オフェリア・麗の占い講座02「手相は書き足せば運勢がよくなるの?」
●オフェリア・麗の占い講座02
「telling,」読者のみなさん、こんにちは。
初回から占いに興味をもっていただき、メッセージを送ってくださったみなさん、ありがとうございます。ひとつひとつうれしく読んでいます。
さて、2回目の今回は、手相について考えてみたいと思います。あなたの手のひらをじっくり見ながら、読み進めてくださいね。
手相は3,000から5,000年前に古代インドで生まれ、仏教とともに中国に伝わり、易学を取り入れて発展したとされています。その後、日本に伝わったのは平安時代。手のひらのシワや丘(きゅう)によって、その人の恋愛運、仕事運、金運などを知ることができるなんて、おもしろいですよね。
天下人、豊臣秀吉は天下を取ることに執着して、自分で左手の運命線を中指の指先まで刀で彫ったとも言われています。運命線が指先までつながっているのを「天下筋」というのですが、その線を自ら作ってしまうとは、想像を絶します。これはかなり痛かったでしょうね……。くれぐれもマネはしないように。
幸運は柔らかな手に宿る!
まず手相について基本的な話をすると、手は柔らかいほうがいいとされています。特に、手のひらの丘と呼ばれる、ふくらんだ部分はどれも豊かなであることが大切です。
たまに、握手した時に、手のひらがすごく薄い人っていませんか。実はこういう人って薄幸なの。世の女性たちはダイエットにいそしむけれど、手だってある程度肉付きがいいほうがいいのよ!私も昔はもっと厚みのある手だったのに、最近ではすっかり薄くなっちゃって……。
例えば、好きな人ができて、手を繫いだら、何となくほわっとして、この人すごく良いもの持っているな、しっくりくるなと感じることってありませんか?大事なのはそういうことなんです。感覚的な話だけれど、伝わるかしら?
なんだか手相からどんどん離れているように聞こえるかもしれないけれど、手は普段からちゃんと動かして使うことが大切なんですよ。毎日家でもスマホばかり見ているなんてもっての外!そんなことばかりしていると、手のひらのシワが薄くなったり、細かい線が増えてしまいます。
手相では、細かな線が多いと気苦労が多い、細かいことに神経を使い過ぎるといわれます。生命線、頭脳線、感情線、運命線から細かい線がいっぱい出ているのは、運が分散される元といわれたの。だから、手のひらの線が多ければいいというわけではありません。たまにはスマホを置いて、しっかり濃い線を作るように意識して過ごしましょうね。
モテ線を書くのは、モテなくなる原因に?
結婚線、金運線、モテ線など、手のひらにあって欲しい線を書けばいいなんて話をよく聞きますが、そもそも手に線を書いているのを見られたら恥ずかしいでしょ?アイプチでつけるのもやめてくださいね。すぐに取れてしまうから。
ここに線ができたらいいなという場所に、自分で線を入れるような動きを普段から取り入れればいいのです!
そこで、何をしたらいい手相になるか知りたいでしょ?私がおすすめしているのが「ぞうきん絞り」です。要するに、手を捻る動きが手相で重要な横のシワを変化させます。試しにタオルを持ってしぼってみましょう。生命線や頭脳線がしっかり出ていることがわかりますよね。
最近では、あまりぞうきんを使って掃除をすることがなくなっているから、昔にくらべてどんどん手相が薄くなっていると私は思うのです。ぞうきんを使って掃除をすれば、手相も変わって、お部屋もきれいになって一石二鳥!だまされたと思って、今日からやってみて。
手のひらの線が濃いと、ぱっと手を見た時に、そこに意識がいきますよね。手相は意識しているとますます良くなるもの。たまには自分の手をじっくり見てあげて。仕事の合間にハンドクリームでマッサージをして、労ってあげるのもいいですね。
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