女の一人暮らしに掃除機って必要? フロアワイパーでラクラク「秒掃除」革命
床掃除の道具、何を使ってますか?
床掃除の定番アイテムといえば、掃除機ですよね。
最近は安価な掃除機もかなり高性能。
コンパクトで、静音性も高く、メンテナンスが楽など、日々進化する掃除機に心躍っています。
そんな家電好きの私ですが、実は掃除機を持たない生活を初めて早8年。
最新掃除機を今もチェックはしていますが、試行錯誤の末 、女性の一人暮らしに掃除機はいらないのではという結論に至りました。
今回は、私がどのように8年も掃除機なし生活を維持しているのかをまとめてみました。
掃除をいつ「したい」かを考えたら答えが見えた
掃除機を持っていた頃は、休日になると窓を開けて換気をし、床を片付け、掃除機かけをしていました。
朝から掃除をすると気持ちがいいのは確か。
しかしある時、ふと当たり前のことが頭をよぎってしまったのです。
「休日くらい休みたい」
時間に糸目をつけずに寝たいし、友達と遊びたいし、もっと自分のために時間を使いたい。
そもそも休日に予定が入ろうものなら、家事は次の週に持ち越されてしまう。
つまり、休日に家事をするのではなく、平日に家事をするしかないと気づきました。
休日に家事の比重を置くことは、私にとってナンセンスだったのです。
しかし平日に掃除をするということは、時短でこまめに行う必要があるということ。
そこで、改めて掃除機のメリット・デメリットを考えました。
キャニスター掃除機 … いわゆる普通の掃除機。パワフルだが、音が大きいので平日の在宅時間(早朝・深夜)に使うことはためらわれる。大きく収納が大変。出すのもコンセントにさすのも割と気合いが必要。
スティック掃除機 … コードレスタイプで楽ちん。スリムで収納もしやすい。しかしこちらも音の問題で早朝・深夜の使用に難あり。こまめに使うならもう少しコンパクトなものがいい。
ハンディ掃除機 … 机・棚には最強。コンパクトゆえに掃除する姿勢にも無理があり、床掃除に不向き。
ロボット掃除機 … 時間を選ばず自動で便利。ペットみたいに可愛い。しかし、彼らがのびのびと走り回れる快適な床を維持する自信がない。床に置くと思ったより存在感ありで、特に狭い部屋だと目立つ。
このように掃除機を見直すと、
・掃除機は場所をとる家電
・音が出るので使用できる時間に制限がある
という2点に気づき、掃除機なし生活にシフトする決断をしました。
フロアワイパーで始まる毎日秒掃除
そこで私が注目した掃除用具が、フロアワイパー。そう、スーパーマーケットや100円ショップなどで安価で手に入る、あれです。皆さんもご自宅に1本はお持ちなのではないでしょうか?
時間を気にせず、気になったとき、汚れたときにさっとお掃除。
使ったシートはすぐゴミ箱に捨てることができるため衛生的。
深夜に使用しても音が出ないのでマンションの隣室などにも迷惑がかかりませんし、排気が出ないので、余計なほこりが舞うこともなく快適に寝ることができます。
掃除機のような大きな収納スペースもいらず、いちいち取り出したりしまったりする手間もない。わざわざ「掃除の時間」をスケジュールに入れなくても、ホコリが見えた部分だけサッと拭きとる。最短30秒くらいで終わる「秒掃除」が可能になります。
特に女性の一人暮らしの場合は部屋の広さもそれほどではないし、床もフローリングがほとんどでしょうから、このかたちがベストなのではないか、と思うわけです。
さらに、私はワイパー生活のためのある「コツ」実践したところ、ストレスが激減しました。
それは、ラグを敷かないこと。
ラグには見えない汚れやほこりがいっぱい。
「掃除機なし生活」を実践した場合、吸引する掃除用具がないので、不衛生になりがちです。
リビングラグだけでなく、キッチンマット、玄関マット、足ふきマット、トイレマットなど、あらゆる布を捨てました。
今あるファブリックは、カーテンと布団だけです。
ラグがないことで「ホコリの見える化」が進み、掃除がはかどるほか、部屋につく「私のおうち臭」が激減しました。
これまでラグの布がニオイを溜めこんでいたんだなと実感しています。
最新ガジェット「電気ちりとり」快適さをアップデート
そんなワイパー生活をさらに快適にしたガジェットがあります。
2019年、蛯原天のベストバイのひとつが、この「電気ちりとり」。
ワイパーの弱点のひとつとして、シートで絡み取れなかったゴミが最後床に残ってしまうという点があります。
そのためしゃがんで、手や雑巾で大きなゴミを取らなければなりませんでした。
電気ちりとりは、これらの大きなゴミをワイパーで近づけると、「ブーン」という吸引音とともに、わずか1秒でゴミを吸い取ってくれます。
しゃがまなくていいんです! 楽すぎる!
コンパクトで、床のすみっこに置いても場所をとりません。
悠々自適な一人暮らし。
だからこそ、縛られずにやりたいときに掃除をする。
そう決めたとき、ストレスだけでなく物まで減らすことができ、生活をひとつ豊かにすることができました。