お金が貯まる人になるか、浪費する人になるかは社会人1年目の行動で決まる!
●ミレニアル女子のための新しいお金との付き合い方 101のルール〈27〉
4月に財布のひもを締めても、気づけばゆるみっぱなし!
こんにちは。億万長者の生方(うぶかた)です。
社会人になり、お給料がもらえるようになって喜んでいる新社会人、たくさんいそうですね~。でも、給料が入っても税金、社会保険料、生命保険などが引かれるので、思っていたようには貯金は増えないものです。
それとは反対に支出は、学生だった時ノーマークだった高級ブランドの財布やバック、時計なんかにも目が向くようになっちゃうので、出費はしっかりと増えていきます。
4月はがんばって貯金できても、5月、6月と財布のひもがゆるみ始め、7月の初ボーナスで散財! なんてことも……。
ここで気を取り直して貯金癖をつければ、収入が増えても貯金していけるでしょう。逆に、浪費癖がつけば給料が増えると同時に出費も増えて、結局貯金できないままになってしまうかもしれませんよ。今のA子さんは貯金できていますか?
A子:……(フリーズ)
貯金を持たないことの危険性は?
自分が働けているうちはそれでも問題ありませんが、不慮の事故に遭う、リストラされる、そもそも勤め先が倒産してしまうなど、この先収入が途絶えてしまう可能性がない訳ではありませんよね~。
何も準備ができていない状態でそんな危機に直面してしまったら、かなりマズい状態になることは想像できますよね~。
今のA子さんは準備できていますか?
A子:……(再度フリーズ)
お金がないことで失っている「挑戦したいこと」
お金がないことのデメリットは、予期せぬアクシデントに見舞われたときだけとは限りませんよ~。
たとえば、習いたかった英会話や、挑戦したかったスキューバダイビングや海外旅行など、自分が興味を持っていることを「お金がない」理由であきらめざるを得なくなることも、立派なリスクなのです!
私は若い頃から無駄遣いをセーブしてタネ銭を作り、投資で資産を増やすことを続けた結果、早期退職して、今は自由な時間を過ごすことができています。いや~、今まで、節約を心がけてきて本当に良かったです!
財形や自動積立。知っているけどやらないのはなぜ?
お金を貯めるには、財形貯蓄精度を活用するのが確実です。財形貯蓄は会社を通して貯蓄を行う制度で、お給料から一定額を毎月天引きして、積み立てていけます。
え? そんなの知ってる? では、なぜやってないのでしょうか。できるときに月5万円貯金しているからやらなくてもいい?……(汗)。でも、結局あまり貯まっていませんよね。
まずは月1万円ずつでもいいから、確実に積み立てしていったほうがいいですよ。使えるお金が手元にないので確実に節約を心がけるようになりますからね~。ただし、無理は禁物!
「年間60万円貯金したいから、毎月5万円貯金する」となんて決めてしまっても、新入社員のお給料では達成できない可能性が濃厚です。確実にできる金額を設定して、余裕ができたら金額を増やすようにしてください。ダイエットと一緒で、過度な節約はリバウンドして散財の元になりますからね~。
●今回のまとめ
社会人1年目に貯金癖をつけるか浪費癖をつけるかで、将来どれだけ貯金できるかが変わってくる
不慮の事故や収入が途絶えてしまったときに備えて貯金癖をつける
自動引き落しや財形貯蓄を利用して「貯め癖」をつける
A子さん、「初心忘れるべからず」。新年度から給料の一部を財形貯蓄等で天引きして、自分の将来の可能性を広げて幸せな人生をつかんでくださいね~! 毎月1万円を積み立てたら年間12万円、貯蓄する癖がついたら更に貯める額を増やすことがでるようなってきますよ。
-
第25回気づいたら資産億越えも?!「金の卵」を産む複利の力を使うために必要なこと
-
第26回時間を知るためだけじゃない! お金持ちが腕時計にお金をかける理由
-
第27回お金が貯まる人になるか、浪費する人になるかは社会人1年目の行動で決まる!
-
第28回お金が貯まるか貯まらないかは、つき合う人と環境で大きく変わる
-
第29回「オンライン英語」と「短期留学」の合わせ技で英語コンプレックス克服せよ!