【ナリ心理学ナリくん】「いい女」とはなにか。 by ナリくん
●意識、どんどん下げてこう。by ナリくん21
いい女とはなにか。
せっかく女性向けのサイトに連載しているのだから、この世の究極の問い「いい女とは何か」について考えないわけにはいかない(ほかの究極の問い「なぜ、シーチキンマヨネーズ-おにぎりが世界最強なのか？」は再来年話します)。
よく言われるいい女の定義の一つに「自立」ってありますよね。まず、ここから繙（ひもと）きたいんですが、「自立してるのはいいけど、自立に執着してる人はちょっとだるいよね（笑）」と思うのです。
経済的自立や、精神的自立は、素晴らしいことだけど、「自立してること」がすべてであるかのように「強い女」、いや「剛力な女」になるのは、もはや逆に、いい女臭というより、プロテイン臭がしてしまいます。
「いい女」を定義したときに、自立は素晴らしいことかもしれませんが、自立に執着しすぎてるとそれ、普通に「弱い女が強がってる」ふうにしか見えません。それだと、本末転倒です。
いい女には、適度な依存を。
依存というと、聞き心地がすごく悪いですが、「なんでも自分でやる。やり通す」が、自立なのだとしたら、依存は「適度に人にやってもらう」ということです。人にお願いして、委ねる力ですよね。これが使いこなせると、心にも時間にも余裕ができて「いい女スメル」はプンプン出てくるでしょう。
そして、ちょっとその依存について踏み込んで話すと。依存を「人に頼る力」と簡単に解釈するのもありなんですが、もっと深くいうと……「裏切られる力」でもあるんです。
人に裏切られても笑える力が、人に頼る力の本質です。裏切られたら笑えないっすよね（笑）。でも、ここはぐっと堪えて読み進めてください。
人は失敗できない環境にいると、失敗する。
これは、心理的な観点から本当に思います。子供の失敗をよく叱る親がいたときに、子供は、失敗を極度に嫌います。そして、失敗しない一番の方法は「何もしないこと」です。なので、動くためのガソリンが切れてしまったような大人になったりします。それが自己防衛の手段だからです。
つまり、「裏切ったら怒るぞ！」というスタンスで人に頼ると（そんな上司、いませんか？）、その人はどんどん裏切るようになります。なぜか、それが人間の心理だからですよね。
なので、「裏切ってもOK！」というスタンスでその人に頼ることを「信じる」と言いますが、裏切ってもOKという視点を持ってたくさんの人に、依存すると、なぜだか周りの人がどんどん成長していくのです。失敗できない環境にいると、人は失敗するの逆で、失敗できる環境にいると、人はどんどん成長する。
「いい女」の話からすごくズレた気がしますが……。あ、自立の話をしてたのか（笑）。適度な依存、そして、裏切ってもOK！すると、まわりがイキイキし始める。自分には時間的にも精神的に余裕ができる。その余裕が、「いい女」の条件の一つかもしれませんね。おっと、テーマが大きすぎてまとまらなかった、「いい女とはなにか？」はまた機会を設けて続きをやりたいと思います！書いてて楽しかった。
続きの記事<「なんか言ってくる人」アンチコメントと誹謗中傷について>はこちら
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