はじめてのホストクラブ体験記04「ホストクラブは”少女漫画体験”をする場所」
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No.1ホストが語る、ホストクラブの楽しさとは?
初回接客の2ターン目。また、2人のホストが現れました。うち1人は、お店のNo.1とのこと。
No.1かつ代表の青山礼満さん(顔が光で飛んでいてごめんなさい…)
こちらの青山礼満さん。このお店のNo.1。
うーん、ごめんなさい!正直顔がめちゃくちゃイケメンかと言うと、ぶっちゃけそういう感じではありませんでした。正統派のモテ顔ではないと思います(失礼)。
でも、とにかく盛り上げようと、楽しませようとしてくれます。緊張気味の私を「コール」で飲ませます。
全然飲みたくないのに、断れずに飲む私。楽しくない……仕事じゃないなら帰りたい……。
そこで、現状全然ホストクラブを楽しめてない私達は、No.1に質問しました。「ホストクラブの楽しさってなんだと思いますか?」
「ホストクラブは、少女漫画の中みたいな瞬間を体験できる場所なんです。……って、僕まだその瞬間を演出してませんけどね!指名してくれたら、提供します!」
ふむ……なるほど。
確かに少女漫画の中みたいな瞬間って、現実世界ではなかなか起きないからなぁ。ちょっとわかるけど、まだその瞬間を感じてないから、ホストクラブの楽しさがわからない……。
ただ、これが次のお店への布石になっているとは……Smappa!Groupのホストさん同士に、よしもと芸人並みの集団芸を感じました。
LINEの交換までがホストクラブです
と、ここで時間終了。
指名係がやってきて、「送り指名」のホストを選ぶ時間です。
私は終始全然喋れなかったけど、圧倒的に顔が好みだった颯(かける)さんを選びました。
あれ、私、自分のこと絶対面食いじゃないと思ってたのに、おかしいな……。
最後にソファで少しお話して、出口まで送ってもらいます。
最後にLINEを交換して「うわ、これ絶対営業される!怖い!」って口にしたら、「ハマる素質あるね〜」と店長に言われる私。
友達の「絶対ホストにハマりそう」という見立て、間違ってなかった模様です。
緊張で冷や汗をかきながら、なんとか1軒目を終えた私達。
2軒目で、さらなる震えと汗に襲われることになるとは、この時点では知る由もありませんでした。
●店舗情報
店舗名 CLUB OPUST
初回システム 60分 2,000円(飲み放題)
チャームサービス →生チョコレート
【ドリンク内容】
→赤白ワイン
→焼酎3種類
→ソフトドリンク各種
2店舗目は王道ホストクラブ
2件目は「スマッパ・ハンス・アクセル・フォン・フェルセン」。
ヴェルサイユ宮殿をモチーフにした店内は、「これこそ夜の世界!」という、きらびやかなホストクラブの世界。
テレビ東京の深夜ドラマでよく見るお水の世界です
こちらの記事にも登場しているホストクラブです。(https://telling.asahi.com/article/12407815)
店名のハンス・アクセル・フォン・フェルセンというのは、マリー・アントワネットの愛人だった伯爵の名前だそう。すごい世界観!
こちらでは、「男本(おとこぼん)」と呼ばれるホストクラブのメニューを元にホストをあててもらうことに。
こちらをご案内してくれた店長の鳳堂さんと「男本」
早速渡された男本のページをめくり始める伊藤記者と私。最初から最後まで一通り見て、最後から最初のページに戻り……を5回ほど繰り返したところで、見かねた店長さんが「あ、見た目で決めるの難しかったら、なんか、言葉で教えてもらっても大丈夫ですよ」と助言をくれました。
そう、見た目で「この人がいい!」と選ぶのって、意外と難しいんですよね。なんか、写真もきらびやかすぎるし。
「男を見た目で選ぶ」という行為に慣れてなさすぎて、何を判断基準にしたらいいのかさっぱりわからない。
というわけで。
伊藤記者は一貫して「話が面白い男性、売れっ子」という指名。
私は「一番新人の人とお話してみたいです」という、「ちょっと変化球投げてやったぜ」感満載のオーダーをしてみました。
●編集後記
胸キュンする余裕もなく、終始あたふたする私達は、本当にホストクラブに向いていません。次回、実際に「少女漫画の世界」が目の前で繰り広げられます。