スタバが好き、お金も好き。投資家×お金ワカラナイ女子のQ&A  22

女子のほうが得してる?義理チョコもらって10倍返し。男性の本音は

もうすぐバレンタイン。「職場での義理チョコは、実は女子のほうが得してる」と、ジョージ先生はなぜか怒り心頭の様子。毎年、準備で憂鬱になる女子も多そうなバレンタインの風習も、見方を変えればメリットがいっぱいだと言います。 生徒のナシコさん:31歳、独身、中小企業に勤める。現在、お金に困っているわけではないけど、結婚しないことも考え、将来、マンションを購入することを考えている。といいつつ、実際は毎月手元に残るお金は3万円程度。スタバが好きで、新商品がでるたびに買いに走り、インスタにアップしている。 ジョージ先生: 元公務員。不動産投資で資産形成し、40代でアーリーリタイア。現在は日本の自宅と海外の別荘を行き来し、悠々自適の生活を送る。

●スタバが好き、お金も好き。投資家×お金ワカラナイ女子のQ&A  22

社内での義理チョコ配り、必要ですか?

生徒:あー、もうすぐバレンタインの季節かぁ。面倒なんですよね~、会社でチョコを配るの。

先生:あげなきゃいいじゃないですか。ひと昔前だったら女性社員みんなでお金を出し合って、「皆さんでどうぞ」なんてやっていたんでしょうが、最近はやらない傾向にあるんでしょ?

生徒:そうなんですけど。うちの会社ではまだやってるいんですよ。

先生:誰かがやめると言わないかぎり、これからも続いていくでしょうね。

生徒:私も一応、配りますけど。そこにお金と時間をかける意味ってあるのかな。チョコを買いに行って、職場で配るのにかかる時間があったら仕事しろよって、思いません?

先生:思いますよ。それに、たとえ1人500円程度でも自腹を切る義理はないだろうということですね。

生徒:そうそう。男性社員だって「別にいらねーよ」とか思ってるだろうし。でも、悪しき風習って言うんですかね。なんとなく毎年あげているから、「今年はやりません!」って宣言するのもねぇ。

先生:別に「やりません」と宣言しなくても、ただやらない。それでいいのでは?

生徒:私もそう思って先輩たちにも言うんですけれど、なんか毎年なあなあになって、結局渡しているという感じなんですよね。

実はもらっても嬉しくない!? ホワイトデーは「3倍返し」って…

生徒:先生は、職場でバレンタインチョコをもらったらうれしいですか?

先生:全然うれしくないです。むしろやめてほしいですね。

生徒:なんで?

先生:義理でもらったって、「お返しをするときはもらった額の3倍」みたいな期待のされ方をする風習だって一部にあるじゃないですか。たとえば女子3人で3000円のチョコを買って30人に分けたら1人100円ずつ。それに対して男性側は1人1000円くらいのお菓子などを買って返すことになるわけです。3倍どころか10倍返しですよ! 買いに行く手間も考えたらむしろ迷惑です。

生徒:うわー。はっきりいいますね(笑)。

先生:聞かれたから、思ったことを正直に答えたまでですよ。ただ1つ、「面倒」だと思いがちなバレンタインでも、考え方一つで人脈を築くチャンスにもなるんですけどね。

面倒な義理チョコも見方を変えたらメリットがいっぱい!

生徒:どういうことですか?

先生:たとえ義理チョコだとわかっていても、小腹がすいているときに甘いものをもらったら、人間うれしいわけですよ。それに、チョコを配るときに「いつもありがとうございます」と感謝の気持ちを伝えることで、相手だって喜ぶでしょ。人数が多い職場だったら、話したことがない人と仲良くなり、それによって仕事がよりスムーズになる場合だってあるわけだし。

生徒:なるほど~!

先生:物事には必ずプラスとマイナスがありますが、そのどちらを見るかですよ。バレンタインをマイナスだと見れば面倒だと思い、プラスだと見れば人間関係を深くするチャンスとなる。チョコ一つで仲良くなるきっかけがつかめるなら、安いものでは? どう考えるかは、あなた次第ですけどね~。

(ジョージ先生のつぶやき)
ネガティブな面ばかりみたら、バレンタインは面倒にしか思えないでしょうが、チョコ一つで人間関係が良くなると考えたら、チャンスなのでは? 私だったら、株主優待券を使って質のいいチョコレートを定価よりも安く買って配りますけどね。

 ●今回のまとめ

  • 職場での義理チョコ配布、実は男性社員もありがた迷惑の可能性あり
  • 義理チョコ配ってホワイトデーは3倍返し。女子のほうが得してる!?
  • 義理チョコは職場のコミュニケーションを円滑にするアイテムでもある

監修:生方 正

続きの記事<「ミニ財布にすると、お金が貯まりやすい」って本当ですか?>はこちら

明治大学サービス創新研究所客員研究員。ミリオネアとの偶然の出会いをキッカケに、お金と時間、行動について真剣に考え直すことに。オンライン学習講座Schooにて『文章アレルギーのあなたに贈るライティングテクニック』講座を開講中。
明治大学サービス創新研究所客員研究員。就職当時から節約生活を送り投資で財を築く。早期退職した現在は海外の別荘と日本を行き来する日々。著書に「高卒自衛官が実現した40代で資産2億円をつくる方法」
投資家×お金ワカラナイ女子のQ&A