はじめてのホストクラブ体験記05 「目の前で困ってる人を助けられない無力さよ…」
これが「少女漫画の世界」か!
登場したのは、ハンス・アクセル・フォン・フェルセンのお二人。
ハンス・アクセル・フォン・フェルセンについては前回の記事をご覧ください
二階堂司さんと縁(えにし)さん。
これが事件の始まりでした。
伊藤記者の近くに座った二階堂氏、距離がとにかく近い。そして、伊藤記者がすごく困っている。結果、どんどん写真を撮影する余裕がなくなっていきます。
にも関わらず、何もできない無力な私。ごめん、でも、私、二階堂さん側の席じゃなくて本当によかった。伊藤記者が苦しんでいるのが伝わってきているのだけど、私が何か助け舟を出して、状況が好転するイメージが1mmもわかない。
「ごめん!ごめん!」とひたすら心の中で叫び続ける私。
いや、終盤はむしろ、申し訳ない気持ちに苛まれて、実際口に出して謝罪してました。
「取材でこんなに汗をかいたのは甲子園ぶりである」とは伊藤記者の談。
ですよね。冷や汗とまらないほど、パニックでしたよね。助けるだけのコミュニケーション能力なくて本当にごめんなさい……。
目の前に繰り広げられる「少女漫画の世界」に対する、嫌悪感……ではないけど。この「ひゃあ無理!!」という感じはなんなのでしょう。これが仕事でなかったら、「もう帰りますー!」と絶叫しながら、とるものもとりあえず歌舞伎町の街を猛ダッシュで家に向かって走っていたことでしょう。
ちなみに、二階堂さんは誰に対してもこんな態度だそう。「嫌がられること、ないんですか?」の問に対して、「自分が一番だと思っているので、相手にハマらなくても基本落ち込むことはないですねー」とのこと。鋼のメンタル。その精神、見習いたいです。
サッカー部キャプテンとテニス部エース、夢の共演
ちなみに、こちらのお店の代表が先日取材させていただいた寿司職人のSHUNさん。
寿司職人姿とのギャップが、本当にすごい。「全然違いますね!」と3回叫んでしまうくらい。
寿司屋とセットで行くの、おすすめです。本当に全く印象が違くて、その対比がめちゃくちゃ魅力なので。生で違いを実感して欲しい……!
こちらが2回り目についてくれた2ショット。
「サッカー部キャプテンとテニス部エースの前で、帰宅部の私達が平常心でいられるわけがない!」とは伊藤記者の談。ほんと、眩しすぎて直視できませんでした。
冷や汗をかきすぎたせいか、喉が乾いて私はこのお店でお酒は1滴も飲まず、水を2リットル飲みました。(ちなみに、水は飲み放題のセットに入っています)。
ここも2ターンで取材バージョンの「初回」は終了。
3軒目に移動します。
正統派ホストクラブの後に待っていたのは、「え?ここ、ホストクラブ?」と想像もつかないようなお店でした。
●店舗情報
店舗名 Smappa! Hans Axel Vom Felsen
初回システム 2時間 ¥3,000(飲み放題)
【ドリンク内容】
焼酎、芋焼酎、麦焼酎
赤ワイン、白ワイン
緑茶、烏龍茶、ジャスミン茶、麦茶
「モデル系男子」を集めたホストクラブは客層も若め?
3軒目は、また1軒目とも2軒目とも違う雰囲気。
案内してくれた大崎副社長いわく「みんな高身長でモデルっぽい子が多いですよ」とのこと。
お店に入ってみると、実際めちゃくちゃ背の高いかっこいいお兄さん達がたくさん!!ホストというよりは、EXILEとか韓流スターとかにいそうな感じでした。すっごくオシャレな大学の先輩というイメージ。スーツ姿のホストは見かけません。みんな洋服がカジュアルです。
入店したタイミングでちょうどシャンパンコールを入れていてたお客さんがいらっしゃったので生で見せていただきました。
店中のホストに囲まれて、大きな声でコールを受けて、お値段は6万円……。うん、思ったよりは高くない……かな。
ちなみに、こちらのお店にいる女性は、みなさん見た目20代前半くらい?に見えます。大学生みたいな子達がシャンパンを入れるのかな?と思うと、「そのお金、どこから出てきたんだろう?」と想像し、正直ちょっとだけ複雑な心境に。
仲良し男子の会話に萌え
今回ついてくれたのは、このお二人。服装も今までの店舗とだいぶ印象が違います。
終始、このお二人が仲がいいというトーク。一緒に旅行に行くというお話を聞きました。男子同士の関係性に萌える性質の私は、「いいねえいいねえ」と思いながら聞いていました。
「洋服にガムテープついてるよ?」という、ファッションセンスゼロの指摘にも「穴があいちゃってて……」と明るくボケて返してくれる心遣いがありがたかったです。
●店舗情報
店舗名 APiTS
初回システム 60分 2,000円(飲み放題)
【ドリンク内容】
・アルコールドリンク
鏡月、麦焼酎、芋焼酎、ワイン赤白
・ソフトドリンク
緑茶、ウーロン茶、麦茶、ジャスミン茶
・チャームサービスあり
●編集後記
ここで、本日のホストクラブ「初回」の体験版が終了です。
とにかく、疲れた……。でも、このもやもやした気持ちを昇華したい……。伊藤記者と私は、夜の新宿を歩き回りながら反省会をしたのでした。次回は、最終回。反省会で考えたことをお伝えします。
(次回もお楽しみに!)
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- はじめてのホストクラブ体験記【01】ホストにハマりそうな女=私が取材に至るまで
- はじめてのホストクラブ体験記【02】「ホストクラブの基礎知識」
- はじめてのホストクラブ体験記【03】 「ホストクラブとラーメン屋は似てる……?」
- はじめてのホストクラブ体験記【04】「ホストクラブは”少女漫画体験”をする場所」
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