【ナリ心理学ナリくんお悩み相談】人や自分を信じられなくて不安です
●意識、どんどん下げてこう。by ナリくん【お悩み相談編】
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Q:今回のお悩み ↓
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ナリくん、こんばんは。
信用、信頼って何だろう。周りの人に信用されてないと感じるし、私自身も誰かを信用して安心して動くことができず困っています。
何事もなく一日が過ぎますようにと、怖がりながら目をつぶって一日を駆け抜けている感じです。
仕事が終わり、一人になるともう何もしたくなくなります。
人や自分を信じて安心感の中生きていけたらいいな、と思います。
A:ナリくんのお答え
「信用」と「信頼」の違い
なるほど。ナリです。
信用ってのは、過去に実績があることですね。
ほんで、信頼ってのは、未来への期待ですね。
信用「してる」で、信頼「する」ですな。
そして、周りに信用されてないと感じるということは、「信用されるだけの実績がない」ってだけのことだと思います。たぶんあなたもその実感があると思います。
ただ、後半の質問を読むと、周りの人があなたを信用していない以上に、あなたがあなたを信頼せず、信用できなくなってしまったんじゃないかと推測できます。
信用、信頼の前に、あなたは自分のことが好きじゃないんじゃないかと思うんですよね。
自分のことが好きじゃない人は、高確率で、母親のことを好きじゃない可能性が高いです。ごめんなさい。土足で上がり込んでしまって。アメリカンスタイルでいかせてください。
「母親への感謝」=「母が好き」ではない
「え? でも、母親には感謝してますよ」と思われるかもしれません。ここで残念なお知らせをしていいですか。実は、僕も最近わかったのですが、母親に「感謝してる」人って、母親のことが好きじゃないんですよね。これほんとに。
結婚式とか、小学生のときの作文なんかで「お母さんありがとう」と言うのは、そうするような状況だからしているだけであって、ふだんはしないんですよね。あ、普段の生活で、醤油を取ってもらって「ありがとう」「せんきゅー」みたいなコミュニケーションは除きます。
大人になってから、普段の生活でいちいち「母親に感謝してる」なんて思わんわけです。
で、普段から母親に感謝してる人って、結局は「いろいろ母親にやってもらって申し訳ない」っていう気持ちの裏返しで感謝を述べてるだけなんよね。
これ衝撃的な結論だけど、母親が好きな人ほど普段から母親に感謝などしてない。
逆に、母親のこと好きじゃないけど、あんなに一生懸命に育ててくれてる母親を「好きじゃない」なんて言えないから、「母親には感謝してる」とか言う。そういう人ほど、 母親との関係に難ありなんですよね。
母親を好きになれない理由
これ気づいたとき、なるほど!ってほんとに思いました。
まずは、母親に感謝するのをやめることから始めたらいいと思います。
そしたら、母親への不満がボロボロ出てくるでしょう。
そして、その不満を思い切って母親に伝えてみる。
すると、どうなると思いますか?
そうです。戦争が始まります。だけどやっぱりそれは、必要な戦争なんですよね。
お母さんが好きじゃない人の理由の第1位って、「母親に愛されてると思えない」だと思うじゃないですか。
違うんですよね。実は、「母親が本気で向き合ってくれない」なんですよ。
だから、戦争という「相手と本気で向き合う」ってことをしてみると、あれ、お母さんの中に私はいるんだな、って思いだせたりします。
あなたは不満がぶちまけられて、お母さんも思ってることぶちまけられて、本気でぶつかってるから、お互いスッキリする。(スッキリしない戦争はたいてい片方が適当にやってる)
その戦争のあと、あれ、私、自分のこと認められてきたかも。自分好きになれたかも。
そんなふうに思い始めるかもしれません。
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