Ruru Ruriko ピンク 50

ナプキン、タンポン、月経カップ……自分に合った生理用品を選んでる?

ちょっとモヤモヤした気持ちになったとき、読んでみてください。いい意味で、心がザワザワするフォト&エッセイ。今回は生理用品について。毎月使うものなのに、意外とちゃんと選んでいない人が多いのでは? Rurikoさんオススメの生理用品を紹介してくれました。

●Ruru Ruriko ピンク 50

最近では以前よりいろいろな生理用品が出てきていますが、みなさんはナプキン以外も使っているでしょうか?タンポン、布ナプキン、月経カップなど、見たことあっても使ったことはないという人も多いと思います。生理用品は毎月使う物なので、きちんと自分にあったものを選ぶと不快感も少なく、ストレスも軽減されるので選び方は大事です!
今回は私が実際に使ってみた感想やオススメを紹介したいと思います。

ナプキンはちゃんと選ぶとつけ心地が変わる!

まずは普通のナプキン!これはどこの薬局にも売っていますが、とりあえず適当に有名なメーカーを選んで買っていませんか?
ナプキンは合う合わないで、つけ心地がかなり変わります。デリケードゾーンがかぶれたり、かゆくなるのはつらいですよね。

私は普段オーガニックコットンのナプキンを使っています。
オーガニックナプキンは、化学繊維を使っていないので肌がかぶれにくい、生理痛が軽くなるというのは事実ではないようですが、個人的には、ストレスと乾燥でデリケートゾーン含めて肌荒れがひどくなった時に、生理用品と下着をコットンに変えたことで改善したので、それからはオーガニックコットンを使うようにしています。
オーガニックに変えたからといって生理痛は変わりませんでしたが、軽くなったという人も多いようなので、気になる人はぜひ試してみてくださいね。

タンポン、月経カップはどうやって使うの?

次はタンポン。私は基本タンポン派です。つけてる感がなく、生理中のにおいが気にならない、何よりナプキンのように寝ている間にズレて、朝起きたらシーツが大惨事なんてことがない!!日本ではあまり種類がなく、生理用品=ナプキンが主流ですがタンポンは本当に楽なのでオススメ。最初は少し抵抗があるかもしれませんし、上手く入らないと違和感があったり、痛みを感じますが、慣れたら簡単です。

ナプキンでもタンポンでもない、新しい生理用品として話題なのが月経カップです。最近日本でも聞くようになりました。
月経カップは柔らかいシリコンでできたカップを膣内に入れて使います。
最初は、え?これを入れるの?とびっくりする人も多いと思います。私も最初はなかなかうまく入らず、入っても中でズレていたようで経血がもれてしまったり、取り出す時に上手くいかず、トイレで出てこない!とパニックになったり(笑)タンポンのように引っ張るヒモがないので不安になりますが、スクワットの姿勢で力むとカップが下がってくるのがわかります。
身体ってすごいー!とトイレで思わず感動してしまいました(笑)

月経カップは洗って再利用できるので、節約&エコになりますし、ひとつ持っていると家に生理用品がない!買い忘れた!という時も洗ってすぐに使えるので便利で安心です。
その反面、外出先や災害時、キャンプなど、安全安心にカップを洗う場所がない時には難しいかもしれません。私の周りには月経カップ愛用者が多いですが、大体の友達はもれてしまった時のためにパンティライナーも使っているそうです。

意外と知らないおりもの、デリケートゾーンケアのこと

おりものが気になる方はパンティがライナーも大事。
おりものって生理より更に話されないと感じるのは私だけでしょうか?
私はおりものが多く、何年も悩んでいたのですが、ある時友達がさらっと「私はいつもおりものがあるから常にパンティライナーを使ってる」と言っていたのを聞いて、すごく安心しました。
こちらもオーガニックコットンのものを使っています。ナプキンと同様、つけ心地がブランドによってかなり違うので、いろいろ試して自分にあったものを知ることが大切だと思います。

デリケートゾーンのにおいが気になる人は、フェミニンウォッシュを使ってみるのもオススメ。
基本的にデリケートゾーンは繊細なので、石鹸やボディーソープは使わずに、お湯のみでオーケー。それでも気になる方は、フェミニンウォッシュ(デリケートゾーン用のソープ)を試してみてください。数ヶ月間フランスに住んでいた時に、どの薬局でも生理用品の種類がとても豊富で驚いたのですが、子ども用のフェミニンウォッシュが売っていたのは衝撃でした。女性の身体の変化や問題に対して、オープンな感じがいいなと思いました。

今回紹介した他にも布ナプキンや吸収力をプラスオンできるピースといった生理用品もあります。学校では生理の仕組みなどは教わりますが、どんな生理用品がいいかは習わないので、何となく売ってるものを使っている人もいるかもしれません。毎月付き合うものなので、自分に合うものを見つけて、少しでもストレスフリーになれたらいいなと思います。気になる物があれば試してみてくださいね。

18歳の時にイギリスへ留学、4年半過ごす。大学時代にファッション、ファインアート、写真を学ぶ中でフェミニズムと出会い、日常で気になった、女の子として生きることなどの疑問についてSNSで書くようになる。
生理の時間