Q:人を信じられません。 ―ナリくんのお悩み相談04

月間400万PVのAmebaオフィシャルブロガー、公式line@のフォロワーは約28,000人。心理学や哲学について、笑いを交えながら教えてくれる「ナリ心理学」ナリくんのエッセイ&お悩み相談です。無理して「意識高い系」でいようとするより、今までとはちょっと違った見方、していきませんか。毎週木曜更新です。

●意識、どんどん下げてこう。by ナリくん【お悩み相談編】03

Q:今回のお悩み ↓

  • 人を信じられません。どうしたらいいですか。

A:ナリくんのお答え

僕は「人を信じられない」と思ったことがありません。

 人を信じるってなんだろう。

 僕自身、「人を信じられない」と思ったことがありません。だからと言って「人を信じられている」と意識したことがないことにも、たった今気づきました。

 たぶん僕は、"人は嘘をつかない“世界に住んでいるんだと思うんですよね。でも、事実としてこの世の中には、嘘をつく人もいるんです。それもよくわかっていたりするんですが、「人を信じられない」とは思ってないのです。

 「人にだまされたことがないからなんじゃないの?」

 と思って振り返ってみると、過去、盛大にだまされて100万円ほど失くしてしまったことがあることに気がつきました(笑)。つまり、忘れてました。100万円って大金ですよね。(笑)。忘れてました。

 「余裕で、だまされてた」

 でも、そのことが人は信じられないということにはまったく、繋がらないんですよね。なぜでしょうか。楽観的すぎるからなんでしょうかね。

 考えてみると、たぶんそれは「だまされたのは、自分のせい」ってことに、ちゃんとできているからだと思うんです。自分の無知や、不注意で、だまされたんだと思っている。わかっている。

 世の中に、人をだます人も嘘をつく人もいるのは変えられない事実で、それに抗(あらが)ったところで無駄も無駄。世の中は変えられない。

 だから、「すべて自分のせい×だます人はいる」と、この2つが重なったときに、人を信じられるとか信じられないとかの世界ではなく、「そういう人はいる。そして、そういう人に出会ったらさっさと逃げなければいけない。逃げられなかったのは、自分なんだ」という世界になる。

 もちろん、逃げられなかったほうが悪いとか、だますよりだまされるほうが悪いとか、そんな話じゃない。「自分のせい」の部分をちゃんと認められているってこと。

 だから、最初に「僕は人は嘘をつかない世界に住んでいる」と書きましたが、これは訂正で、僕は「人が嘘をつくことを認めている世界」に住んでるんですよね。認めているから、自分のせいにしている。

 「人が信じられない」と思っているのって、実は、「自分のせいにするのが怖い」って言っているんだと思いますよ。

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『あなた何様? 』

著:ナリ
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※来週はナリくんの【エッセイ編】です。どうぞお楽しみに!

月間400万PVのブログを運営する株式会社ナリ心理学を主宰。Amebaオフィシャルブロガー。
フォトグラファー。北海道中標津出身。自身の作品を制作しながら映画スチール、雑誌、書籍、ブランドルックブック、オウンドメディア、広告など幅広く活動中。

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