私の「髪コンプレックス」を劇的に変えた「髪の毛の病院」との出会い
●編集部コラム
髪を切った。変わりたかったのは外見? それとも内面?
寒かった2月が終わり、3月になったら気候も良くなり、外に出たくなってきました。そこで心機一転、ヘアサロンにいって髪をカットすることに。
ヘアサロンといえば、前回の編集部コラムで紹介しましたが、1年ほど前に友人から紹介してもらったお店に通っています。友人がわたしにそのお店を紹介してくれた理由は、ズバリ髪が傷んでいるから。
「髪の毛の病院といって、傷んだ髪を根本から直してくれるんだよ。髪の毛の印象が変わったら全体の印象も変わるんじゃない?」ということで、紹介されたヘアサロンに通い始めました。
「美容院」ではなく「髪の病院」?
紹介してもらったのは、「髪の毛の病院 SUR(シュール)」というお店。
「髪の毛の病院って、変わった名前だなと思って、初めて来店したときにオーナーの菊池幸宏さんにお店の名前について聞いてみました。
「手足を骨折したら病院に通って治しますよね。それと一緒で、うちもまず髪の毛の痛みを直すところから始めるんです。だいたいうちに来る人は人からの紹介で、髪の毛が広がる、髪が細くてボリュームがでない、コシがないなど、髪になんらかの問題を抱えた人が来る。傷んだ髪を健康に戻すから、『病院』って名前にしたんです」(菊池さん)
たとえば、本来ならストレートな髪なのに、パーマやドライヤーの熱、シャンプーなどによって髪がダメージを受けることで髪の癖が出やすくなってしまい、髪全体が広がってしまいます。それで、癖を矯正するために縮毛矯正をかけ続けなくちゃいけなくなるという負のスパイラルに突入!
まさに、それはここ数年の私でした。
大学生くらいのときに縮毛矯正をかけて以来、ストレートの髪を保つためにかけ続けてきました。縮毛矯正で髪が傷むことは知っていたものの、結果としてやめられず。
「髪の毛の病院」でヘッドスパをしてもらい、さらに自宅でできる頭のマッサージ法を教えてもらい実行することで、次第に私の髪は健康な状態になっていき、見た目もつやが出て、サラサラになりました。あれから1年間、縮毛矯正をしてないけど、髪の毛が広がることはありません。湿気が多くて髪が広がりがちな梅雨の時期も、縮毛矯正をかけなくてよかったのは、とっても助かりました!
硬くて太い髪の毛、見方を変えたら?
もう1つ変わったことは、カラーリングで明るい色が出せるようになったこと。
私の髪質は、硬くて黒くてカラーリングがうまくいかない、美容師泣かせの黒髪。いろんなヘアサロンに行って明るい髪の色をお願いしても、仕上がりはいつもダークブラウン。
それは、最初に「SUR」でカラーリングをしてもらったときも同じでした。でも、徐々に希望したような明るい色が出るようになってきました。
「元々の髪質もあって明るくしづらいというのもあったけど、髪のダメージがなおってきたから希望の色を出せるようになりました」(菊池さん)。
髪の色が明るくなり、縮毛矯正をかけなくてよくなった。
それだけのことだけど、私からしたらけっこう大きなこと。なぜならずっと髪のことでコンプレックスを抱えていたから。
ヘアサロンに行くたびに「髪の毛に癖があるから、望むような髪型は難しいかもしれませんね」「思ったよりも色が入りにくいですね」「短くすると髪の毛が広がっちゃいますよ」。
これまでずっと美容師さんに言われてきた数々のことが、心のどこかでひっかかっていたんだなと、気づきました。
ちなみに、菊池さんはカラーリングで色が入りにくいことに対して「髪の色が染まりにくいってことは、それだけ髪質がしっかりしているってことなんだから、いいことだよ」とプラスの面を伝えてくれました。
コンプレックスだった髪の毛の質や色について、プラスの面を伝えてくれる美容師さんっていいかも。もっといえば、自分でコンプレックスと思っているところでも見方を変えればプラスの面もある。ちょっと自分の髪に自信が持てるようになりました。
髪型とともに髪の健康にも目を向けてみる
せっかくなので、1年前の私と比べてどう変わったのか、菊池さんに聞いてみました。
「1年前の印象?うーん。暗い(笑)。髪の毛がかなり傷んでいたし、色も暗かったから全体的に重い印象でしたよね。今は、髪の毛につやが出て、色も明るくなったから、それだけで顔全体の印象は明るくなったと思いますよ」とのこと。
ついついヘアサロンに行くとなると、「どんな髪型にしようかな」ということばかり考えてしまいがちだけど、つやがあるか、髪が傷んでいないかなど、髪の毛の健康について考えることも大事なんですね。
これからヘアサロンに行く人は、髪の健康について担当の美容師さんに相談してみるといいかもしれません。
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