美肌県グランプリ2018で、日本イチ肌がキレイな県があきらかに!

2018年11月12日、株式会社ポーラが2018年の「美肌県」ランキングを発表しました。毎年恒例となったこのランキングは、1年をかけて全国47都道府県の女性の肌を調査したデータをもとに決定されています。どうして県によって美肌になりやすい・なりにくいがあるのか、その理由と発表会の様子をレポートします!

美肌県ランキングってどうやって決まるの?

「ニッポン美肌県グランプリは、目には見えない肌の美しさをランキングにしたものです」と説明するのは、ポーラのAPEXブランドマネージャーを務める菅千帆子(かん・ちほこ)さん。見た目でわかる肌の美しさではなく、肌表面の情報を0.01ミリレベルで分析した結果で決めているのだそうです。

美肌県ランキングでは、8つの部門に分けて肌を評価します。その部門とは①肌がうるおっている②キメが整っている③毛穴が目立たない④シワができにくい⑤くすみがない⑥シミができにくい⑦ニキビができにくい⑧マイクロダストに強い、の8つ。マイクロダストとは、排気ガスや花粉、PM2.5などの外からの刺激を指しています。

そして、各部門の合計値から算出した偏差値をもとに総合順位を決定します。地域ごとの日照時間や水蒸気の密度、さらには気圧などによっても肌は変化するとのこと。ただ日常を過ごしているだけでも肌は影響を受けているということですね。恐ろしい……。私は東京出身なので、環境的にみると美肌県上位ではなさそうだなぁ、と思ってしまいます。さて、気になる順位は?

2018年の「美肌県」1位は島根!決め手は生活習慣?

1位は、島根県!美肌県ランキング上位常連ながら、昨年は6位と例年に比べて振るわなかったのですが、2018年は首位に返り咲きました。

島根県が1位になった要因として考えられるのは、「食習慣の改善」や「ストレス軽減」といった生活習慣の変化なのだそう。また、アンケート調査によると島根県の方はお通じの調子がよい傾向があり、それが「ニキビができにくい」ことに貢献しているのではないか、と菅さんは言います。

1位の発表をうけて、島根県の観光大使である千原実咲(ちはら・みさき)さんが登場。美肌のために気をつけていることを聞かれると「島根の温泉につかることです!」と回答しました。島根は「美人の湯」といわれる温泉が多いそうです。

「これからの季節、肌が冷えてしまいがちになりますが、肌は冷えると潤いをつくる活動をサボり始めてしまうので、温泉に入って体を温めるのは非常にいい習慣だと思います」(菅さん)

後に続いたのは秋田県と石川県

美肌県ランキング2位は秋田県、3位は石川県という結果になりました。秋田県は日照時間が短いため、シミができにくく色白な女性が多いのだとか。「秋田美人」は健在のようです。石川県は総合的に良く、バランスの整った肌の女性が多いことが判明。睡眠不足や疲れの解消などの内面的なアプローチと、紫外線対策などの肌表面のケアを両方とも怠らないことが美肌につながりました。

ちなみに東京都は12位。肌に悪いと思っていた排気ガスやチリなどによる影響は意外に少なく、風の影響で肌が乾燥しやすいことや、日照時間が長めなことが要因としてあるようです。ということは、保湿とUV対策をもっとしっかり行えば東京もランクアップするかもしれないということですね!

地域の特徴を理解して、適切なケアをするのが大事

島根県は空気が綺麗だから肌が綺麗なのかな……と最初は思っていましたが、生活習慣の改善が大きな勝因だと聞いて意外でした。ストレスなく過ごすように心がけたり、食事に気を遣ったりして、体を整えることはやはり美肌に欠かせないことなんですね。

一方で、「乾燥しやすい」、「日照時間が長くシミのリスクが高い」など地域によって悩まされる肌トラブルの傾向があることも知りました。自分が住む地域はどんな特徴があるのかを把握して引き起こしやすい肌トラブルを予測し、それを補うケアを集中的にしてあげることも美肌への近道だといえそうです。

1990年生まれ。東京都目黒区出身のライター・編集者。「明日を楽しく生きられるように!」をテーマに、旅行、グルメ、ライフスタイルなどに関する文章を執筆しています。

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