お金に漠然とした不安がある系女子へ。映画「億男」を見て欲しい!!
「いやあ、ビットコインで結構利益でちゃってさあ。今年確定申告しなきゃいけないんだよね~」
久々に会った女友達にそんなことを言われると、ちょっと心がざわついてしまう。
え!ビットコインとか買ってたの?!
やっぱり、将来に向けて投資とかするべき…?
でも、いろいろ新しく勉強するのめんどくさいし、そもそも元手となる資金がないよ……。
ぐるぐると不安な思いが駆け巡るけど、口から出るのは「ええ!そうなの、すごいね」という気のないセリフ。
お金に興味は無いけど、なんか不安
そういえば、30歳を過ぎた頃から「FXで出た利益でお金で海外行ってきたよ~」「マンション投資のセミナー行ってきたんだけど~」「年金付きの保険に入ったの」などなど、周囲から投資活動の報告が後を絶たない。
そんな報告連発に焦った私は、一度、知人の紹介で保険屋さんに話を聞いたことがある。
「定年退職後、いくら必要か知ってますか?子どもを育てたらさらに……家を買うならもっと……」
いろいろ話を聞いたけど、「真剣に考えないとなんかヤバそう」な感じは伝わってくるものの、どうしても実感がわかなくて、結局、なんの行動も起こせていない。
そんな、お金に対して漠然と不安があるまま特に何もせず日々を送っている私が、先日見た映画。今公開中の「億男」。佐藤健×高橋一生が共演し、お金を巡って、幸せや家族のあり方、友達のあり方を問う話映画だ。
私みたいに、お金に対して不安や焦りを感じている人にオススメしたい内容だった。
お金って、結局なんなの?
「お金ってなんですか?」という劇中ずっと問い続ける割に、その答えを明確に教えてくれるシーンはない。なので、「見たら万事解決!スッキリ!」というタイプの映画ではない。
でも、この映画を見れば、今後友達からの投資報告を聞いて無駄に焦るようなことはなくなると思う。
「お金についての決断は、自分にとっての幸せが何なのかを整理してからだなー」と考えられるようになったから。
投資してリスクをとって、ハラハラドキドキしながら増やさなきゃいけないほど、私お金必要なんだっけ?
一生かかっても使い切れないお金を手にした人たちが見た景色を通して、新しい景色が見える映画、オススメです。