空手女子形、清水希容が銀メダル 初代王者はスペインのサンチェス
東京オリンピック(五輪)は5日、空手女子形で清水希容(きよう)が銀メダルを獲得した。
2014、16年の世界選手権で優勝、18年同2位の清水は、5人による予選の2回の演武が27・40点、28・00点でともに1位。平均27・70点で勝ち上がった。ビビアナ・ボッタロ(イタリア)、ディララ・ボザン(トルコ)との3人による準決勝も27・86点で1位となり、決勝に進んだ。
金メダルを争う相手は、18年世界選手権優勝のサンドラ・サンチェス(スペイン)。準決勝では同じ27・86点をマークしたライバルとの新旧世界王者対決で、2人はともに得意のチャタンヤラクーサンクーを演武。わずかに現王者の力強さが上回り、清水は競り負けた。
清水は「予選より足場がふわついていた部分があるかなと思った。勝てなかったのは本当に申し訳なかったなと思います」と語った。
(朝日新聞社)朝日新聞デジタル2021年08月05日掲載
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