【2020年後半の全体運】今までのできごとは次へ至るための準備。12月末のグレートコンジャンクションが新しい時代の幕を開ける

2020年前半は、新型コロナウイルス一色の半年間だったといっても過言ではありません。そんな前半の混乱を言い当てていたと話題になったのが、雑誌「anan」の占い特集でもおなじみのG・ダビデ研究所、オフェリア・麗先生。引き続き、「2020年後半の運勢」についてうかがいました。気になるのは、新型コロナウイルス第2波。2020年後半を私たちはどう過ごすべきなのでしょうか。

平穏な日々の根底では、すでに次の動きが始まっている

telling,読者のみなさん、こんにちは。G・ダビデ研究所のオフェリア・麗です。

あっという間に2020年も折り返し地点。7月から1年の後半が始まります。
今年は年明け早々から、全世界で新型コロナウイルス感染症が拡大するなど、私たちが今まで経験したことのない生活を強いられました。
昨年12月末に公開した記事で「2020年前半は時代の区切りになることが起きる」と言っておきながら、私自身、心身ともに滅入ってしまいました……。ここにきて、ようやくほっとひと息できそうな機運に満ちていますね。

それでは、2020年後半の運勢をお伝えしたいと思います。

2020年前半の混乱を経験した私たちにとって、7、8月はよくも悪くも身近な問題に終始して、大きな変化はなく、平穏ととらえることができます。
というのも、5つの大惑星のうち4惑星が逆行中なので、何らかの兆しは見えたとしても、表立った大事件や深刻なトラブルを引き起こすには至らないと解釈できるからです。

唯一、ハプニングの星・天王星は8月中旬まで通常運行するため、その間は突発的なアクシデントやニアミスが生じる可能性は高いものの、あくまでも散発的な形で収束すると見てよいでしょう。

ところが、土星が順行に戻る9月末頃からリスクが表出し始め、10月以降はかなり気持ちを引き締めてかかる必要があります。
そう、夏場に見過ごした小さな火種や兆候が、10月からは大きな問題として表に出てきてしまうのです。のちのち、二進も三進もいかなくなって困窮しないために、この平穏な時期に、内在する問題や自身が抱える課題と真摯に向き合うことが重要なカギと心得てください。

7、8月も根底では次への動きが始まっているので、それに敏感に気づけるかどうか。鈍感な人はすぐについていけなくなります。要は、何も起こらなくてよかったと浮かれていてはダメだということ。
日常的なちょっとしたもめごと、人間関係の変化こそ、実は社会的な動きのひとつの表れであることを忘れないように。身近で何かが起きたら、そこから世の中に目を転じて、投影していくという受け止め方をする必要があるでしょう。

つまり、大惑星が逆行している時は、何も起こらないのではなく、本来持っている力をうちに溜め込んでいる状態大惑星が順行に戻る前後がとてもリスキーなのです。

※逆行とは、実際に星が逆向きに進むわけではなく、動きを停止している状態。自転している地球からは、逆向きに動いているように見えることから、こう呼びます。

後半は火星の力に注目を

後半の最初に注目すべき動きは、7月初旬に山羊座の守護星である土星が水瓶座から山羊座へ再び戻ること。その時点ですぐに事件が起きるわけではありませんが、ここでもう一度、今年の前半に起きたような大きなできごとの下地が作られていくと考えられます。また大きな波が来ると私は思っています。

今年1月に起こった、土星と冥王星のコンジャンクションを思い出してください。これは、世紀的なできごとでしたが、それに近いことが再度起きてもおかしくない状況です。もしくは、今まで隠されていた真実や実態が暴露され、さらに大きな事件になる可能性もあります。

もう1点、非常にめずらしいことに、2020年後半の半年間、火星が牡羊座にい続けます。
もともと火星は牡羊座の支配星で、戦いの星。牡羊座は「こうだ!」と思うと一直線に進む、すごくアツい星座です。牡羊座に火星がある時期は、エネルギッシュな活動が推進されると同時に、一触即発で戦いの火蓋が切って落とされるようなことも起きやすいのが特徴です。

火星の力は、出せる時に出しておかないと、未消化のエナジーが別のことに向かってしまいます。それが建設的な方向であればいいのですが、つまらない原因からケンカや暴力沙汰など、悪い方に向かってしまうケースもありがち。今こそ、私たちは自分の意見を声に出して訴え、正当な権利を勝ち取る、あるいは古い因習や不当な権益構造を打ち崩すべく、行動を起こすタイミングと言ってもいいでしょう。そういった個々の動きが盛り上がり、集合体としてより大きな力を発揮する土壌が整いつつあるのだと思います。

例えば、リモートワークについて。緊急事態宣言が解除され、会社や上司の考えで、なし崩し的に出社を強要され、再び旧態依然とした体制に埋没せざるを得ない人も多いかもしれません。リモートワークの方が効率的であったり、働く意欲が上がるのであれば、自分たちから声を上げて、働き方を変えていくべきです。

また、火星は、根源的なバイタルパワーを司るとともに、医療機器や武器を表す星でもあります。そのため2020年後半は、遺伝子レベルでの開発競争、医療技術の進歩、新たな戦闘・防衛システムなどが、加速度的に発展する半年間とも言えるでしょう。

9月初旬には、火星と土星・冥王星・木星の3つの大惑星が順々に90度の角度を取ります。これによってものすごく緊張が高まると同時に、火星と対極の位置にある太陽・水星・金星とT字を作る状況に。「ひとつの国やひとつの力」対「複数連合の戦い」、「1人」対「グループの力、何か強い力の戦い」……そういったものがイメージされます。この対立的な構図は、密かな暗闘も含め半年間続き、世界のパワーバランスに大きな変化をもたらしそう。特に10月に起こる火星と冥王星のスクエアは、核による脅威を感じさせずにおきません。

今年のクライマックスはグレートコンジャンクションがポイント

そしていよいよ、10月から大惑星がそれぞれ順行に戻っていきます。

まず冥王星から順行に戻るのですが、これも要注意。10、11月あたりで争いごとに関してすごくリスキーな状況になるような予感がします。

今年の10月は問題ばかり。でも、少しだけいい話もしておきます。
この時期に、自分の古傷を捨てられた人、孤独感や心の虚無を埋められた人には、すぐ後に大きな喜びが訪れるでしょう。例えば、好きではないけれど打算で付き合っている相手、体だけの関係などと訣別できた人、あるいは惰性で続けている交際や結婚生活に自らピリオドを打った人、社会通念や枠組みに捉われずパートナーとの新しい関係を自力で築いた人は、女性として真に自立した立場や権利を勝ち取れる可能性が高いですね。そのためには、自分が主導権を握らないといけない。相手任せではダメだということ。

そして、今年のクライマックスがやってきます。12月17日に土星、続いて19日に木星が水瓶座に移ります。その後、22日に木星と土星が水瓶座で重なります。
1年かけて地球を1周する木星と約29年かけて地球を1周する土星がぴったり重なるこの配置を「グレートコンジャンクション」と呼びます。

グレートコンジャンクションが起きるのは、ものすごくまれなこと。占い的には、今まで起きたことは、ここに至るための準備だったとも言えます。まさに、グレートコンジャンクションによって“新しい世紀”が開かれるのです。

グレートコンジャンクションは、拡大と縮小が同時に起こるので、結果としてはベストな状態に落ち着きます。ただ、その過程では、拡大しようとする力と、それを押さえつけ縮小しようとする力が起こるので、葛藤や齟齬が生じがちです。つまり、グレートコンジャンクションは手放しでお祝いできるようなできごとではないということ。

今回は結果として、今までの社会構造が全く違うものに変質していく。本当の始まりはここから。今はそれに向けての準備期間です。

平等な世の中を理想とする、水瓶座の新時代を作るために

山羊座が表すのは、力で上から押さえつける「古い体制」。水瓶座は、「平等かつ共有する世の中」を理想としています。つまり、ここで古い体制を壊して次のスタイルを作っていかなければいけない。その動きが年末に加速するということです。
政権交代、あるいは親方日の丸的な大企業の倒産などが起こる可能性も高いでしょう。この時期に本当の意味での構造改革をやっておかないと、豊かな時代はやって来ません。

ただし、木星と土星がコンジャンクションになったと同時に、火星と冥王星がスクエアを取ることにも注意を払うべき。新しい時代を作るためには、何らかの熾烈な戦いの火種がそこここに

国内でも、ここ何十年も止まっていた政治的な動きが加速してくるでしょう。今まで何も考えないで上から言われたことを全部受け止めてきた時代から、今こそ自分たちで作っていく時代に変えていくことが私たちに求められているのです。

G・タビデ研究所主宰。 魚座・B型特有の深い直感に導かれて占星術と巡り合い、故G・ダビデ師の下、その奥義を窮める。鋭いインスピレーションに満ちたホロスコープ解釈とアドバイスは、抜群の的中率を誇り、占い界の第一人者として圧倒的な支持を得ている。雑誌の連載や特集は数知れず、わけても「一番当たる!」と定評のある「an・an」(マガジンハウス)の半期に一度の『恋と運命』号の巻頭占いは、35年の長きにわたり不動の座を誇っている。
年間70回以上コンサートに通うクラオタ。国内外のコレクションをチェックするのも好き。美容に命とお金をかけている。