となりのセフレさん

セフレから本命に昇格できる?恋愛ブロガーやうゆさんに聞いてみた【第5話】

恋愛や結婚の形が変化してきている現在、セックスに対する考え方も多様化しています。そのせいか、「セフレ」という関係性を肯定的に捉える人が増えているように感じます。セフレとはセックスフレンドの略称で、恋愛感情なく身体の関係を持つ間柄のこと。都合のいい関係とも言えますが、セフレ相手に恋愛感情を持ってしまい、苦しみ悶える女子が少なからずいます。そこで今回、累計50人以上のセフレがいるという恋愛ブロガーのやうゆさんに、セフレから本命の彼女になれる可能性やセフレと本命の違いについて、お話を聞いてきました。

●となりのセフレさん

「セフレから本命昇格」はありえる?

――いきなりですが、一番気になる点を教えてください。「付き合う前にセックスすると、本命になれない問題」ってあると思うんです。やうゆさんのお考えは。

やうゆ: 付き合う前にセックスするかどうかと、彼女になるかどうかは全然関係ないですね。付き合うかどうかを決める要素は、相手に人間的な魅力があるかなので。お互いに人としての魅力を感じていれば、セックスから始まっても付き合うことはできると思いますよ。セックスはあくまで仲良くなるための手段であって、目的ではないですから。

――ただ、一般的に男性はセックスする前の方が女性に魅力を感じると言われているじゃないですか?先にセックスしちゃうと、男性から見て女性の魅力が薄れてしまいませんか?

やうゆ: 確かにセックスする前に、女性の魅力が割り増して見えるのは事実です。でも、本当に好きな相手であればセックスしただけで魅力が失われることなんてありません。もし、片思い中の男性と付き合う前にセックスをしてしまって、2人がセフレになってしまったとしたら、それはその女性の魅力がセックスに負けているということです。

――セフレから本命に昇格することはありえますか?

やうゆ: そもそも男から見て「本命に昇格した」っていう感覚はないと思いますよ。というのも、男は、女性を最初に見た時に恋愛対象かそうでないかを区分けするから。
セフレだった相手が彼氏になったケースというのは、最初からそのセフレのことを恋愛対象として見ていて、彼女枠に空きができたとか、彼女を作る気になったとか、そういうタイミングでステータスが変わったというだけなんじゃないですかね。
女性は関係性に白黒つけたがる人が多いけど、男は「恋愛対象だけど今はセフレ」みたいなグレーゾーンの感覚を持っている人が多いように感じます。

一方で、最初から恋愛対象に入ってない人・セックスしたことで魅力がなくなった人はどれだけ頑張っても本命昇格はありえないです。一度、自分が雑に扱ってしまった女性に対して、改めて丁寧に接しようと思うことはまずないですね。

――厳しいご意見……。男性にとって彼女とセフレはどう違うんでしょう?

やうゆ: セフレは都合のいいタイミングで会う、彼女はその人のために無理にでも時間を空けるという点で違うと思います。あとは、その女性に代替不可能な人間的魅力を感じるかどうかが違いだと思います。失いたくない、独り占めしたいと感じる女性は、彼女になって欲しいと思いますね。

セフレに悩む女性は、被害者意識が強い

――好きな人のセフレになってしまって悩んでいるという女性に対して、どう思いますか?

やうゆ: 頭が悪いと思いますね。そもそもそセフレって恋愛感情なしで身体の関係を持つ、お互いに都合のいい関係なはず。そこに色恋を持ち込むのは、おかしいと思います。

――相手のことが好きだからと、身体を許してしまう女性が間違っているんでしょうか?

やうゆ: まず、女性の好意を利用してセフレ関係を続ける男性はダメだと思います。女性の気持ちを利用して関係を維持するのはフェアではないですね。

一方で、セフレ沼にハマる女性は被害者意識が強い。セフレになることを選んだのは自分なのに、自分が辛いのを男のせいにしている。悩みの本当の原因は、恋人になれない自分の魅力不足、または、自分に魅力を理解できない相手を好きになってしまったというターゲット選定ミスですよね。
自分側に原因があるのに、辛いのを男のせいにしていては何も解決しないと思います。

●やうゆさん プロフィール
ブロガー/恋愛コラムニスト。非モテから這い上がり300人以上の女性と出会ってきた経験を元に、モテたい男性・愛されたい女性に向けた情報を発信している。
ブログ→http://www.yauyuism.com/
マッチングアプリの攻略サイト→https://lovefeed.jp/

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