ヒミツの台湾さんぽ#街角ゲーム 14―
●ヒミツの台湾さんぽ 14
クレーンゲーム部屋へようこそ
台湾の街角で、よく見かけるゲームといったら多分これ!ただただクレーンゲームの機械が並ぶだけの空間。ここで若者たちがたむろっていたり、お一人様が熱中していたりする姿をよく見かけます。
1回10元くらいから気軽にできるので、暇つぶしには最適。
日本のキャラクターものも人気。にしても入れ方強引すぎないかい!?
ど迫力、大量の魚のヌイグルミ。新年を迎える時期に「年年有魚」(ニェンニェンヨウユィ:年々ゆとりがありますように、というような意味合いの縁起のよい言葉)ということで。
こちらはカラオケマイク。これ取るの難しそう!
「爆乳背心」と書いて、バストアップキャミソールのことなり。正直これはちょっと欲しかった。けれど思いっきり歩道沿いだったので、恥ずかしくて断念……。
とにかくなんでも詰め込んでしまえ!という意気込みを感じるバラエティ感。手前の紙パック紅茶は買ってもクレーンゲーム1回と同じくらいの値段なんですけど。これを入れる意味とは……。
と、クレーンゲームの景品がとにかく多種多様で、それをウォッチするだけでもかなり楽しいです。そして地元っ子たちに混ざってゲームに挑戦するのはもっと楽しい!そう、そこは魅惑のクレーンゲーム部屋なのですっ!
夜市でもゲーム
夜市でもゲーム屋台は必ずあり、大人も子どももワイワイしているのを見ると微笑ましくてホッコリします。
おこちゃま大好き釣り堀系とか。
並べ方もはや芸術。輪投げゲームとか。
夢中になるお孫ちゃんを、見守るじいちゃんとばあちゃんとか。
そして夜市のゲームはほかにもいろいろありますが、個人的に好きなのがこれ!
言うなればマージャン牌のビンゴゲーム。模様を伏せた牌から15個を選んで机の上の同じ模様の場所に置いていき、1列揃ったら勝ち!という内容らしい。このときはリーチがかかればさらに追加で3個の牌をめくれました(2回挑んだ結果、ビンゴならずでしたが…くぅ〜…)。
これ、実は日本の台湾イベントで遊び方を教えてもらったのですが、ずーっと夜市で見かけては気になっていたヤツだったこともあり、うれしくてテンション爆アゲ。いつか台湾でもチャレンジしたい。ゲームができると夜市めぐりが倍おもしろくなるハズと期待がふくらみます〜。
観光地にて
古い街並を残した観光地では、ゲームセンターもレトロ。そして人いっぱい。
お廟?いえいえ、ゲームセンターです!台中方面にある鹿港(ルーガン)のゲーセンは古い建物を利用していて趣があります。
みんなが熱中していたのがこのゲーム。ゲームもレトロ〜。
下にあるビー玉を、手にした板で弾き飛ばすパチンコ台でした。めちゃシンプル。やってみると、コンコンとビー玉を弾くのが思いのほか楽しい。
なにがどうなれば勝ちなのかまったく謎ながら、終わって係のお姉ちゃんを呼んだらこのカードをくれました。
これをゲーセン入り口にある屋台に持って行くと、冬瓜茶に引き換えてくれるという喜びが。どうやらもっと成績がよければソーセージと換えられたっぽい。鹿港を訪れた際はぜひ〜。老街(ラオジエ)沿いにあるので多分すぐわかります。
●オマケ
台湾ではカプセルトイは、「扭蛋」と書いてニゥダンと読む。確かに「扭」(ニゥ:捻る)+「蛋」(ダン:卵)で、捻って出て来る卵ということでわかりやすいかも。面白いっす!
お廟の中にもカプセルトイが。中身は……媽祖(マーズー:海の女神さま)をかわいくしたキーホルダーでした。「扭蛋」もいろいろな場所にあり、その場オリジナルな中身なこともあるので要チェックですっ!
台湾の街角で見かけるゲームいろいろ。やってみると一歩深くその場に馴染めるような気がして、その感覚がいいなぁと思います。ぜひぜひお試しを〜。
今回も謝謝!
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