PeLuLu×telling,

中東っぽいお買い物

Mami Yamadaさんのエッセイ「イランとヒジャブとわたし」から、今回は中東っぽいイランバーザールを紹介。”中東っぽい買い物”とバザールは切ってもきれません。大きさは様々、徒歩で数十分で回りきれるものもあれば数日かけても回りきれないような巨大なものまで! バーザールはみんなの生活に根ざした、小さなお店の集合体なのだそうです。

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 こんにちは、Mamiです。
 中東圏で観光を兼ねたお買い物をする場所は?
 その答えに、「バーザール」や「スーク」という単語を耳にすることも多いかもしれません。
 今日は、イランの「バーザール」= 市場を紹介します。

なんでも揃う!中東のバーザール

 イランにはたくさんのバーザールがあります。
 サイズは様々、徒歩で数十分で回りきれるものもあれば数日かけても回りきれないような巨大なものまで!
 お魚やお肉、季節の野菜などの日常的な食材はもちろん、イラン名産のナッツ類やドライフルーツのお店も多く並びます。

 食材だけではありません!
 服屋さんがあったり、食器・インテリアなどを取り扱うお店があったり。
 バーザールはみんなの生活に根ざした、小さなお店の集合体なのです。
 今回は、わたしの家の近くにある、比較的手頃なサイズのバーザールの様子を写真でおさめてみました。
 テヘラン北部にある「タジュリーシュ・バーザール」です。

 バーザールの入り口には大きなお野菜屋さんが!

 カラフルで盛り盛りに積まれた季節の野菜を購入できます。
 イランのカラッとした天気の元育ったお野菜は、いつもみずみずしくて美味しいんです。
 お野菜は、そのままのものもあれば、イラン式のお漬物にされたものもたくさん販売されています。

 小道を抜けると、ドライフルーツ屋さん。
 イランでは、ナッツ屋さんとドライフルーツ屋さんをよく見かけます。
 みんな、色々な種類のナッツやドライフルーツを味見しながら、購入するものをじっくり吟味。(ついつい、味見しすぎておなかいっぱいに!)

 バーザールは、場所によって様々な顔を持ちます。
 イランにはそれぞれ、観光地に大きめのバーザールが存在します。
 モスクや宮殿観光を終えたら、
 その街その街のバーザールで、中東らしい雰囲気を味わいつつ、お土産探しもいいかもしれません。

 今回はテヘラン北部、タジュリーシュバーザールを紹介しましたが、またいつか、他の地域のバーザールも写真で紹介します!

text:Mami Yamada

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