ハロプロが私たちを救う!

モーニング娘。'20・牧野真莉愛さん「道重さゆみさんはずっとかわいいし、私の憧れ。アイドルには年齢がないと思っています」(前編)

モーニング娘。'20をはじめとする女性アイドルグループが所属する「ハロー!プロジェクト」(通称:ハロプロ)。パーフェクトなパフォーマンスに、切磋琢磨するメンバーを思わず応援してしまう女性ファンも多いといいます。今回は、モーニング娘。'20の12期メンバーで、野球ファンとしても知られる牧野真莉愛さんに、ハロプロの「かわいさの秘密」についてうかがいました。

●ハロプロが私たちを救う!#03-1

モーニング娘。女性人気のきっかけは工藤遥さん

──最近、ハロー!プロジェクトの女性ファンの多さが注目されています。雑誌『ダ・ヴィンチ』2020年2月号の特集「ハロプロが女の人生を救うのだ!」やSNSやブログでメンバーへの思いを語る女性をたくさん見かけるようになりました。ハロプロ研修生時代からいままでで、牧野さんが「女性ファンが増えた!」と感じたのはいつ頃でしたか。

牧野真莉愛さん(以下、牧野): モーニング娘。10期メンバーでOGの、工藤遥さんの加入で女性人気に火が付いた印象があります。

──工藤さんはショートカットとハスキーボイスで、舞台でも男性役を演じることが多いメンバーでしたね。

牧野: コンサート会場の下手側に女性専用エリアを設けていて、工藤さんがモーニング娘。に加入して以降は、ステージから右側を見ると全員女性!ということもありました。男役と女役に分かれて歌う「Mr.Moonlight~愛のビックバンド~」(zetima)という曲を以前ライブで披露したとき、工藤さんと生田衣梨奈さん、私が男役でした。そのとき、工藤さんがステージに登場した瞬間「キャーーー!」って! 今日は男性アイドルのライブかな? と思うくらいの女性の歓声が聞こえて驚いたのを覚えています。

──牧野さんも、研修生時代から憧れの先輩、尊敬する先輩に道重さゆみさんや、Berryz工房の嗣永桃子さんの名前を挙げていましたよね。

牧野: 女性ファンのみなさんがどんな理由で私やいまのモーニング娘。を応援してくれているのか、直接聞いてみたことはないんですけど……。私は、道重さんや嗣永さんに憧れの気持ちを持っていました。道重さんって、すごくかわいいんですよ! 私が焼き肉をしていてもそれはただお肉を焼いているだけなんですが、道重さんは焼き肉を焼いているだけで「かわいい!」って思うんです。インスタライブで、着せ替えシールで遊んでいるだけでもかわいい!

──何をしていてもかわいい!

牧野: 道重さんの自撮り写真もかわいいんですが、その写真を撮っている瞬間の道重さんもかわいくて。スマートフォンを持っているだけでもかわいい。私は、そういう気持ちで道重さんを見ていました(笑)。

──ファンの方も、牧野さんのことを「何をしてもかわいい!」と思っていると思います。

牧野: 私はファッション誌でもお仕事をさせていただく機会があるんですが、まだまだ「かわいい」を目指している途中で。お仕事でかわいいお洋服を用意していただいたり、メイクを教えていただいたりしながら勉強して、ファンの方に「真莉愛ちゃんみたいになりたい」と思っていただけるように頑張っています!

アイドルに年齢はない!

──私は30代前半で、男性はもちろん同世代の女友達にもハロプロのファンがたくさんいます。なかには「30代女性がファンで嫌じゃないかな」「握手会に行っても大丈夫かな」と応援に消極的になっている人もいます。

牧野: アイドルを好きになるのに、年齢は関係ないです! 私は野球が好きなんですが、私が新庄剛志選手を好きになったのは4歳のときですよ。新庄選手のファンには年配の方もいますが、当時の私みたいな4歳の子もいます。幅広い年齢の方に好きになってもらえるのはうれしいこと。だから、年齢は関係ないです。お友達に伝えてください!

──ありがとうございます。では、アイドルには年齢は関係あると思いますか。

牧野: 関係ないと思います。AKB48の柏木由紀さんが「30歳までアイドルをやる」と発言されたとき、すごくうれしかったんですよ。

──ハロプロのOGでいうと、道重さんや田中れいなさんが30歳ですよね。

牧野: 道重さんや田中さんはじめ、ハロプロの先輩方に対しても年齢を気にしたことがありません。いま「道重さんが30歳」と聞いて、えっ! そうなんだ! という感じ。みなさんずっとかわいいですし私の憧れなので、誰が何歳とか考えたことがない。アイドルに年齢はないと思っています!

──アイドルに年齢はない!

牧野: 年齢はないです!

1曲につき1回のウインクを大切に

──もう少し道重さんの「かわいさ」について聞きたいのですが、道重さんのかわいさってどんなところにあると思いますか。

牧野: 例えば、ダンスだったらステップ。ステップをただ踏むだけじゃなくて、脚を上げるときにはキュンって上げるんですね。歩くときにも、一歩一歩が「キュン」って跳ねる感じです。これが嗣永さんだったら、お尻をキュッと出すようなところがかわいい。曲で道重さんや嗣永さんのパートをいただいたときには、同じようにかわいくステップを踏みたいなと思って意識しています。

──牧野さんがモーニング娘。に加入したとき、道重さんがリーダーでしたね。

牧野: 私が研修生でモーニング娘。加入が発表されていない時点で、道重さんの卒業が発表されていたので「ああ、間に合わなかった……」と思いました。でも、卒業する前に12期として加入できることがわかって。ちょっとだけど間に合ったなあと、ほっとしました。道重さんのいるモーニング娘。に、自分もいることができたというのがすごくうれしいです。

──かわいさといえば、牧野さんがライブのパフォーマンスの中でウインクをするのが大好きな人がすごくたくさんいると思います。

牧野: 恥ずかしい~(笑)。

──ウインクは、自然に出るんですか。

牧野: 最近は、ウインクは「ここだ!」と直感で決めてやっています。ライブでは、自分がカメラに映る場面をだいたい全部把握しているので「ここでソロで映ったら、ウインクしてみよう」と考えたりして。でも、ウインクやりすぎだなと思っていて(笑)。1曲の中で3回も4回もしちゃダメだ、やりすぎてはダメだと考えるようになったので、いまは1曲につき1ウインクくらいに留めています。

──貴重なウインクになってきているんですね。

牧野: 貴重にしていってます(笑)!

誰かを好きになるのは「ふとした瞬間」

──いまの女性ファンは、ハロプロやモーニング娘。のどんなところにひかれていると思いますか。

牧野: 私が思うには、いろいろなメンバーがいるところだと思います。モーニング娘。だけでもいま14人のメンバーがいて、出身地も趣味も見た目もバラバラ。自分の好みというだけでなく、共感できたり憧れたり、ファンの方もいろんな理由で好きなメンバーを見つけられるところがひかれるポイントなんじゃないかな。

それと、好きになるって「ふとした瞬間」だと思うんですね。例えば、推している子がいたとしてもライブの演出で別のメンバーが客席近くまで来てくれて「あ、この子ってよく見たらこんな顔するんだ」「こんな風にパフォーマンスする子なんだ」って気づいて好きになっちゃうって、あると思います。

私も3歳までは中日ドラゴンズのファンでしたが、家族旅行で北海道に行って、たまたま北海道日本ハムファイターズの試合を見たんです。そこで偶然新庄選手にお手紙を渡せなかったら、新庄選手の顔を間近で見られなかったら、いまファイターズファンじゃないかもしれない!

──牧野さんの人生を変えた運命的な瞬間ですね。

牧野: 最近だと、谷口雄也選手。私が初めて始球式をさせていただいたときに、事前に谷口選手とキャッチボールをする機会がありました。そのとき、近くでお顔を見て「谷口選手って、こんなにまつ毛がくるんとしているんだ」と気づいて好きになったので(笑)。ふとしたきっかけって大切だなって。

──ファン一人ひとりにも、きっとそれぞれに「ふとした瞬間」があるんでしょうね。

牧野: あると思います。ライブを見たらいい意味で思っていた子と違ったとか、テレビや雑誌で「こんな表情をするんだ」って違う一面を知ったりとか。ライブに来ていただいたり、映像を見たりしてきっかけを掴んでもらえたらうれしいな。

●牧野真莉愛(まきの・まりあ)さんのプロフィール
2001年2月2日生まれ、愛知県西尾市出身。ハロー!プロジェクトのグループ「モーニング娘。'20」の12期メンバー。週刊漫画雑誌の表紙やグラビアページに多数登場する一方、ファッション誌でモデルとしても活躍。プロ野球・北海道日本ハムファイターズのファンとしても知られ、野球関連の番組出演なども。最新DVD & Blu-ray「モーニング娘。’19コンサートツアー秋 ~KOKORO & KARADA~ FINAL」(zetima)好評発売中。

新型コロナウイルス感染が広がる中、最前線で不可欠な仕事に就く多くの方々に感謝の気持ちを伝えるため、不安な気持ちで日々を過ごしながらも頑張っているみなさんへの応援を込めて、アップフロントグループ所属タレント121名が自宅などからリモート参加した合唱動画を公開中

ライター・編集者。エキレビ!などでドラマ・写真集レビュー、インタビュー記事、エッセイなどを執筆。性とおじさんと手ごねパンに興味があります。宮城県生まれ。
ハロプロが私たちを救う!