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わたしと未来のつなぎ方

再生型オーガニック農業やスローフードにも注力するヘアケアブランド「ダヴィネス」

世界90カ国以上のヘアサロンでも愛されている、イタリア発のヘアケアブランド「ダヴィネス」。「サステナブルビューティ」を信条に、環境保護や生物の多様性に配慮したものづくりに挑み続けています。再生型オーガニック農業やスローフードといった運動から日本独自のプロジェクトまで、ダヴィネス流の哲学と取り組みにフォーカスします。

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●わたしと未来のつなぎ方 56

再生型オーガニックセンターを設立

うっとりするほど美しいデザインのボトルやジャーを手に取り、そっと蓋(ふた)を開けて顔に近づけると、心に響く優しい香りが広がる。植物由来成分を豊富に含んだアイテムの効果はもちろん、使い心地のよさもヘアケアブランド「ダヴィネス」の魅力だ。

ダヴィネスが生まれたのは、美食と芸術の都として知られる北イタリア・パルマの地。化粧品のラボを営んでいたボラッティ夫妻が1992年にスタートした。日本では2012年からヘアサロンの専売品として取り扱われるようになり、現在はルミネ新宿、ルミネ池袋、ニュウマン横浜などの直営店のほか、オンラインや一部セレクトショップでも購入できる。

ブランドの最大の特徴は、「サステナブルビューティ」にこだわっていること。地球環境への配慮や多様性の尊重などに尽力しながらも、製品のクオリティは妥協しないという姿勢を貫いている。

「特に現在力を入れているのが、再生型オーガニック農業です」と語るのは、日本における代理店である株式会社コンフォートジャパンでPRを務める坂中香子さん。再生型オーガニック農業とは、化学肥料や農薬の使用を最低限に抑え、畑を耕さないことで、植物や土壌生物が本来もつ力を発揮できるようになり、その結果、土壌が健康になっていくという考え方に基づく取り組みだ。土壌が健全になっていく過程で大気中の二酸化炭素を地中に閉じ込めることができ、脱炭素につながる点でも注目されている。

「ダヴィネスでは2021年、この農法を採用した『ヨーロッパ再生型オーガニックセンター』を設立しました。多様性を保つために季節ごとに異なる作物を複数育てる、被覆作物(地面を覆うように茂る植物)を植えて土壌の炭素含有量と保水性を高めるなどの工夫が必要で、化学肥料や機械に頼る農法よりも格段に手間がかかりますが、土壌の質はどんどんよくなっています」

「ヨーロッパ再生型オーガニックセンター」は、本社などがある「ダヴィネスヴィレッジ」に隣接。土壌が干ばつに強くなる、肥料の必要量が減る、気候変動を抑制するなどの利点がある。画像提供=コンフォートジャパン

この再生型オーガニックセンターで栽培された植物由来成分を使用しているのが、「ウィ スタンド ヘア アンド ボディウォッシュ バー」。固形タイプのシャンプー&ボディソープで、地球の美しさを守り続けたいというダヴィネスの思いを象徴するアイテムといえる。完全プラスチックフリーであるだけでなく、ボトルに比べるとサイズが小さく、商品輸送時に発生する二酸化炭素の排出量を抑えるという点でも、環境に配慮されている。

再生型オーガニック農業を通じて栽培されたセイヨウノコギリソウエキスを配合した「ウィ スタンド ヘア アンド ボディウォッシュバー」。なめらかな洗い心地で、敏感な髪や肌を優しく洗浄

生態系と伝統農法を守る「スローフード」運動

ダヴィネスが積極的に取り組んでいるのが、生物の多様性を守ること。再生型オーガニック農業もそのひとつだが、もうひとつ、「スローフード」という運動にも挑んでいる。これはイタリアで生まれた、その土地固有の貴重な農作物の品種を守り、ひいては食文化を守る取り組みを指す。

「ダヴィネスでは生物の多様性を未来へとつなぐために、生態系と伝統農法を守り続ける小規模農家をサポートしています。彼らが収穫した作物を安定的に購入し、製品の成分として活用することで、彼らと彼らが育てている品種が持続可能となることが目標です」

小規模農家が栽培したこだわりの作物から抽出した美容成分で作られているのが、ダヴィネスのスタンダードシリーズ「ダヴィネスエッセンシャル」だ。パッケージをよく見ると、どこの農家が栽培した作物を使用しているのかがラベルにきちんと明記されている。全部で7ラインあり、人種や個人による髪質の違いに合わせて最適なものを選べるように工夫されている点も、多様性への配慮といえるだろう。

「容器には、食品容器に使用するレベルの安全性の高いプラスチックを必要最低限の量だけ使用し、最後まで使い切りやすい形にデザインしています。使い終わったあとは小物入れやプランターとして再利用していただけます」

「ダヴィネスエッセンシャル」は7ライン。こちらの「MOMO」は希少なイエローメロンを使用(右から二番目のシャンプーバーは完売) 。一番左のシャンプーのリフィルは2025年1月に新たに発売予定

2050年までに温室効果ガスの排出をゼロに

カーボンオフセット(二酸化炭素などの温室効果ガスの排出量を、削減や吸収、そうした活動への投資などによって埋め合わせ=オフセットすること)へのアプローチも、ダヴィネスの「サステナブルビューティ」を語るうえで欠かせない。2018年には、本社のほかにラボや製造施設、倉庫、温室などを備えた広大な「ダヴィネスヴィレッジ」をパルマに創立。敷地の8割が生物多様性に配慮した庭園や菜園などの緑地で、施設で使用する電力の大半は太陽光や地熱を利用した自然エネルギーでまかなわれている。

さらに、全商品のパッケージ製造における間接的な温室効果ガスの排出量を、エチオピアの土壌と森林を再生するプロジェクトを支援することで相殺し、2018年以降カーボンニュートラルを達成。遅くとも2050年までに温室効果ガス排出ゼロの達成を目指すという。

「カーボンオフセットを目的とした非営利団体『エチオツリーズ』とパートナーシップを結び、現地の生態系の回復のほか、社会的発展も目指しています。そこでは水資源の保全や改善、女性の雇用推進などにも貢献しています」

空き容器を持参すると森林再生のサポートに

こうしたダヴィネス本社発のグローバルな取り組みに加え、日本独自のアプローチも実施。特にコンフォートジャパン代表の出身地である神奈川県の行政や組織とのコラボレーションに前向きに挑んでいる。過去には、横浜市が20233月まで実施していた海洋資源を活用した温暖化対策プロジェクト「横浜ブルーカーボン・オフセット制度」を通じて、商品配送にかかる二酸化炭素排出量をオフセットした実績がある。また、同年4月には、森林再生などに取り組む非営利型一般社団法人シルワの協力のもと、社員や関係者を中心とするメンバーで「湘南国際村めぐりの森」に1300本の苗木の植樹を行ったことも。

非営利型一般社団法人シルワの協力を得て、2023年に湘南の森に1300本の苗木を植樹。一般的には苗木保護のため地表をビニールで覆うことが多いが、環境に優しいワラを使用。画像提供=コンフォートジャパン

「ユーザーのみなさんとも直接関わりのあるプロジェクトとしては、一部直営店で空き容器を回収するリサイクルプログラムを採用しています。空き容器を持参するともらえるポイントを貯めるとミニサイズの製品と交換できるというもので、プログラム自体は間接的にシルワの森林再生活動のサポートにつながるような仕組みになっています」

地球環境や社会にポジティブな影響を与えるべく、さまざまなかたちで挑戦し続けるダヴィネス。「せっかく買うなら、人にも地球にも優しいものを」と考える購入者にとっては、プロ品質の仕上がりに加え、そこも大きなポイントとなりそうだ。 

 

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Text: Kaori Shimura, Photograph: Ikuko Hirose, Edit: Sayuri Kobayashi

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