外食をひとりで、ちょっとリッチに楽しみたい。「ひとり割烹」のすゝめ
「みんな」より「ひとり」が外食のマナー?
コロナにより大打撃を受けている観光産業などの支援のため政府による「Go To キャンペーン」が開始しました。
コロナへの不安が拭えないですが、withコロナの生活も動き出している気がします。
私自身も、以前と変わらぬ仕事が戻ってきて、おうち時間もとれなくなり、自炊を頑張る時間も少なくなりました。痛感するのは飲食店の存在の大きさです。
テイクアウトやデリバリーも使っていますが、たまには外食して気分転換したい!でも、誰かを誘うのにはまだ抵抗感がある…。
そんな私が始めたのはひとり外食でした。
東京五輪の延期がキッカケはじめたのは「ひとり割烹」
本来ならば、東京2020オリンピックが行われていたこの時期。
延期によって宙ぶらりんになった応援熱。
行き場をなくした情熱を、飲食店に使うのはどうか。
そこで私は「ひとり割烹」に挑戦してみようと決めました。
五感で日本の四季を感じる
料亭のように個室で宴席ではなく、割烹ではカウンターやテーブルで本格日本料理を楽しむことができます。
西麻布にある「とき彩」さんは、全国各地の旬の厳選食材はもちろん、江戸切子や陶磁器、漆器など、器にもこだわっています。
料理だけでなく、器や佇まいも楽しめるんです!
お酒に詳しくなくても大丈夫。
女将さんが好みやお食事に合わせて、おすすめを教えてくれます。
年に一度しか収穫しないという幻のシジミのお椀。
希少な食材や器の説明を大将にしてもらうことで、様々な角度から料理を楽しめます。
見た目にも美しく涼しげな蓮盛。美しい盛り付けで、写真を撮るのも楽しくなります。
落語の演目「親子茶屋」に出てくる「芋・蛸・南京(かぼちゃ)」の炊き合わせだそう。
ひとり外食は話し相手もいないし、手持ち無沙汰と思われるかもしれません。
私も最初は、ひとりで間が持つのか、退屈しないかと不安がありました。
でも、ひとりだからこそ、目に入るものや口に運ぶもの全てに集中でき、自分が一体、どんなことに感動するのか、どんな味が好みなのか、深く自分と向き合うよい機会になります。
器、空間、味、音、香り。
五感を刺激する日本料理は、まさに芸術。
移ろう季節をしっかりと捉えられ、忙しい毎日で乱れた感覚をリセット。、
日々の生活でも空や風など自然に目が向くようになりました。
おひとりさまは念入りな確認を
基本的に会席・コース料理は2名以上での利用が前提のお店がほとんどです。
だから、ひとりで利用できるかは、事前にお店に確認する必要があります。
ピークタイムを避けて予約をとるのが、お店にとっても、密を避ける意味でも個人的にはおすすめ。
平穏な日常が戻ってきたときに、誰かにおすすめしたくなる粋なお店を知っておくこともできます!
旬の日本料理で「Go To トラベル」
コロナ以前の外食は、私にとって、食事そのものより気の置けない仲間と時間を共有することが主な目的でした。
それは今、叶わなくなりましたが、ただ自粛しているだけではもったいない。
ひとりで、外食を特別な時間に変えるチャンスです。
せわしない日常から自分を開放し、まるで日本を旅行するように旬の味に没入する。
非日常で濃密な体験を、ひとり割烹で味わってみてはいかがでしょうか。
※こちらは夏期献立になります。
献立は時期や仕入れにより毎日変動致します。
【店舗情報】
料理屋 とき彩
【所在地】
東京都港区西麻布4-11-4尾花ビルB1F
【電話番号】
03-6419-7894
【各店舗営業時間】
12:00〜22:00(L.O 22:00)要予約
※現在は、新型コロナウイルス感染対策による特別営業時間
【公式サイト】
https://www.tokiiro.tokyo/
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