熱い思いが込もった「ジャージー牛乳プリンチャイラテ」をみんなで食べてみた
●編集部コラム
「もう一仕事!」という気持ちと「今週も終わり?」の気持ちが交差する金曜日の午後。「これ、食べてみない?」とtelling,編集部員の一人が冷蔵庫から取り出してきたのが、「ジャージー牛乳プリンチャイラテ」。スイーツ好きの男子(ってかオジサン)が試食会でいただいてきた〝お土産〟です。
「ジャージー牛乳プリンチャイラテ」は、「ジャージー牛乳プリン」シリーズで有名なオハヨー乳業(本社・岡山)が発売したこの夏の限定商品。カルダモン、クミン、ジンジャーの3種のスパイスと、アッサム、ニルギリの2種の紅茶を独自にブレンドし、ジャージー牛乳を合わせた、スパイスと紅茶の豊かな香りと濃厚なジャージー牛乳のコクが奏でるミルクリッチなデザートです……ってこれ、プレスリリース、丸写しやないか!
「何?何?」。スイーツ好きの編集部員たちが匂いをかぎつけ、エモノを狙うピラニアのように四方八方から集まってきました。さっそく食べてみましょう。パクッ、モグモグ、チュルリ、ペロ、プルプル……なるほど、食べる音にも個性があるのか~。そして、悲鳴のような歓喜の声が。「やだーっ、これー!」「もー、おいしー!」「ふつうのプリンと違うからー!」「ミルク、濃いッ!」「なめらか~!」。
日頃、スパイシーな部員たちは3種のスパイスでさらに高揚しました。ある部員から「私はプリンを買うときはいつもジャージー牛乳プリンなんだけどねー」とマウンティングするかのような発言もこれあり。いずれにせよ、スイーツは生活の句読点、お口のパワースポットなので本気で選ばなきゃ!スイーツをてきとうに選んでいる人って、きっと生き方もいいかげんな人だと思う。(と、なぜか偉そう)
オハヨー乳業さんが「ジャージー牛乳プリン」シリーズを発売したのは1999年。濃厚でコクのあるミルクを出すジャージー牛は英国領・ジャージー島が原産で、明治時代から輸入されていたらしいけど、いまも日本国内で飼育されている乳牛は乳量の多いホルスタインが大半。ジャージー牛は0.8%にすぎないとか。オハヨー乳業の地元岡山・蒜山(ひるぜん)高原はその希少なジャージー牛の酪農地として知られており……って、これも受け売りやないか!
「プリンの原料のタマゴ1個1個にもこだわっている」というオハヨー乳業さん。「ホンモノは、おいしい。」をモットーに掲げ、地元では学生たちの就職人気も高い。ちなみに公式サイトの新卒採用ページを見てみると……「変わるんじゃない、変えるんだ。魂がふるえるような、ホンモノだけにこだわろう。それが、1953年に生まれたオハヨー乳業が社会とした約束だった」「売上を一番に考える、こだわりか。自分たちの本気を世に問う、こだわりか。どっちが面白い企業になれるかなんて、聞くまでもないと思う。」とありました。これを読んだ編集部員は一同しんみり。笑顔が真顔になり、三々五々、デスクに戻ってカタカタ、パソコンを打ちまくりましたとサ。ああ、スイーツは偉大なり。
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