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もうすぐ新年度!不動産屋さんが教える「長く住める部屋のポイント」は?

間もなく新年度。仕事の異動で引っ越しすることになったり、心機一転引っ越しを考えている方も多いのでは?そんなとき、部屋探しで失敗しないためのポイントって?そんな気持ちになりますよね。気をつけるべきポイントは色々言われれているけれど、実際にみんなが「引越した理由」をまとめてみたら、逆に「長く住める部屋の理由」が見えてくるかも。よくあるマイナスポイント、まとめてみました。

今回、お客さんの「引っ越し理由」を教えてくれたのは、リノベーション、デザイナーズ物件などが豊富な不動産会社・グッドルームさん。みんなが引っ越す理由は……。

陽当たりが悪い

今まで、色々なお部屋に住んでいる方の取材をしてきましたが、一番よく聞く引っ越した理由、それは「陽当たり」。部屋に帰るのは夜だから……と思っていても、朝、きちんと陽が入ってきてスッキリ目覚められるお部屋って、やっぱり大切なんですよね。忙しくて時間がない方も、内覧は夜ではなく、朝や昼に行き、陽の当たり具合をチェックするのが大事です。また、1DKや1LDKの場合は、ダイニングや寝室など、リビング以外の部屋にも陽が当たるかどうか、間取り選びにもこだわると良いですね。

方角を確認するだけでなく、陽を遮る建物がないかどうかなど、眺望もチェックするのが大事です

通勤時間が長すぎる

家賃をなるべく安くしようと、郊外のお部屋や、駅から遠いお部屋を選んだけれど、やっぱり毎日疲れて帰ってくるときの通勤時間が長すぎると、だんだん辛くなってしまいます。片道45分がひとつの目安。それ以上のお部屋を選ぼうとしているときは注意しましょう。あまり馴染みのない沿線やエリアにも目を向けると、少し近くてかつ家賃も手頃な物件を見つけることもできますよ。

結露やカビが気になる

風通しが極端に悪い部屋だと、部屋がいつもジメジメとしていてクローゼットにカビが生えたり。健康面に影響が出るので止むを得ず引っ越しを決意する方も。内覧の時は、収納内部の角や、窓際のサッシと壁紙との境目など、「隅っこ」のチェックを忘れずに。

クローゼットや押し入れは必ず開けて確認!

騒音が気になる

住んでみるまで気づかなかった……ということが多いのが、騒音。隣や、上のお部屋の音は、木造や鉄骨造より、RC造マンションを選ぶなど、「構造」に気をつけることで防げますが、周辺の施設も一通りチェックしておくと安心です。幹線道路や線路沿いにも注意ですが、学校、大学があると通学時間帯や運動会、学園祭などの季節は賑やかになりますし、消防署や工場、「時々、すごく大きな音がする」というような施設にも要注意。

内装の安物っぽさが気になる

床が本物のフローリングではなく、フローリングを模したクッションフロアだったり、壁紙がペラペラですぐハゲてきたり、クローゼットが偽物っぽい木目調だったり、キッチンが奇抜な色だったり。 インテリアにこだわる人ほど、どうしても気になってくるのはお部屋に使われている素材の「安物感」。いくらいい家具を選んでも、どうしてもモデルルームで見ていたのとイメージが違う……なんてことも。
内覧の時、ぱぱっと見ていると見落としがちですが、素材感は意外に大切です。

「タイルの壁紙」と「本物のタイル」。長く暮らしているとやっぱり全然違うものです

毎月の家賃をなるべく安くするのも大事ですが、敷金や礼金などの初期費用、引越し費用などは、長く住めるお部屋であればあるほど、月々で考えたら安くすみます。「安いから」と安易に決めずに、しっかり長く住むことを意識して部屋探しするのも大事かもしれません。

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