習慣を作るのに苦労したようで。

“起きて、なんとなくテレビをつけてダラダラワイドショーを観ていたらあっという間にお昼……なんてことが続いてしまいどうにかしなければと、朝はテレビをつけるのはやめました。代わりに聴き始めたのがラジオ。朝8時半~11時まで生放送しているTBSラジオ「伊集院光とらじおと」のやっている時間帯には起きて、簡単な家事を済ませ、オンエアが終わるまでには絶対に机に向かい始めると決めて実践するようにしています。
日によって9時前にはパソコンを立ち上げてバリバリ仕事ができる日もあるけど、10時半近くになってもなんとなく気がすすまない日もある。それでもあんまり自分を責めないようにして、このオンエア中に始められたら良し!と割り切って、遅く仕事を始めた日はその分午後頑張るようにしています。”

また、パジャマのままではなくラフな服装に着替えてから仕事をする、時には簡単なメイクもする、という意見も。リラックスモードから気持ちを切り替えるためにオフィスに出社していた時と同じルーティーンを続けるのも効果的かもしれません。

 

集中力編:息抜きには、あえて「やりたくないことをやる」

フリーランス歴18年、ベテラン選手のCさんが編み出した集中力持続法は?

“スマホのストップウォッチを1時間にセットして「この1時間は集中する!」と決めてやるのがオススメ。みなさんなんとなく「お昼までにこれを片付ければ」ってざっくりとした時間で作業しようとしてしまうんですけど、そうするとだらけちゃうんですよね。1時間って決めたら、ちょっと集中力が切れてきても、ストップウォッチを見て「あと15分で休憩!」って気合いを入れ直すきっかけも作れます。

集中力が切れたら、リフレッシュにYouTubeで三浦大知でも♪……で気づいたら2時間経過。となるので、最近は三浦大知を封印して英語の発音レッスンをしています。20分くらいすると飽きてくるので、仕事に戻るという感じです。集中力が途切れた時に好きなことをやるのはよくないです。やりたくないことをやるのが休憩を短時間で切り上げられるコツです。”

 

休憩編:飛び道具で気を紛らわす!

デスクワークだけでなく複数の仕事を在宅でこなしているDさんはちょっと独特なリフレッシュ法で乗り切るそうで……。

“基本的には集中力が切れたらダラダラやらずに一回すぱっと作業はやめちゃいます!それから私、家に粘土をいっぱい常備してて、それをこねるんです(笑)。
個人的には癒しの効果が絶大。頭がスッキリして作業に戻れます。別に何かを作らなくてよくて、ただこねてるだけ。時には片手でこねながらポチポチキーボード叩いたり。”

童心に返ってリフレッシュ

毎日ごほうびのおやつを用意して休憩のひとときを楽しんでいる人もいました。

たまにはお花を飾って、充実してる感を出してみたり……

好みのおやつを診断して、自動で定期的に発送してくれるこんなサービスを利用するのも楽しいですよ。

snaq.me(スナック・ミー):https://lp.snaq.me

色々なお菓子が小分けになったボックスが届くので、まさにご褒美感満載!

 

SNSの誘惑、どうすれば?

在宅ワークの大敵といえばSNSもその一つ。うっかり開くともう止まりません。
圧倒的に多かったのが「SNSを開く時間を決める」という意見。

“午前中は見ないようにしていて、その分午後は見たいだけ見る”

“仕事に飽きてきた午後の時間帯にSNSを見出すとやめられないので、15時以降はその日の作業を終えるまで開かないように気をつけています”

などなど、自分ルールで制限をかけているようです。

 

こんな時だから、無理せずできることを

オフィスを持たないフリーランスの人たちでさえ、「普段はカフェでしか仕事をしないから外出自粛で困っている」「家には仕事は持ち込みたくないのに」という人たちもいます。突然「明日から1カ月間、在宅で!」と命じられて、きっと多くの会社員の方が戸惑いながらお仕事をしていることと思います。
はかどらないのが当たり前、今はみんなもバリバリ働いていない、と、焦らず、最優先の仕事からコツコツ片付けていけたらいいですよね。
もどかしい毎日ですが、時には粘土でもこねこねしながら、お家でのお仕事、乗り切っていきましょう!

大学卒業後、芸能事務所のマネージャーとして俳優・アイドル・漫画家や作家などのマネージメントを行う。その後、未経験からフリーライターの道へ。
おうちで楽しく