ヒミツの台湾さんぽ

ヒミツの台湾さんぽ―服を買ってみる!#12―

台湾の街を歩いていると、ふとしたところに心ときめくかわいいがあふれています。 見ていると台湾の人の暮らしをどことなく感じられる気がして、なんだかうれしくなっちゃうようなすてきな景色たち。何気ない街角にこそそんな“胸キュン”が散りばめられていて、それはまさに宝探しのようです。 この「ヒミツの台湾さんぽ」では、そんな街歩きのちょっとした楽しみをお伝えできればと思います!

●ヒミツの台湾さんぽ 12

市場で出合う個性派たち

朝市夜市、さまざまな市場に潜む用品店。おかずの横、八百屋さんの横、果ては臭豆腐屋さんの横(ニオイ大丈夫かい!?と思いつつも、台湾らしくて好きな風景)など、ロケーションは超自由。そしてそこで売っている品もまた、かなりフリーダムな個性派揃いなのですっ! 惚れたら即買いが鉄則。なぜなら同じものに出合うのが結構至難の業だからっっ。

朝市の用品店にて。100元(約350円)ってめちゃ安い!マダム風な柄、大好物。

嘉義のマダム用品店で買ったペラッペラのズボン。これが気持ちよくて夏場のパジャマにもってこい。なぜかおばちゃんがミカンとリンゴをくれた。

宜蘭の夜市で一目惚れしたスウェット。大阪モンには虎の模様はあきまへんで〜、即買いでっせ〜。

か、かわいい……!高円寺の古着屋で出合うヤツやん!買いたかったけれど店のおじいちゃんが爆睡中で起こせなかった……。

用品店ストリートで!

各種用品店が集まるストリートでの買いものも楽しいです!台北なら個人的お気に入りは「台北駅地下街Yエリア」と「城中市場」。

台北駅地下街Yエリアは若者向けの安い洋服や靴がそろうほか、重宝しているのが子ども用のチャイナ服が買える店。贈りものに喜んでもらえますよ〜。

こんな感じで子ども用のチャイナ服を売っている店が何軒か。相場は200〜600元(約700~2100円)くらいとピンキリながら、どれもかわゆい!

友だちの娘さんに買った服。最後の1枚だったのでお値引きして200元(約700円)にしてくれました。シエシエ〜!

きったない写真で恐縮ですが……Y1からY12〜13くらいまでが用品店エリア。Y13以降くらいからアニメグッズエリアに突入します。屋根があるので雨の日は傘イラズで便利ですし、ぜひぜひオススメの場所ですっ!

城中市場は、マダム用品店メインのストリート!

下着店の軒下でおばちゃんが人目をはばからずブラジャーを服の上から試着、という微笑ましい場面に出くわしたりと、歩いているだけで楽しい。

ここで買ったヒョウ柄とチェック柄のパンツ。それぞれ100元。履き心地もよくてパンチある柄で気に入っております!

ちなみに城中市場は台北駅の南側エリアにあり、近くにある「明星咖啡館」に寄って一息つくのもいい感じです。明星咖啡館は創業70年にもなる歴史あるロシアンカフェで、2階でお茶するのもいいし、1階のベーカリーでロシアンマシュマロやパウンドケーキをおみやげに買うのもアリ。

ふわっふわのロシアンマシュマロは、冷凍庫に入れてもふわっふわ!

向かいのお廟がキラキラしてて、夜もいい雰囲気。

安くイマドキの服を買うなら

流行にうといので声を大にしては言えませんが(汗)、台湾のプチプラなファストファッション店としてはメジャーな「NET」は間違いない!です! 街中いたるところにあって、台湾に行ったら毎回1度は覗いちゃいます。

これは彰化にある、台湾でいちばんキレイなNETと言われているらしい店舗。こんな感じでカッコイイ建物に入っていたりもするので外観も見逃せません〜。

あとは大学近くのMRT駅付近もチェック所!たとえば台北のMRT公館駅の出口付近は学生向けの服屋さんがたくさんあって、よくよ〜く探すと安くてキッチュなデザインに出合えるのでツボだったりします。

公館駅近くの店で買ったフレンチブル柄のシャツ。シワになりにくくて愛用中(そういえば、いままさにこのシャツ着て原稿書いてます〜)。

とくにいまの時期は服装が難しかったりするので、ちょっと服を少なめに持って行って向こうで調達するというのも手。多分古着屋さんやレトロスタイルが好きな人はハマると思います。

ということで、今回は台湾で服を買ってみる!でした〜。謝謝!!

  • ◆今回のさんぽMap
編集者。台湾に心奪われ隙あらば旅に、あげく勤めていた出版社を辞めて台北に語学留学。台湾や植物関連の書籍制作に携わる。ラブ台湾、ラブ植物!
ヒミツの台湾散歩