K-beauty08

韓国ブランド「Laka/ラカ」のソウルヴィーガンリップ。ジェンダーニュートラルな商品の使用感を紹介

男女関係なくメイクを提案し注目を集めている「Laka」。日本でも人気を博しているLakaの新作リップを、韓国トレンドに詳しい韓国ありぽんさんが紹介します。

性別関係なくメイクを提案するLaka

今回は、発売前からビジュアルの可愛さが話題になり、5月10日に発売されて以降、瞬く間に人気となった「Laka(ラカ)」の新作ヴィーガンリップバームをご紹介します。

Laka Soul Vegan Lip Balm ¥1,540 (Qoo10公式価格)

Lakaは「ジェンダーニュートラルビューティ」をコンセプトにした化粧品ブランド。性別関係なく、どんな人でも好みや感情に合わせて自由に選択し、日常的に自然体でメイクを楽しめることを掲げています。

「メイクは女性がするもの」という固定概念を破り、性別問わずメイクアップしたルックを提案。2018年、韓国で発売した直後には大きな話題になりました。男性用、女性用と区別することなくメイクしたモデルが登場するLakaのルックビデオは、1週間で計70万回以上再生されるほど注目されました。

今でこそ、日本でもメンズコスメなどが話題になっていますが、まだまだ認知度は低いのが現状。男性がメイクする文化は若者を中心にできつつあるものの、「女性向けに開発された既存の商品から試行錯誤して探し当てる」といった傾向が高いように思えます。2018年の発売当初から「性別関係なくメイクを自由に選択できる時代が来た」と断言し、ジェンダーレスな発展を続けてきたLakaは革新的と言えるでしょう。

Laka Soul Vegan Lip Balm

今回の新作ヴィーガンリップバームもそのコンセプト通りのアイテム。

Laka Soul Vegan Lip Balm ¥1,540 (Qoo10公式価格)


女性はもちろん、アイドルのように頻繁にメイクするわけではない“一般の男性”が日常で使えるようなカラー。血色感をナチュラルにプラスしてくれるカラーバリエーション処方なんです。

カラーバリエーションは全部で4色。

左から、#Berry #Rosy #Mauve #Clear 。

シアーで陶器のような曲線的なパッケージも魅力的。他にはない独創的なデザインもLakaらしい。

#Clear

色がつかないクリアリップです。
マットリップのベースとして使うと、しっかり保湿ができるのでおすすめ。バームならではのジュワッと溶けるようなテクスチャーですが、ベタベタしないのが嬉しい。ラメは入っていないので“わざとらしさ”がなく、自然なツヤ感で健康的な唇を演出できます。匂いはなく、塗るとほのかに柑橘系の美味しい味がします。

#Mauve

これは特に男性におすすめしたいカラー。私の友人も実際に使用しています。
公式ではパープルとピンクを混ぜたような落ち着いた色合いのように紹介されていますが、個人的には「地の唇の色味と近い人も多いのでは?」と思っています。塗ってみると、色が強く着くというよりは、シアーで薄づき。血色感をプラスできるイメージです。忙しい時に鏡を見ずに塗ることができて、重宝しています。

#Rosy

#Moveよりもオレンジ味が少し強めなので、より血色感が出るカラー。
こちらの方がひと塗りでしっかりと発色します。顔色を良くしたいとか、オレンジメイクが好きな方におすすめです。
夕方「ちょっとティントが落ちて来たかな」というタイミングで重ね塗りしたい時や、化粧直しする時間がない時、味方になってくれるアイテム。「何もしなくても唇がもともと綺麗な人」のように演出してくれるので、すっぴん風メイクにももってこいです。

#Berry

一番赤みが強く、しっかり目に発色してくれるのが#Berry。
ラメは入っていないので“やりすぎてる感”はなく、自然にツヤ感を出してくれます。抜け感のあるシアーな仕上がりが、すごく気に入っています。これを何度か重ねて、口紅の代わりにすることも。
唇が乾燥しやすい私ですが、個人的には潤いが持続してくれる感じがしていて、そこもうれしいポイントです。

4色を比較するとこんな感じ。

植物性原料を使用 梱包もサステナブル

全カラーで、ひまわりの種オイル、シアバター、スイートアーモンドオイル、ピマジャシオイルなど植物性の原料を使用。保湿はもちろん、刺激が少ない処方です。
カラーによってスケールの葉や桑の木の根、野生イチゴといった植物の抽出物を配合しているので、唇が荒れやすい私も安心して使えています。

驚いたのが、ビニールなどのプラスチックを使っていないのに、ブランドイメージに合う素敵な梱包で届いたこと。

開封する時のワクワク感はそのままに、環境に配慮したエコ梱包材を使っていることに感動しました。
リップバームが入っている箱も、持続可能な森林管理の中でつくられたことを表す「FSC認証」の木材を使用しているそう。

素材の背景までこだわって“ものづくり”をするサステナブルな視点や、100%ヴィーガン処方で環境に配慮している点など、商品をつくる過程にも配慮が行き届いているように感じます。「これからの時代に合ったブランドだな」と、ますますファンになりました。

これからのLakaのラインナップにも期待大です!

次回もお楽しみに

いかがでしたでしょうか。
商品そのもののクオリティーはもちろん、新作の発売と共に公開された”Set Free the Soul”(保湿以上の解放感)というテーマのビジュアルも本当に素敵なので、ぜひ公式インスタグラムなどチェックしてみてください。

株式会社Coogee CKO / Freelance D2C director 高校時代に東方神起の虜になり大学在学中、韓国へ短期留学に。初めての一人暮らしをソウルで経験する。 7年間のアパレルメーカー勤務を経て、独立。 現在はChief Korea Officerとして、AbemaTV出演や、韓国を軸としたアパレルD2C事業等を手掛ける。 韓国コスメに出会い肌質が変化したことから韓国コスメにハマり、PR案件なし・実体験のみのInstagram投稿が話題に。愛称は、ありぽんさん。
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