知られざる魅力、ノーザンテリトリーの冒険 01

オーストラリアの大自然を堪能しに、ノーザンテリトリーへ

 ノーザンテリトリーは、オーストラリア大陸の真ん中の北側の地域を指します。広大な大地に広がる、ダイナミックな大自然。telling,編集部が取材してきた魅力を、たっぷりとお伝えします。

●知られざる魅力、ノーザンテリトリーの冒険-01

写真で見る:ノーザンテリトリーの美しい夕焼け 
 ノーザンテリトリー、と言われても大半の人はどこのことを指すのかいまいちわからないのではないでしょうか。

 オーストラリア大陸は6つの州と3つの特別地域にわかれていますが、ノーザンテリトリーは特別地域の一つ、準州という区分になっています。オーストラリア大陸の真ん中上半分、日本の国土の4倍以上の面積があります。

 超広大なノーザンテリトリーですが、人口はわずか20万人、そのうちの6割は北の港町・ダーウィンに集中しています。あとは見渡す限りの大自然が広がっています。

 なかなか日本人には縁がない…と思いきや、超有名な場所があります。

 ウルルです。エアーズロックという名でも知られる、世界最大級の1枚岩。ここを目指して、年間通して多くの観光客が訪れます。

 ただ、ノーザンテリトリーの魅力はウルルだけにはとどまりません。ウルルのある「ウルル-カタ・ジュタ国立公園」に加え、カカドゥ国立公園という場所があり、ともに世界自然文化遺産文化遺産と自然遺産の両方の価値を兼ね備えている「世界複合遺産」に指定されています。

 今回telling,編集部が2つの世界遺産を中心に、10日間にわたって取材をしてきました。今まで見たこともなかった冒険の旅に、一緒に出かけてみませんか。
(次回へ続く)

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朝日新聞バーティカルメディアの編集者。撮影、分析などにも携わるなんでも屋。横浜DeNAベイスターズファン。旅行が大好物で、日本縦断2回、世界一周2回経験あり。特に好きな場所は横浜、沖縄、ハワイ、軽井沢。
ノーザンテリトリーの冒険