「ノートに書くことで夢が叶う」YouTuber兼デザイナ― のがさんが教えてくれた、朝の習慣を続ける秘訣とは

「【毎日2分】30日で腹筋を割る」動画が人気のYouTuber兼現役デザイナ―の のがさん(25歳)。動画の再生回数1100万回を超えるほどの人気ぶりですが、実はYouTuberとしての活動を始めたのは、子どものころから書き続けてきたノートの存在が大きかったといいます。著書『夢を叶えるマイノートのつくり方』についても伺いました。

「【毎日2分】30日で腹筋を割る」動画がYouTube1100万回再生

――現在、YouTuber兼現役デザイナーとして活躍していますが、どのような流れでYouTubeを始めたんですか?

のがさん(以下、のが): もともとフリーでデザイナーをしていたのですが、活動するなかで、デザインだけじゃなく自分発信で何かしたいなと思ったんです。その候補の1つにYouTubeがあって、やってみたら楽しかったので続いています。熟考して行動するというよりも興味があるものは手を出してみる、くらいの感じです。

――「【毎日2分】30日で腹筋を割る」の動画が1100万回以上再生されるなど人気ですが、腹筋動画を撮ろうと思った理由を教えてください。

のが: 最初は、2019年1月にチャレンジ系YouTuberとして、スノボを10時間やったらどれくらい滑れるようになるか、イラスト20時間でどれくらいうまくなるか、腹筋、瞑想、脚やせ、ヒップアップなどに挑戦しました。腹筋動画は、そのチャレンジのひとつだったんです。私自身は今まで筋トレはやってなかったんですけど、続けていると体の変化を実感できて楽しくなってきて、今はいろいろな筋トレ動画を作っています。

これらのチャレンジはSNSにアップしていました。たくさんの人に公開することで自分を追い込めるし、将来仕事につながったらいいなと思っていたんです。

毎朝30分のノートタイムで常にやりたいことを考える

――アイデアはどこから沸いてくるのですか?

のが: 急にやりたいことが沸いてくるというよりも、毎日意識して、考える時間を取っています。まず起きたら「朝ノート」を30分書いています。これは『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』(原題:” The Artist’s Way” ジュリア・キャメロン著/サンマーク出版)という本の中で紹介されていた方法を、私流にアレンジしたものです。実は、YouTubeを始めたのも、このノートがあったから。

実をいうと、YouTubeは前からやりたいなと思っていたんですが、忙しくて実行できていなかったんです。「朝ノート」を始めたことで、「やるならどんな動画を作る?」「どんなふうに見せる?」と、思いつくアイデアをノートに書き留めて実行する。ノートに繰り返し書くことで、どんどんやりたいことが具体的になってYouTube動画を公開することができました。

SNSを通して発信し続けたことで一冊の本が誕生

――今はiPadなどのデジタルデバイスが主流ですが、ノートに書いているんですね。

のが: パソコンやタブレット、スマホなどを使って記録することもありますよ。でも、子どもの頃からずっとノートを活用しているので、手書きが好きなんです。

小学生の頃は、よく学校の壁新聞を作ったり、授業をまとめたものを同じクラスの子に配ったりしていました。塾講師のバイトをしているときも、試験対策プリントを作って生徒に配っていて、とても好評でした。

社会人になり、ビジネス書のおもしろさにハマってからは、仕事の振り返りをしたり、ビジネス書のレビューを書いたりもしました。ノートに書くことで、社会人として必要なビジネスマナーが身につき、データ分析、デザイン理論など仕事でも役立つ情報を学ぶことができるんですよね。

――子どもの頃から情報を集めて整理して発信をしてきたんですね。

のが: そういわれると、そうかもしれないですね(笑)。ノートに関するノウハウは、ずっと積み重ねてきたものがあったので、それを発信したいと思ってYouTubeやTwitterにノートに関する動画を公開していました。
それがたまたま編集者さんの目に留まり『夢を叶えるマイノートのつくり方』(宝島社)が誕生しました。

毎日ノートに、アイデア、目標、将来の夢、チャレンジしてみたいことなどを書いています。ノートに書くことで物事を俯瞰して見られるようになったり、考えがまとまってスッキリします。

続けるために大事なのは「仕組み化」すること

――毎日続けようと思ってもなかなか続けられない人も多いと思います。

のが: 生活の一部として、習慣化するといいですよ。たとえば朝起きたらすぐに「朝ノートを書く」と決めておく。ベッドからなかなか起きられないというときは、あらかじめ枕元にノートとペンを置いておき、ベッドから出ずに書くのもいいと思います。1日30分は無理でも5分でもいいからやる。そうやってムリなく続けられる仕組みづくりをしておくといいですよ。

たまに休んでしまう日があっても、さぼりながらでも嫌な気持ちにならずに続けることが大事だと思います。「やらなければいけない」と思っていると頭も気持ちも疲れるし、その時間がもったいない。その習慣自体が嫌になってしまうので、サボることにネガティブにならなくてもいいのかなと思います。

まずはなんでも気軽にチャレンジしてみる。その中から自分が楽しいと思えるもの、ワクワクするものを続けていくといいと思います。続けることでいつの間にか夢が叶っているかもしれません。

●のがさんプロフィール
YouTuber兼フリーランスデザイナー。「のがちゃんねる/nogachannel」を解説し、わずか10カ月でチャンネル登録者数29万人を突破。
ノート術、筋トレ、ヨガ、読書などを中心に「面白くてちょっとタメになるチャンネルにしたい」という願いのもと動画を投稿する。

明治大学サービス創新研究所客員研究員。ミリオネアとの偶然の出会いをキッカケに、お金と時間、行動について真剣に考え直すことに。オンライン学習講座Schooにて『文章アレルギーのあなたに贈るライティングテクニック』講座を開講中。
写真家。1982年東京生まれ。東京造形大学卒業後、新聞社などでのアシスタントを経て2009年よりフリーランス。 コマーシャルフォトグラファーとしての仕事のかたわら、都市を主題とした写真作品の制作を続けている。