低用量ピルって怖いですか?【カラダと健康】

低用量ピルってちょっと怖い、と思っている人いませんか。偏見があったり、副作用を恐れたり、何よりも本当に私が抱えているこのつらさを和らげてくれるの、と感じている人は少なくありません。低用量ピルの処方や不妊治療に関わる医師たちがアドバイスしてくれました。あなたのために、もっと自分のカラダについて知ってみませんか。

低用量ピル(OC)。

経口避妊薬ですが、避妊だけではなく、月経の日を移動できたり、月経痛が軽くなったり、月経量が減ったりするといったメリットもあります。
吐き気、頭痛、不正出血といった副作用が出る人もいますが、そんなときは処方した医師にすぐ相談を。

月経周期をコントロールしてキャリアと妊娠・出産の両立をしている人もいます。

みなさんの悩み、一緒に解決しませんか。

 

「よい排卵」につながる? 低容量ピルについてもっと知ろう

女性クリニックWe富山院長の種部恭子さんは、「低用量ピルは、現代女性のライフプランに非常に有用なもの」とアドバイスしています。

低用量ピルの服用開始後初期に、軽い吐き気、月経が長時間にわたるなどのマイナートラブルが出ることもあります。
しかし、飲み続ければ症状は数日でなくなるでしょう。
ピルを服用すると月経痛やPMSが改善されるはずですが、思ったような効果が得られない場合は薬の種類を変えてみることなどをお勧めします。
自分に合う薬を探すために主治医と相談してくださいね・・・

 

生理不順にピルは必要?

桜の芽クリニック(東京・高田馬場)院長の西弥生さんに聞きました。

すぐに妊娠の希望がない場合はピルで月経を調整しなくてもいいですが、月経が2カ月なければ薬で起こしましょう、とお話ししています。というのは、月経がない状態を半年、1年と放置するのは、長い目で見ると子宮体がんや子宮内膜増殖症のリスクが上がるからです。“子宮内膜の健康”という意味で、長期間月経がなければ、薬を使って月経を起こしたほうがいいですね・・・

 

自分の卵巣や子宮の特徴、どれだけ知ってる?

不妊治療に関する知識の啓発と、多様な家族のあり方を応援することがライフワークという「東京HARTクリニック」勤務の医師、小柳由利子さんは、こんな提案をしています。

クリニックを訪れる患者さんのうち、卵巣や子宮に個人差があることを知らない人は案外多いと感じます。ご自身の卵巣や子宮の特徴を知り、ライフプランを考える一助にされてはいかがでしょうか・・・

telling,は、「カラダと健康」について一緒に考えて行きます。

\n
女性のカラダ、生き方、時々ドラマ。