テラハ出演、女子プロレスラー木村花さん死去。昨年には女性ファン獲得への思い
動画配信サービスNetflixで公開中の恋愛リアリティーショー「テラスハウス TOKYO 2019-2020」に出演中の女子プロレスラー木村花さん(22)が23日、死去。木村さんの所属団体が発表しました。男性ファンが主流だった女子プロレスに、女性ファンを拡大しようと奮闘していた木村さん。昨年の取材では、自身のピンクの髪色について、「女性ファンを増やしやすい」と語っていました。
23日未明に更新された木村さんのinstagramには、猫と一緒に写った写真が投稿されていました。「愛してる。楽しく長生きしてね。ごめんね」との文章も。ストーリーに投稿された写真には「さようなら。」の文字も書かれていました。
昨年11月の記者会見では、木村さんは白いシャツにグレーのスカート姿で登場。「私は髪がピンクで、服もメイクも派手。男性ウケを一切無視したビジュアルをしていますが、女性からかわいいという声をいただいたり、メイクをまねしてもらったりしています。男性目線でなく女性目線で物事を考えているので、女性ファンを増やしやすいのかなと思っています」と、女性ファン獲得への思いを話していました。
木村さんの母親は元プロレスラーの木村響子さん。木村選手は2016年にプロレスデビューし、昨年4月からスターダムに入団。インスタグラムでは15万フォロワーを抱えます。現在配信中の「テラスハウス」で、知名度が高まっている最中でした。
テラスハウス出演については、「テラスハウスを見て試合に来た、という新規の女性ファンが増えてきました。日本では、この職業をしていると恋愛がおおっぴらにできないイメージがありますが、テラスハウスに出てファンの前でオープンに恋愛がしていければと思っています。そういう点でも、女性ファンの共感を得て、応援したいと思ってもらえたらうれしいです」と語っていました。