リーマントラベラー厳選!旅に行った気分になれる映画&本3選
●ヒマでヒマでしかたないあなたへ
GWの予定は、もう決まりましたか?僕は一足お先に平成最後の旅に出ました。しかしまさかの海外に着いたところで、そこから先のフライトがキャンセルになったことを知る……という、平成の終わりに前代未聞のトラブルに見舞われています。
ですが、これもまた旅。すでに気持ちを切り替えて、ここからどんな旅をしようか考えているところです。それはそれでめっちゃ楽しい!旅って、行っている最中はもちろんそうですが、考えている時もワクワクしますよね。
今回は特別編として、GWの予定が決まっていない方におすすめしたい、旅に出た気になれる本&映画をご紹介します!
フードトラックでアメリカ横断!
1.シェフ(映画)
2014年公開の映画「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」。これは、僕が一番大好きな映画です。主人公は雇われシェフで、メニューをめぐってオーナーと対立し、レストランを辞めます。その後、作りたいものを見つけてフードトラックで自分のお店を開業。一緒にレストランを辞めた相棒とシェフ時代はなかなか遊び相手をしてやれなかった息子と3人で、アメリカ・南フロリダのマイアミからフードトラックで西海岸のロサンゼルスまで旅する話です。
僕はこの中で出てきたニューオリンズの名物料理、ベニエが食べたくて、わざわざニューオリンズまで行ってきました。他にもキューバサンドをはじめ、アメリカの都市ごとの名産品が登場するので、アメリカを旅したくなること間違いなし!また、出てきた料理を、このGWにお家で作ってみるのもいいですね。
そしてこの作品は、ただの旅に行きたくなる映画ではありません。自分のやりたいことがなかなかできない雇われシェフが、自分が本当にやりたいことを見つけていくストーリーで、会社員の方が共感できること、間違いなしです!
クスッと笑える、グアテマラ脳内トリップ
2.グアテマラの弟(書籍)
女優・片桐はいりさんが書かれた『グアテマラの弟』(幻冬舎文庫)。中米の国グアテマラの古都・アンティグアで、現地の方と結婚してスペイン語教室を営む、片桐さんの実の弟さん。そんな弟さんを片桐さんがグアテマラまで訪ねに行ったり、弟家族が逆に日本まで来たりした時の話をコミカルにまとめたエッセイです。
この本を読んで、僕も実際にグアテマラを現地で見てみたいと思い、本を閉じた瞬間にすぐさま航空券を手配して、2018年の年越しをグアテマラのアンティグアで過ごしました。
内容がとても面白くて、常にクスクス笑ってしまいます。実際に片桐さんが体験された話をなぞっていくので、読み手までなんだか非日常を味わうことができちゃいます。このGWにベッドの上で、脳内トリップしてみてはいかがでしょうか。きっと本があなたをグアテマラへ連れて行ってくれますよ。
休みから仕事に復帰…やる気を与えてくれるムービー!
3.LIFE!(映画)
2013年公開の映画「LIFE!」。夢をあきらめ、写真雑誌の写真管理部で働く中年男性の主人公が、ひょんなことからニューヨークを飛び出し、とある仕事を達成するために世界中を巡る話です。
グリーンランド、アイスランド、ヒマラヤと、過酷な大自然の中を主人公が冒険する羽目になり、なかなか行くことができない地域を主人公と一緒に旅した気になれます。その中でも、現実的なのがアイスランド。(この中であれば)比較的アクセスも良いですし、この絶景を自分の目で見られるとしたら……行きたくなること間違いなしです。僕もこの映画を見て以来、行くところリストに常にアイスランドが入っています。
それから、夢をあきらめて会社員を全うする人生を選択した主人公が、冒険を経て自分の道を切り拓いていく姿も必見です。GW明けからの仕事も、頑張ろう!ときっと思えることでしょう。
まだGWの予定が決まっていない方は、せっかくなので、このGWはここで紹介した3作品すべてにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?「シェフ」を見て、旅に行きたくなって、『グアテマラの弟』を読んで、脳内トリップをして、そして、『LIFE!』を見て、またGW明けからも仕事を頑張ろうって思う。こんなGWの過ごし方、いかがでしょうか?
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