もっと有名になりたい。でも、自分の強みってなんだろう。
元々は映画監督になりたかった
一応、YouTubeでお金を稼いでいます。いわゆる、「ユーチューバー」ってやつです。
でも、最初からユーチューバーになりたかったわけじゃなくて、元々は映画監督になりたかったんです。それで、地元の北海道釧路市から上京して、映像系の専門学校を出て。卒業後は、YouTubeを使ったサービスを展開するベンチャー企業に入りました。
半年くらい働いたんですけど、仕事が大変で体調崩しちゃって……。それがきっかけで辞めました。辞めたあともしばらく体調は悪かったけど、でも生活費は稼がなきゃいけない。それで、元々YouTubeを扱う会社で働いていたのもあって、動画をアップし始めました。
今は「眠りの森のKANA」という名前で動画を配信しています。ファッションやヘアスタイル、セルフカットなどの動画が多いですね。今日、表参道に来たのも、動画で紹介する服を買うためです。「Y-3」とか人気高いんですよね。
見てもらうためには、自分の強みを見つけないと
YouTubeを始めてしばらくは全然だめでした。収入が得られるようになったのは、半年くらい経ってからですかね。企業案件が入るようになってからです。ファッションアイテムや、スキンケア用品のPRが多いです。
でも今もそんなに収入があるわけじゃないし、ギリギリで生活してます。収入が安定してないのは不安です。だから、もっとたくさんの人に見てもらえるようになりたい。そのためには、セルフブランディングが大切だと思っています。特に、私は事務所に所属しているわけじゃないので。ユーチューバーの友達との話題も、「どうやって動画を見せていくか」っていうのが多いですね。
最近は、自分の強みってなんだろうっていつも考えています。動画を見てくれている人たちには、「声とか喋っているところが癒される」って言われます。それが強みなんですかね……。まだ分からないです。
動画へのこだわりはあります。映像のクオリティです。海外の動画は、ドローンやいいカメラを使ったりして映像にこだわるんですけど、日本の動画は映像よりもテレビっぽさにこだわるんですよね。私は映像にこだわった作品を作りたいな、とは思っています。
ユーチューバーを続けていきたい。でも、OLにも憧れる
私は「好き」を仕事にできていると思います。でも、ユーチューバーって、顔を出して喋っているからリスクが大きいんですよね。収入も安定しないし。撮影も、家で撮ったり外で撮ったりと場所を変えることもあるし、編集も含めると1日かかることもあります。結構手間がかかるんです。
最近はユーチューバーになりたいっていう子どもたちも多いですけど、私はなりたかったわけじゃないから、OLにも憧れる。辞めちゃいましたけど、ベンチャー企業で働くのはすごく楽しかったんです。でも、ユーチューバーとしてもっと稼いで有名にもなりたい。矛盾してますね(笑)。
30歳くらいには結婚してるといいな
この前、地元の友達2人から「結婚した」って連絡が来たんです。もうそんな歳なのかってちょっと焦りました。その友達の結婚式で流すプロフィール動画を作ったんですけど、作りながら結婚式っていいなぁって思いました。東京にいると、あまり結婚って身近に感じないんですけどね。
結婚は、30歳くらいにはしてたいです。今、彼氏はいます。もちろん、その彼氏と結婚できたらいいですけど、「誰と」っていうよりは「結婚がしたい」んですよね。結婚って一つの区切りだと思うんです。30歳って、だいたい人生の3分の1くらいだと思うから、そこで第一章を終わらせたいというか。結婚はゴールじゃなくてスタートだと思ってるので、そこからまた新しい人生を始めたいと思っています。
30歳って男性は仕事を頑張っていて、女性は仕事を続けつつも落ち着いていくってイメージ。結婚相手は、自分のやりたいことをやってる人がいいです。もちろん、私もユーチューバーを続けていきたいと思っています。
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