桜井玲香さん いくつになっても“子ども”。これからを楽しむために「知らないことにたくさん触れたい」

ミュージカル『DOROTHY~オズの魔法使い~』で自身初となるミュージカルの単独主演を務める元乃木坂46の初代キャプテンの桜井玲香さん。最近夢中になっていることや、好きな少女漫画、20代のうちにやりたいことを聞きました。
元乃木坂46 桜井玲香さん ミュージカルの舞台は「魔法の空間」

リラックスできるお部屋づくりに夢中

――コロナの状況下で、ハマっていることはありますか?

桜井: コロナが拡がり、家で過ごす時間が多くなってから、「なんて住みづらい部屋なんだろう」と。それまでは無頓着だったんです。

そこで、居心地のいい空間を作ろうと決めました。インテリアなど、少しずつ吟味しながら今も集めている最中で、この間はテレビボードが届いたんです。

――どのように変えたのですが?

桜井: 私は、明るくないと気分が落ちると気づいて。部屋の照明自体もちょっと暗かったのですが、ガラスにカットが入ったデザインで、電源を入れると壁にその模様が映り、部屋も明るくなる照明を入れました。そして間接照明や観葉植物も増やして居心地の良い部屋にしました。

 ――日常の空間を整えた。

桜井: 稽古でたくさんの人と一緒にいる分、家に帰ると「みんな、今何をしているんだろう?」と淋しくもなる。

だから、家に帰ってきたらリラックスできたり、明るくなれたり、“浄化”できる空間作りを意識しています。
気になったグッズは直接お店に見に行ったり、インスタをみて作家さんを調べたり。選んでいる時間自体も楽しいですし、癒やしです。

漫画のような“胸キュン”に憧れます

――桜井さんは少女漫画も好きだそうですね。

桜井: どこで知ったんですか?() はい、「ママレード・ボーイ」が好きです。

――「ママレード・ボーイ」は1990年代に人気を集めた作品です。好きになったきっかけは?

桜井: リアルタイムでは見ていないのですが、近所に住んでいた“年上のお姉ちゃん”の影響です。お姉ちゃんは家族でハマっていたので、私も気になったので、レンタルビデオ屋さんへ借りにいきました。そしたら、私たち親子も夢中になってしまって。

 ――主人公・光希の両親が、ある日離婚を宣言。旅行で知り合った夫婦と互いのパートナーを入れ替えて結婚。共同生活を始めるという話ですね。

桜井: 小さい頃は登場人物たちの置かれた設定に憧れていました。「学年で一番かっこいい男の子と同居!? なにそのドキドキシチュエーション!」と(笑)。私もかっこいいお兄ちゃんほしいな、と思いながら見ていました。

 ――少女漫画のような恋愛にも憧れますか。

桜井: 経験してみたいです。あんな胸キュンしてみたい。

年齢は気にせず、知っている世界を増やしたい

――5月に誕生日を迎えました。意識の変化はありますか?

桜井: 最近、年下の方とお仕事をする機会がぐっと増えました。この間、映画ハリーポッターの一作目が公開された年に生まれた、という方とご一緒しました。それを知ったときには衝撃的過ぎて。でもそうやって、年齢をあまり気にしてはダメですね。年齢はみんな同じように、重ねていくものですから。

――現在の28歳という年齢に対して、昔はどのようなイメージをお持ちでしたか。

桜井: 大人です。自立して、自分の望むことをしていて。ただ、私自身が追いついてみた28歳は「意外とそうでもないんだな、まだまだ子どもだな」っと。

――20代のうちにしたいことはありますか?

桜井: コロナ禍がもう少し落ち着いたら、色々なところに行きたいですね。見たことのない世界がたくさんありますから、残りの20代は知らないことにたくさん触れたいです。

 コロナ禍前は、海外に行くのは少し怖いなと思ったり、億劫になったりしていました。ですが、少しでも知っていることが増えると3040代がもっと充実した時間になると思います。だから、海外ならニューヨークに行き、本場のブロードウェーミュージカルを見てみたい。国内なら一人旅をしてみたい。箱根がいいでしょうか。そのためには車の免許も取らないと。一つ目標を立てると、すべきことがいっぱい出てきますね。

元乃木坂46 桜井玲香さん ミュージカルの舞台は「魔法の空間」

●桜井玲香(さくらい・れいか)さんのプロフィール

1994年、神奈川県生まれ。2012年にアイドルグループ・乃木坂46の1期生としてデビューし、初代キャプテンに就任。19年9月にグループ卒業。現在はファッション誌「CLASSY.」でモデルを務める他、主な出演は、舞台では『フラッシュダンス』、『NO STAGE NO LIFE! ミュージカルを止めるな!』、『ゴースト』、恋を読む inクリエ『逃げるは恥だが役に立つ』、『ザ・パンデモニアム・ロック・ショー』。ドラマは『お耳に合いましたら。』、『東京放置食堂』(ともにテレ東系)、映画では『あさひなぐ』。に『シノノメ色の週末』(21年)では主演を務めた。

提供

ミュージカル『DOROTHY ~オズの魔法使い~』

2022820日(土)から28日(日)まで東京公演、916日(金)から19(月・祝)まで兵庫公演。1012日(水)までは静岡・愛知・広島・福井・富山・鹿児島・福岡・群馬へ全国ツアーの予定。詳細は公式サイトから。
■作・演出:田尾下哲
■作曲・音楽監督:宮川彬良
■出演:桜井玲香、蒼井翔太・鈴木勝吾(Wキャスト)、渡辺大輔、小野塚勇人・栗山航(Wキャスト)、伊波杏樹、横溝菜帆/凰稀かなめ/鈴木壮麻
■企画・製作 関西テレビ放送

2014年朝日新聞社入社、22年春からtelling,編集部員。 野菜、果物の曲線や色みに関心があります。憧れは桑田佳祐・原由子さん夫妻。
写真家。1982年東京生まれ。東京造形大学卒業後、新聞社などでのアシスタントを経て2009年よりフリーランス。 コマーシャルフォトグラファーとしての仕事のかたわら、都市を主題とした写真作品の制作を続けている。