【ナリ心理学ナリくんお悩み相談】人前で話すと緊張してしまいます
●意識、どんどん下げてこう。by ナリくん【お悩み相談編】
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Q:今回のお悩み ↓
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人前で話すのが苦手です。緊張して恥ずかしくなってしまうのです。ここ数年、年に一度くらい人前で話す機会があって、ナリくんがブログに書いていたように少しずつ慣れてきたんだけれど、緊張するってことは、逆に人前に立ってる人を私が観客目線で見る時にめっちゃ、ジャッジしてるってことなんだなあと思いました。
人前で話すとき緊張するのは当たりだ前と思ってたけれど、それは私が「人前で話すのなら完璧に面白おかしく、最後は感動させるべき」と思ってたからなんだなあ。
A:ナリくんのお答え
緊張するのは他人をバカにしてるから
おお!そうだと思います。人のこと見てずっと、あれはすごい!これはダメ!あれはカッコ悪い!あれはダサい!あれはかわいそう!うわー失敗してるー!だったらやるなよー!とか心の中で、めちゃくちゃバカにしてるんだと思います。
自分がめちゃくちゃバカにしてるから、自分が逆の立場になったら、みんなからめちゃくちゃにバカにされると思うんだよね。
子どものころ、「自分がされて嫌なことは、人にはしないようにしましょう」って教えられたじゃん。これってつまりは「自分と人は同じことを感じるよ」ってすり込みだったりするよな。○○するとみんなこう感じるっているルールが、世の中にはあるんじゃないかと誤解する。
そしたら、自分が人の失敗をバカにしてたら、周りの人も、人の失敗はバカにするはずだって思うわな。
人前で噛むのはカッコ悪いし、自分が伝えたいことを整理できてない人は恥ずかしいし、的外れなことをいう人はダサいし、うまく話せない人はバカみたいだ。
逆の立場に立てば、失敗したらめちゃくちゃバカにされるって思うよね。
そう思ったら、絶対失敗できなくなるもんね。そのプレッシャーで超緊張するよな。怖いよね。
これが緊張の正体だろう。
失敗したらバカにされる。なぜなら、私がみんなをバカにしてきたから、私もみんなにバカにされるから、だな。
自分が不安な証拠かも
そしたら、この逆をすればいいじゃないかと思う。そう、「人のことを心の中でバカにするのをやめる」だね。でもねこれ、言うのは簡単だけど、やるのはすげー大変だよ。
ただ、意識すると多少は減ると思います。
「人をバカにするのをやめよう」と思ってふだん生活しようとすると、自分がどれだけ他人のことを心の中であーだこーだと言いまくってるかがわかる。それはそれで大発見になると思います。「うわー!自分て人のこと超バカにしてるじゃーん!」て。
でも、それに気づけただけでもめっちゃ大進歩な気がします。そこから始めましょう。
ちなみに、心の中で人のことをバカにするのは、他者を蔑むことで「自分はそうじゃない」と安心することです。安心したいってことは、今不安だからですよね。
つまり!心の中で人のことをバカにしまくるのは、不安な人の証拠だったりします。
人を心の中でバカにした時「あ、自分、何かに不安を感じてるんだな!」と気づくきっかけにするのもいいと思います。
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