「リビング・モティーフ」の優秀ギアで、夏の思い出づくり
●PeLuLu×telling, 名品図鑑
アウトドアを楽しむためには、使い勝手のいい専用ギアが必要です。けれど、よほどのキャンプ愛好家でないかぎり、使うのはせいぜい年に数回程度。せっかくの素敵なアイテムも、物置きで埃をかぶっている……なんてハメに。そうならないためにも、日常で使えるサイズやデザインを基準にして選んでみましょう。
ハーブ香るオイルランプは、虫除け効果も。
周りを明るく照らしてくれるランプは、キャンプには欠かせないもの。それがオイルランプなら、さらに気分が盛り上がりますよね。『Rainbow Oil(レインボー・オイル)』は、国産のランプ専用オイル。高純度に精製されたオイルだから、正しい使い方の中では、煙やスス、匂いを発生させない頼もしいアイテムです。しかもブルーのボトルのオイルには、ユーカリやミントなどの天然ハーブ成分が配合されているから、虫除け効果もあり。アウトドアシーンではもちろん、夏のお家でも重宝します。
イメージ的にオイルランプは難しいと感じてしまうけど、使い方はいたってシンプル。オイルタンクにオイルを注ぎ入れて、キャップをしっかり閉めて火をつけるだけ。この『Rainbow Oil』のオイルは単体では引火しないので、万が一こぼしてしまっても安心です。キャンドル感覚で取り入れて、ゆらゆら揺れる炎を眺めてリラックスしてみて。もちろん、火の取り扱いには注意して楽しんでくださいね。
ヒューストン発、クラシックなグリル。
家族や友人など、人と集まる機会が増える夏。お家の庭先でBBQに没頭する人も多いのでは? そんなときに活躍するのが、使い勝手のいい小さめのグリル。そこでおすすめしたいのが、アルミメッキ鋼板で作られたクラシックな見た目のこちら。BBQが大好きなアメリカ人に愛され続ける『Old Smokey(オールドスモーキー)』のもので、1923年にアメリカはテキサス州・ヒューストンで生まれた超老舗ブランドです。アメリカデザインらしい無骨さと、親しみやすいかわいいフォルムに一瞬で心を奪われます。
蓋と底には空気調整用のダンパーがあるから、火力調整もしっかりできるのも高ポイント。またこの蓋のおかげで、燻製を楽しむこともできるんです。写真は一番小さいサイズで、高さ57㎝の4.4kg。少人数でわいわい楽しむなら、このくらいのサイズが一番です。
BBQのそばに、老舗薪ストーブブランドのツールを。
スウェーデン王室御用達ブランド『morso(モルソー)』は、160年以上も薪ストーブを作り続ける会社です。主力製品はもちろん薪ストーブですが、長年のノウハウを詰め込んだアクセサリーにも注目を。例えば、グローブなら薪をくべるときに火に近づいても大丈夫なように耐火性が高く、アウトドアでの火おこし時に大活躍。
無事に火がついたら、次は軽くて使いやすい『a+design』のキッチンツールの出番。ステンレスだから軽いうえに、食材を掴む、ひっくり返すなど、BBQに必要な工程も思いのまま。どこか凛々しさも感じるデザインも素敵です。
なかなか遠出できないという人は、今回ご紹介したアイテムを使って、お家の庭やルーフバルコニーで簡単にキャンプ気分を楽しんでみましょう。もちろん、思いっきりアウトドアを楽しみたいという本格派にも自信を持って推薦したい逸品ばかりです。
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リビング・モティーフ
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03-3587-2784
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photograph:Masahiro Arimoto
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styling:Yumika Asai
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text:Kisae Nomura