はじめてのホストクラブ体験記03 「ホストクラブとラーメン屋は似てる……?」
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さっそく1店舗目に潜入!
1軒目にお邪魔したのは、「CLUB OPUST(クラブオーパスト)」
「若くてカジュアルな感じのお店」と紹介してくれたのは、今回案内をしてくれた大崎さん。
元ホストで、今はホスト事業部を取り仕切るSmappa!グループの副社長さんです。(こちらの背景は違うお店のものです)
1店舗目の外観がこちら。ここの地下にお店があります。
何故か髪の毛を振り乱す私。
この階段はそのお店の人気ホストが、ランキング順に並んでいて、「うわー!ドラマみたい!!」と思わず声が出ます。
ホストクラブってリュックサックを背負って入っていい場所なのだろうか……。
中に入っても、「THEホストクラブ!!!!」というイメージではありません。
こんな内装で、ジャカジャカ洋楽がかかっています。「CLUB OPUST」の名前の通り、六本木の片隅にあるクラブ(音楽がかかっている方の)という印象のお店。
入店するとマイクでお店中に告知されます。
「お客さま来店されました〜」
ひえー!やめて!みんなこっち見ないで!!目立ちたくない!怖い!
なんだか、謝罪会見の席でフラッシュを焚かれているような気持ちになりながら(自意識過剰)ソファ席へ案内されます。
ラーメン屋のノリで、好みのタイプをオーダー
席につくと指名係が飲み物のオーダーをとりにきます。
「ストレートティ」はお砂糖が入っているものでした。
飲み物は、アルコール入りでもノンアルでもOK!
私はお酒は好きな方ですが、この日は取材中ということで「ジンロの紅茶割り(お酒薄め)」を、伊藤記者はノンアルコールで烏龍茶をオーダーしました。
次に、システムの説明があり、その後好みのタイプの聴取をしてくれます。
(※システムにについては、前回の記事を参照してください!)
好みのタイプと訊かれても困ってしまうのですが、こういう時ははっきりきっぱり言ったほうがいいのかなぁ……と。
・めっちゃ頭良くて
・塩顔で
・Sっ気が強い人
こんな要望を出してみました。
こんな「麺かため、あぶら多め」とラーメンを注文するみたいなノリで、好みの男が出てくるなら苦労しませんよね……こちとら婚活の時に何十人と男性と出会っても、結婚できなかった女ですから(私が選ばれなかったという問題は、いったん横に置いておこう)。
伊藤記者は「とにかく話が面白い人」とオーダー。伊藤記者自身が相当面白いので、そんな彼女を面白いと感じさせられる男なんているんでしょうか……?
疑心暗鬼な気持ちのまま、ホストが来るのを待ちます。
本当に好みの男子現る!
で、登場したのは、高身長かつイケメンな2人の男子。
「う、うっわー!ほんとに塩顔男子来た!めっちゃかっこいい」(心の声)
鼻息を荒げながら狂喜乱舞したい衝動に駆られる私。
ただ、実際に私がとった行動は、そんな欲望とは対称的でした。
イケメンすぎて直視できない。言葉を発するのにも声が上ずる。あれ、なんかすごい汗かいてきた。
とにかくなんか、私、今、冷静じゃない……
「あれ?緊張してる?」
イケメンの指摘に、我にかえる。え、私緊張しているのかな?なんで?イケメンって目の前にすると緊張するんだ……。
名刺を差し出され、汗をかきながら上ずった声で、たどたどしい会話を開始。
取材なので「どんなお客さんが多いのか」「どうしてホストになったのか」「どんなホストを目指しているのか」などの、インタビュー的質問で時が過ぎる。
「今は仕事」という大義名分がなければ、ここに座っていられないような気持ちになる。
いや、別に「嫌な気持ち」という訳ではないんだけど、正直ものすごく居心地が悪い。なんで?私35歳にもなって、結婚もしたことあって、男の人が苦手ってこともないでしょうに……。
この居心地の悪さは一体なんなんだ……。
「これ、自分で巻いてるの?」と髪の毛を触られた日には、「イヤ、ビヨウインデ、パーマヲ、アテテモラッテイマス……」と謎の宇宙人口調で応ずる私。
10分が経過する頃に、指名係がホストに声掛け。終わりの乾杯をして、次のホストさんがつきます。
はあ、やっと緊張感から開放された……と思ったのもつかの間、この店のNo.1ホストが登場しました。
●編集後記
次回、NO.1ホストが語る、ホストクラブの楽しみ方に「なるほど」と膝を打ちます。でも、緊張感と冷や汗は止まることがありませんでした。
(次回もお楽しみに!)