となりのセフレさん

同時に5人と交際した女性「自分が惨めになることをされるのは嫌」【第2話】

恋愛や結婚の形が変化してきている現在、セックスに対する考え方も多様化しています。そのせいか、「セフレ」という関係性を持つ男女も増えてきているように感じます。 人はどんな心境でセフレという関係性に陥っていくのか、当事者への取材で考えていくテリングの特集「となりのセフレさん」。今回は、5人の男性と同時に付き合ったという経験がある女性Mさん(34歳)にお話を伺いました。セフレ沼に病まない気持ちの持ち方とは?

●となりのセフレさん 第2話

5人と同時に付き合っていました

ある時期、5人くらいと同時に付き合っていました。毎日違う男の人に会いに行く。仕事が忙しくて、夜も遅いことが多かったので、”シフト”を回すのも大変でしたね。複数人と付き合っていると言われて良い気持ちはしないと思うので、それぞれの男性に、他の男性の存在は話しませんでした。

もちろん、妊娠は絶対しないようにとか、病気をうつされないようにとか、そのあたりは気をつけていましたし、相手は選んでいました。万が一、子どもができたりしたら育てられないのはわかっていますし、あくまでもその時の一瞬を楽しみたい、という気持ちでした。

誰か1人だけを好きになることもあるんですが、それも2カ月くらいすると気持ちが冷めてしまうんです。
毎晩違う男の人だと、その人の良いところだけ見てればいい。日替わり定食みたいで飽きなくていいんですよ。

気づくと、毎晩違う人に会うルーティンができていました。
「毎晩誰かと一緒にいないと眠れない」とか「性欲を満たしたい」といった切羽詰まったモチベーションではなかったです。じゃあなぜかって?

疲れていてもお風呂に入るし、歯は磨くじゃないですか。
私にとって、「なんで毎日別の男の人に会いに行くの?」っていう質問は「歯磨き1日3回もするのはなぜ?」とほぼ同じ。
「習慣として、生活の一部に組み込まれているから」というのが答えなんです。

軽い扱いをされたら、許さない

今振り返ると、自分はいろんな男の人と会っている一方で、相手が他の女性の気配を匂わすことには明らかに嫌悪感を示していました。

あとは、終わってすぐ帰る男性はありえないですね。男性は行為直後にものすごく冷めてしまう動物だということはわかってますが、だからこそ、節度をもって接してほしい。人と関わるのであれば、最低限の礼儀は必要だと思います。

「この人、私のこと、二番手扱いしているな」というのを感じたら、もう二度と会いたくないと思いましたし、実際に会いませんでした。
自分が惨めになることはしたくないですから。

私は、一緒にいる時間が短くてもいいから、その時間を心から楽しめる人がいい。付き合う男性に対して「本命になってほしい」「自分だけを見てほしい」という願望はもともとありません。一人一人に求めるものは違うし、一人の男性を愛し添い遂げる覚悟も意欲もありません。一度結婚もしましたが、「長年一人の男性と深い関係を築きたい」という気持ちがないんだと思います。

自分がセフレ扱いされて悩んでいる人がいたら、ちゃんと「会っている時は、私のことを見て、大切にして!」と伝えたほうがいいのになと思います。それから、恋愛でも結婚でもセフレでも、相手に期待しすぎるのがこじれる原因だと思う。私の経験上、万が一セフレから恋人に昇格してもうまくいくことはないと思っているので、「恋人」や「結婚相手」になりたい方には、そのことを伝えたいです。

尾行されて全部バラされたことも

ちなみにですが、私は、その5人のうちの1人に尾行されて、他の男の存在を洗いざらい探られたことがあります。

彼は、怒りを私にだけぶつけてきましたが、人によっては会社や友人、親族などに突撃する人もいる可能性があります。相手を見る目がなかったな、と反省しました。社会的信用を失うリスクがあることは認識しておいた方がいいかもしれません。

また、もし、今セフレ扱いに悩んでいる人がいたら、それくらい徹底して相手を調べあげてみるのも一つの手段かもしれません。全てが明るみになったら、意外とスッキリして執着心がなくなるかもしれません。

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