はじめましてのご挨拶 ー西郷理恵子のセキララ相談室 01ー
●西郷理恵子のセキララ相談室 01
telling,読者の皆さん、はじめまして。
恋愛・セックスカウンセラーの西郷理恵子です。
あなたはセックスしたいですか?
それには愛が必要ですか?
共感が必要ですか?
相手がイケメンあるいは美女ならいいですか?
若くて可愛ければいいですか?
付き合う約束がなくても、セックスしたいですか?
あなたはパートナーが欲しいですか?
パートナーとの関係にセックスは必要ですか?
関係を維持するためには結婚が必要ですか?
あなたは結婚したいですか?
なぜ結婚したいですか?
それには愛が必要ですか?
セックスが必要ですか?
お金があればいいですか?
結婚したら、他の異性には一切目が行かなくなりますか?
配偶者以外とセックスができなくてもいいですか?
結婚しても、恋愛したいと思いますか?
たくさんの人と、恋愛できたらいいと思いますか?
あなたは子どもが欲しいですか?
それには結婚が必要ですか?
結婚しなくても恋人やパートナーが必要ですか?
彼氏や彼女は要らないけれど、子どもだけ欲しいと思うことはありますか?
答えは、おそらく人それぞれあるでしょう。
しかし、これらは、一昔前には、多くの人にとっては、あまり考える必要がなかった悩みです。現在は、「男性の草食化」、晩婚化、非婚化、少子化が進み、婚活、妊活などが大きなブームにもなりました。結婚相談所は増え、マッチング・アプリも急増しましたが、恋人がいる人の割合も婚姻件数も減少しています。その原因として、産業構造や労働環境などの社会変化に伴い、男女の交際やセックスの価値観が混迷し、結婚の意味も変化してきたことが大きいと思います。
恋愛、結婚、セックスのルールが新旧入り乱れた状態の中、人生のパートナーとの絆を築いていくか、今一度、根本から考え直さざるをえません。
私は、これまでインターネットや電話相談を中心に、恋愛、結婚、セックス、婚活、不倫、性癖に関する悩みへのアドバイスをし、この12年あまりで20代~50代を中心とした男女の5000件を超える相談を受けてきました。
その中には、自分が望む恋愛や幸せをつかむチャンスを逃してしまった人、本心とは違った行動を取ってしまい迷っている人、世間からのプレッシャーや古い固定観念に翻弄されて、自分が本当に望むことができなくなっている人、他に選択肢がないかのように自分を追い込んでしまった人など、身につまされる相談がたくさんありました。
私自身、性に関して、幼少期より、好奇心と羞恥心と罪悪感が、入り混じった悩みが尽きませんでした。苦い恋愛、結婚、離婚も経験しました。LGBTや、自由で多様な価値観を持つ友人たちとの出会いがもとで、セックスや浮気、嫉妬、依存、パートナーシップについて、突き詰めて考察するカウンセラーになりました。
私自身の勝手な思い込みや狭い視野で考えるのではなく、科学的、生物学的なことに触れながら、前向きにアドバイスしていきたいと思います。