ホラン千秋さん、4月から日本の魅力をラジオで発信 続く外出自粛に「“行きたいところ貯金”を増やして」

報道番組「Nスタ」(TBS系)のキャスターを務める一方、タレントや女優としても活躍するホラン千秋さんは、今春からTOKYO FMのラジオ「Drive Discovery PRESS」(日曜正午~12時25分)のパーソナリティーも。ラジオを通して伝えたいことや、コロナ下の暮らしなどについてお話を聞きました。

同じラジオ局で再び番組 「ホームに戻ってきた感じ」

――ラジオのオファーがあったときは、どのように感じられましたか。

ホラン千秋さん(以下、ホラン): またTOKYO FMに帰ってこられたことがとても嬉しかったです! 私は2017年の春まで「COUNTDOWN JAPAN」に出演していました。TOKYO FMのパーソナリティーといえば、「スペイン坂スタジオから全国ネットでお届けしています」というフレーズ。この一言をいつか口にしてみたいと、小さい頃から憧れていたんです。実際にスペイン坂スタジオでこのセリフを言えた時は感動しましたね。

今回は当時、お世話になったスタッフさんもいらっしゃるのでホームに戻ってきた感じがします。

――「Drive Discovery PRESS」は、国内各地の食べ物や場所にスポットを当て、日本の魅力を再発見していく番組です。

ホラン: この番組は全国ネット。リスナーの方が住んでいたり、好きだったりする地域も話題に上ることがあると思います。新型コロナウイルスの流行が落ち着いたら遊びに出かけたくなる場所や、食べに訪れたくなるお店や名物を紹介できていたら嬉しいですね。王道もいいですが、知る人ぞ知る情報やその土地の魅力を、実際に行った際に参考にしていただければ、と思っています。

外出自粛は続いていますが、ラジオを聴いて、“行きたいところ貯金”はできます。

これまでは「せっかくの休みだから、海外」だったけど…

――番組が始まったのが4月。印象に残っているゲストやエピソードはありますか。

ホラン: ゲストに来られた灯台マニアの不動まゆうさんには、全国各地の魅力的な灯台や光を遠くまで届けるレンズの役割、灯台を擬人化して楽しむ方法を教えてもらいました。無機質な灯台という建築物を、心の通った存在として見られるようになり、興味深かったです。四国水族館の職員で、水族館の立ち上げを請け負う下村実さんの「本当だったら“水族館”がなくても身近なところで生き物と触れ合える環境があり、共存できるのが一番素晴らしいこと」という言葉も印象に残っています。

サバンナ高橋茂雄さんのサウナの回も面白かったです。各地のおすすめサウナも教えてもらったんですが、サウナに対する高橋さんの情熱と、それに付随するエピソードに大爆笑。高橋さんご自身も「東京から1時間半ぐらいにある空き家を買い、その庭にサウナを作る計画を練っている」そうで。その後が気になり、高橋さんのYouTubeで、物件を探す様子を思わず見ちゃいました(笑)。

――コロナの収束が見えない中、気軽に海外に行けない状況が続いています。

ホラン: 「せっかくの休みは、海外」という気持ちがあった人は多いと思うんです。けれど、日本国内にも素晴らしい場所やおいしいモノがたくさんありますよね。海外旅行や、長距離の国内旅行は物理的に制限されてしまったけれど、だからこそ身近な場所に目を向けたい。灯台下暗しで、まだ見つかっていなかった日本の魅力をこの番組で発信して、ぜひ「休みは日本国内!」になったら嬉しいなと。私自身、たくさんの発見や気づきがあって、とても楽しいです。

ハマった物件探し、さらに見るようになった韓流ドラマ

――コロナ下でハマったものはありますか?

ホラン: 物件探しです(笑)。今すぐ購入しようと思っているわけではないのですが、私にとって家は最大の安息の地。物件サイトを見ながら内装やインテリアの配置を想像して、この家に住んだらどんな暮らしになるのか、と妄想して楽しんでます。手が届かない数十億みたいな物件は見ているだけで楽しいですし、リノベーション物件もアイディアが満載でワクワクします。物件好きな友人と、立地や内装と価格から築年数を当てるクイズを出し合うのも好きです。

大好きな韓流ドラマを見る時間もさらに長くなりました。最近は「コッパダン~恋する仲人~」というラブコメ時代劇を見終わったところ。キュンキュンが詰まっていました!マフィアの顧問の韓国系イタリア人の弁護士が主人公の「ヴィンチェンツォ」も面白かったですね。生きる意味を考えさせられる「まぶしくて―私たちの輝く時間―」も胸に刺さりました。
こんな状況なので、よりハッピーエンドを求めているかも。明るい気持ちになりたいですから。でも一番好きな瞬間は、ラブロマンスですれ違っていた男女が結ばれる時。1人で「クーッ!」とテレビの前でガッツポーズしています(笑)。

もともと休みの日でも家でゆっくりしていたいタイプなので、家庭菜園も自炊も昔から好きですし大きな変化はないですね。育てているのはハーブが多いかな。たくさんできたらお裾分けしたり、種を分けあったりしています。

ラジオの特性を大事に、日本の魅力を発信!

――改めてラジオへの意気込みを教えてください。

ホラン: ラジオはテレビと違って、発信側と受け取り側の距離が近いと感じています。話す側もアットホームな雰囲気になって、つい本音が出る。ゲストの方が個人的に思い入れがあったり、魅力を感じていたりする情報を発信しているのでテーマによってはすごくマニアックなことも。皆さん情熱が溢れ出ているので。私も一緒に日本全国の色々な場所やモノの話を、ラジオの特性を大事にしてお伝えしたい。みなさんの心に届く番組を目指しています。

“聴くフリーペーパー”がキャッチコピーの番組なので、放送と連動して番組ホームページも情報誌のようにかなり充実した内容になっています。Drive Discovery PRESS(DDプレス)編集部が毎週アップデートしているSpotifyプレイリストもあるので、放送時間以外もリスナーのみなさんの日常の彩りになれば嬉しいです。

●ホラン千秋(ほらん・ちあき)さんのプロフィール
1988年、東京都生まれ。父はアイルランド人、母は日本人。幼少期からモデルを始め、青山学院大学文学部英米文学科卒業。2017年4月からはTBS系報道番組「Nスタ」(月~金曜)のキャスターを務める。バラエティー番組やドラマなどにも出演し、日刊紙に書評も執筆。

ハイボールと阪神タイガースを愛するアラフォーおひとりさま。神戸で生まれ育ち、学生時代は高知、千葉、名古屋と国内を転々……。雑誌で週刊朝日とAERA、新聞では文化部と社会部などを経験し、現在telling,編集部。20年以上の1人暮らしを経て、そろそろ限界を感じています。
1989年東京生まれ、神奈川育ち。写真学校卒業後、出版社カメラマンとして勤務。現在フリーランス。