ヒミツの台湾さんぽ

ヒミツの台湾さんぽ―台北で花火大会!#13―

台湾の街を歩いていると、ふとしたところに心ときめくかわいいがあふれています。 見ていると台湾の人の暮らしをどことなく感じられる気がして、なんだかうれしくなっちゃうようなすてきな景色たち。何気ない街角にこそそんな“胸キュン”が散りばめられていて、それはまさに宝探しのようです。 この「ヒミツの台湾さんぽ」では、そんな街歩きのちょっとした楽しみをお伝えできればと思います!

●ヒミツの台湾さんぽ 13

台北で花火大会!

突然ですが、8月初旬に台北に行くなら花火大会はいかがでしょーか!

台北では毎年8月初旬、恋人たちの日「情人節」(チンレンジエ)のあたりに、乾物やオシャレな店が並ぶ観光スポット迪化街にほど近い川辺で花火大会が行われるのであります。花火自体はほんの10分程度。だけれどもその熱気と、地元っ子たちといっしょに「わ〜!」とか「きれーい!」とか言いながら楽しむ花火はなんだか特別。

旅で訪れたタイミングでやっているイベントに参加するのもいいよね!ということで、以下、去年のミニレポートですっ!

2018年8月18日夜、迪化街界隈にて。やけに道が混んでるな〜と思ったら「今日、花火大会あるんだよ!楽しいから行った方がいいよ〜!」とタクシーの運ちゃんが教えてくれたので、即GO。

民生西路を会場に向かってテクテク。なんかいつもより人多い!

コンビニには「大稻埕煙火」(大稻埕花火大会)の貼り紙がドン。ここも混み混み。水ここで買っててよかった。

路上で花を売る人もチラホラ。だって恋人たちの日ですから〜!彼氏が彼女にプレゼントしたりしていて素敵でした。

川に近づくにつれて人もどんどん増える。そしてこの辺りには普段は出ていない食べもの屋台も並ぶ。テンション上がります〜。

ぐは、人多い……。でも入り口ちょっと見えて来た!

「大稻埕碼頭」。ここが会場となる淡水河のほとりへの入り口。ゲートをくぐって中へ。

この川のほとりは近年「PIER5 大稻埕碼頭河岸特區」という名前で整備されたオサレエリアになっていて、コンテナを使った飲食店などがあります。夕陽がとってもきれいなので何気にオススメスポット。いつもはそんなに混んでないのに花火大会当日はどこもかしこも人!買うのあきらめました……。

なぞの大音量ミュージックが流れる。楽しい。

みーんな川の方向を向いてスタンバイ。なので、それにならって私もスタンバイ(といっても立って場所取りしてるだけ)。花火の打ち上げは20時15分からなのに、19時40分の時点でかなりの混雑っぷり。

ボーッと待つこと数十分、いよいよスタート!

ドッカン!おぉ〜!!!ってなもんで、のっけから大玉ドンドン、みんなザワザワ!楽しい〜〜〜!!!(写真へたくそでスミマセン!もっともっときれいでした)

バーン!みんなスマホで必死に撮影。いっしょに撮影しているとなんだか不思議な連帯感。

ガンガン打ち上がり……約10分で終了。あっさり終了。あんなに並んで立って待ったのに瞬間で終わる。でも満足!

  • 気になる方は動画もございます〜↓。へたくそインスタですが、よろしければ!(花火の音ご注意。みんなのザワザワが楽しいです)
  • 動画はこちら

終了後、空腹がすごかったので歩いて行ける寧夏夜市へ。

しっかしみんな考えることはいっしょですよね。寧夏夜市に着いたら、これまで体験したことのないくらいの混みよう……!!花火大会の人がなだれ込んで来たと思われる……。ヘタレなので見た瞬間にあきらめて、適当に夕食済ませました。

近くの公園では伝統芸能の舞台なんかも。

花火大会の人波が過ぎた後は、いつもの夜。

ちなみに「情人節」は台湾の七夕と言われていて、旧暦で祝うので毎年日にちが変わります。今年2019年の情人節は8月7日で、上記の花火大会「大稻埕煙火」は8月3日と4日に行われるようです。

  • 詳しくはコチラ
  • 花火の行われる場所:台北市大同區臺北延平河濱公園(淡水河3號至5號水門)

時間は書いていないので、ホテルの人や観光案内所の方に聞いてみてくださいませ。

会場は暑くてとにかく人が多いのでいろいろ注意だけは怠らず自己防衛を〜。水とウチワはあった方が吉です!

ということで、今回は台北で花火大会!でした〜。謝謝!!

  • ◆今回のさんぽMap
編集者。台湾に心奪われ隙あらば旅に、あげく勤めていた出版社を辞めて台北に語学留学。台湾や植物関連の書籍制作に携わる。ラブ台湾、ラブ植物!
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