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わたしと未来のつなぎ方

インドの子どもや女性の支援もできる「アルティーダ ウード」のジュエリー

「ありのままの美しさ」をコンセプトに、金属や色石の本来の魅力を生かしたジュエリーで人気のブランド「アルティーダ ウード」。2018年に誕生した当初から、ジュエリーの生産地であるインドの女性たちの自立をサポートするプロジェクトや現地の子どもたちへの教育支援、自社製品のパーツのリサイクルなど、サステナブルな取り組みを続けています。活動の内容とブランドがめざしていることについて、PR担当の吉岡玲美さんにうかがいました。

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●わたしと未来のつなぎ方 50

3300万円もの寄付金でインドの子どもの教育を支援

洗練されたデザインのなかに、どことなくオリエンタルなムードが漂うジュエリーで知られる「アルティーダ ウード」。2018年のローンチ当初から社会活動を理念に掲げ、「エシカル・サーキュレーション(倫理的で持続可能な循環)」をめざしている。大切にしているのは、生産者と顧客へのリスペクト。双方の架け橋となり、顧客にとって手に取りやすい価格帯に抑えながらも、生産者に売り上げの一部を還元するためのアクションを多数行っている。

20199月に始動した「“I amDonationプロジェクト」は、対象商品1点につき1000円が途上国の支援活動に寄付されるというもの。さらに、購入したアイテムが写っている写真を「#iamdonation」のハッシュタグ付きでインスタグラムのフィードに投稿すると、追加で100円が寄付される。

このプロジェクトはインスタグラム上やメディアで話題となり、これまでの寄付額はなんと3300万円に達している。寄付金は国際NGO「プラン・インターナショナル」を通じて、インド・ビハール州の子どもたちの教育環境を改善するプログラムに活用。20226月には図書コーナーやトイレ、手洗い場付きの6軒の幼稚園教室が建設され、もうじきさらに6軒が完成する予定だ。また、幼稚園教員の技能の向上や保護者向けの意識の啓発、女子の月経衛生管理といったサポートも行っている。

対象商品は重ねづけも楽しめるきゃしゃなブレスレットやチョーカー、アンクレットなどで、天然石やダイヤモンドがついているものもあり、価格は4400円〜1万円弱のものが多い。そして、そのうちの最大1100円が寄付される。「“I amDonationプロジェクトに関しては、ブランドの利益は顧みず金額の設定をしています」とPR担当の吉岡玲美さん。

「このプロジェクトを通して、サステナビリティに対する私たちの本気度を感じていただけるのではないかと思いますし、取り組みに共感してくださる方の輪が広がっていくことを願っています」

「アルティーダ ウード」のPRの吉岡玲美さん。右手首に重ねづけしているのは“I am” Donationプロジェクトのブレスレット。渋谷の旗艦店「THE ANOTHER MUSEUM」にて

インドの女性たちの就労をサポート

もうひとつ、インドで力を入れているのが、女性たちの自立をサポートするための活動だ。インドでは古くからジェンダーの差別があり、今も一部の地域には「女性は仕事に就くよりも家庭を守るべき」という考え方が根付いている。特にジュエリー業界には、携われるのは男性のみという慣例がある。

「そこで私たちは、『アルティーダ ウード』のジュエリーの生産をお願いしている工場を訪問し、『女性を雇用してほしい』と工場長に直談判。女性が自立することの大切さを理解していただけるまでには時間がかかりましたが、今では工場でいきいきと働く女性たちの姿が見られるようになりました。2023年にはインドに自社工場を設立。もちろんそちらでも、女性を多数雇用しています」(吉岡さん)

また、商品パッケージには、インド・ジャイプールの農村部にあるNGOのもとで、女性たちが一つひとつ手作りした巾着ポーチを採用。捨てられるはずだったカラフルな民族衣装のサリーをポーチにアップサイクルし、彼女たちの就労支援と収入のサポートへとつなげる取り組みを行っている。

寄付されたサリーをアップサイクルした巾着ポーチをパッケージに。インドの女性たちの就労支援につながっている。写真提供=アルティーダ ウード

アコヤ真珠を取り巻く課題の解決に向けて

限りある資源を大切に扱うことも、「アルティーダ ウード」にとって大事なこと。自社製品のリサイクルにも積極的だ。セールを行わない代わりに、回転が鈍くなった在庫のゴールド部分などのパーツを新商品へと生まれ変わらせている。

「地球上のゴールドの量にも限りがありますし、採掘する際はどうしても環境負荷がかかります。地金をアップサイクルすることは簡単ではありませんが、環境へのマイナスな影響を少しでも減らすと同時に、お客さまに新作をお届けできるという面で、人にも地球にもやさしいアイデアではあるかと思っています」(吉岡さん)

また、ブランド誕生当初から継続しているのが、伊勢志摩エリアでアコヤ真珠の養殖を行う職人、佐藤珠樹さんとの取り組み。真珠養殖業界は、後継者不足や気候変動による海洋環境の変化といった大きな課題を抱えている。また、生産者から消費者に届くまでの間に多くの中間業者が入るという古くからのならわしがあり、消費者が高額で購入しているわりに生産者はわずかな利益しか得られないという問題もある。

「そこで私たちは、生産者の佐藤さんと直接取り引きし、一般の仕入れ価格よりも高い金額での大口の買い取りを行っています。高額といっても、市場価格と比べると安価。お客さまにはお買い求めやすい価格帯で提供でき、生産者にもきちんと利益を還元できます。こうした活動を続けながら、真珠の養殖という素晴らしい伝統技術を守っていくことに貢献できたらと考えています」(吉岡さん)

アコヤ真珠の養殖職人、佐藤珠樹さんから直接購入したパールをあしらったラインアップ

“第3のダイヤモンド”で環境負荷を減らす

2023年には“第3のダイヤモンド”と呼ばれるオーシャン・ダイヤモンドをあしらった新作を発表。オーシャン・ダイヤモンドとは、鉱山で採掘するダイヤモンドが雨風で地層ごと流され、長年を経て海底へとたどり着いたもので、天然のダイヤモンドと成分も結晶構造も輝きも変わらない。

「採掘による環境負荷を減らせるうえ、海の生態系を壊すこともありません。専門のダイバーの労働環境やいつどこで誰が採ったのかといったトレーサビリティーにも配慮しているオーシャン・ダイヤモンド社から買い付けています」(吉岡さん)

オーシャン・ダイヤモンドを使用したブライダルリング。旗艦店「THE ANOTHER MUSEUM」ではルース(石の部分)を自分で選ぶこともできる

「アルティーダ ウード」では今回紹介したほかにもサステナブルな取り組みを多数行い、ホームページやSNSで活動の様子を報告。アイテムが魅力的なのはもちろん、ブランドの高い志に共感し、応援する人たちが世代や性別を問わず増え続けている。

今年の3月には、渋谷の旗艦店「THE ANOTHER MUSEUMに次ぐ2店舗目となるコンセプトショップがニュウマン新宿店にオープン。ここではリングやブレスレットなど、インドで古来より神聖なつながりのシンボルとされる「手」の周りのアイテムをフィーチャーし、定番のカラーストーンのリングや、「“I amDonationプロジェクト」のブレスレットなどを展開している。実際にジュエリーを手に取りながら、背景にあるストーリーを感じてみたい。

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Text: Kaori Shimura, Photograph: Ikuko Hirose, Edit: Sayuri Kobayashi

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