意識、どんどん下げてこう。by ナリくん

【ナリ心理学ナリくん】占いとは試練である。

月間400万PVのAmebaオフィシャルブロガー、公式line@のフォロワーは約28,000人。心理学や哲学について、笑いを交えながら教えてくれる「ナリ心理学」ナリくんのエッセイ&お悩み相談です。無理して「意識高い系」でいようとするより、今までとはちょっと違った見方、していきませんか。毎週木曜更新です。

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「A占い」に代わる「B占い」って??

今日は、占いの新しい使い方をご紹介したいと思います。
占いって、いろいろ種類があるとは思いますが(すべての占いを知らないけれども)基本的にはほとんどの占いに通用する使い方なんじゃないかと思ってます。そして、僕もこの使い方をしてるときの「占い」がとても好きです。

まず、基本的な占いの使い方って、相手(占い師さんなど)にこちら側の情報(生年月日とか近況とか)を教えて、それをもとに占ってもらって、出た「結果」を受け取るというものでしょう。

占い師さんだけじゃなくて、占いの本だったり、テレビの占いだったり、四柱推命や六星占術みたいな「占いの型」のようなものだったり様々ですが、基本は、「占ってもらってそれを受け取る」というのが占いだと思います。これを仮に「A占い」だと呼ぶとします。僕もずっと、占いって「A占い」しかないと思ってたんですよね。だから大切なのは、占い師さんだったり、占いの本だったり、占いの型(四柱推命や数秘や六星占術?などなど)の的中率が問題だと思っていました。

的中率の高い占いと、的中率の高くない占いが世の中にはあって、的中率の高い占いを探すのはめっちゃ大変!ほとんどの占いはほぼ当たらないというイメージでした。だから、たまに的中率の高い占い師さんが一気に有名になってメディアで取り上げられると思ってました。

さて、今日みなさんにシェアしたいのはA占いとは違うものです。そうですね、仮に「B占い」と呼びます。
それはどんなものかというと。まず、自分の情報を相手に渡します。そして占ってもらいます。ここまではA占いと同じです。ただ、占ってもらった結果をただ受け取るのではなく、その占ってもらった結果を「笑い飛ばせるかどうか?自分に聞いてみる」のがB占いです。

例えば相性占いをしたとして、「今回の人とは相性がものすごく悪い」という結果が仮に出たとします。A占いだとしたら、それを受け止めますが、B占いでは「その結果を笑い飛ばせるかどうか」ってことを考えます。笑い飛ばせたら「心は栄養満タン状態」で、笑い飛ばせないときに「あ、メンタル弱ってるかも」となるわけです。今回の人との相性が良かろうが悪かろうが、好きなら一緒に居たいし好きじゃないなら別れるしかないわけです。相性が悪いと言われて別れるくらいなら、正直本音は占う前から「何かきっかけがあったら別れようかなー」と思ってたんじゃないかと思うんですよ。きっかけ待ち。だから、本音は「やったー相性悪い!別れられるーー」かもしれません。

じゃ、占い関係なかったやん。という話になる。

B占いでは、占いそのものより「占いを聞いてどう思うの?」ってところにフォーカスします。そして、「どんな占いでも私は幸せになるチカラがあるから大丈夫!」と即答できてるとき、占いを超越してる気がするのです。

おみくじを引いて凶が出たら「ははは!凶くらい倒したる!!!」くらいの勢いで笑えてるひとはもう、絶対大吉ですもんね。

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フォトグラファー。北海道中標津出身。自身の作品を制作しながら映画スチール、雑誌、書籍、ブランドルックブック、オウンドメディア、広告など幅広く活動中。