武田玲奈さん、居酒屋「のぶ」で看板娘 大谷亮平さんと劇中料理をパックリ

異世界につながった居酒屋「のぶ」を舞台に、庶民的な居酒屋料理やお酒などを通して人間ドラマを描くWOWOW『連続ドラマW-30 異世界居酒屋「のぶ」Season3~皇帝とオイリアの王女編~』の放送・配信が、1月13日から始まります。開始当初から「のぶ」の看板娘・しのぶを演じる武田玲奈さんに主演の大谷亮平さんとの関係や、見どころなどを聞きました。
【画像】武田玲奈さん撮り下ろし写真 武田玲奈さん、感じる変化 「20歳のままでいたい」と思っていたけど…

――中世ヨーロッパのような都市・アイテーリアとつながってしまった京都の通りにある居酒屋「のぶ」。そこに集う人々との交流を温かく描くこの作品もSeason3を迎えました。

武田玲奈さん(以下、武田): Season1を終えて、続編がやりたいという話はしていたので、2だけでなく3も、となって率直に嬉しいです。しかも2と3の放送・配信は同時に決まったので、驚きもありました。しかも2を撮った直後に3の撮影に入ったので、物語の時系列を追うように撮影ができて、私たちは本当にやりやすかったですね。

長く演じ、しのぶに寄っているところも

――演じている看板娘・しのぶとの共通点はありますか。長く演じていく中で、しのぶと近くなった部分もあれば教えてください。

武田: しのぶは高級料亭の娘さんで、先代譲りの“神の舌”のような味覚を受け継いでいて、大事に育てられた女の子。私は割と自由にのびのびと育ってきたので、基本的な部分が違うかな。しのぶほどフランクでもないし、人見知りの部分もあるので。
ただ確かにどんどん、しのぶに寄っているところはあります。双方の要素をそれぞれに取り入れていく、というような感じでしょうか。監督・脚本の品川ヒロシさんから「その表情、いいね」と言っていただいて、チャーミングな部分や遊びを自分に取り込んだりしています。

――「のぶ」は開始当初から店主を大谷亮平さんが演じられ、武田さんは看板娘役。長く共演する中で、大谷さんとの関係性の変化はありましたか。

武田: 撮影をご一緒し、お話を重ねていくにつれて、魅力的な方だと思うようになりました。ちょっとふざけることもあって、さすが関西人だなぁとも。撮影現場も楽しく、大谷さんを筆頭にいい雰囲気が流れているので、リラックスして撮影に臨めます。現場に行くこと自体も楽しいし、それが映像にも出ていると思います。

劇中での料理を自ら作ることも

――料理も「のぶ」の重要な要素です。武田さんは自炊もされるそうですが、作品で出てきた料理を実際に作ることもあるんですか。

武田: Season1でしのぶが、劇中でナポリタンを作るシーンがあってから、私もたまに。それに食べることは好きなので、撮影中に出てきた料理をチャンスがあれば、たくさん食べています。イカめしはめちゃめちゃ美味しかったし、おいなりさんも。私は店員役なのであまり機会がないんですけど、大谷さんはよく食べています(笑)。

――Season3から新たに登場される方もいます。印象的なのは?

武田: 平岡祐太さんの演技は仕種の一つ一つが面白すぎて私、めちゃくちゃツボですし、田中直樹さんも含めてみなさん、本当に面白くてすごいと思いました。チョコレートプラネットのお二人も現場ではお会いしてませんが、できあがった映像で演技を見て、普通に笑ってしまいました。

――Season3の見どころを改めてお願いします。

武田: 今回は恋愛の要素もあったり、キャラクターそれぞれを深掘りしていくお話があったりします。私が演じている、しのぶ自身の核に迫る部分もありますので、期待してほしいと思います。

【画像】武田玲奈さん撮り下ろし写真 武田玲奈さん、感じる変化 「20歳のままでいたい」と思っていたけど…

●武田玲奈(たけだ・れな)さんのプロフィール

1997年、福島県生まれ。2013年に「第2のくみっきー! 発掘オーディション!!」でグランプリになり、『Popteen』専属モデルとして芸能界入り。15年に「映画 暗殺教室」で俳優デビュー。主な主演作にドラマ「マジで航海しています。」(MBS・TBS系)、映画「ポエトリーエンジェル」がある。
◆スタイリスト:小林美月
◆ヘアメイク:牧野裕大
〔衣装:ベルパー、ジュエッテ、アンドクラウド〕

WOWOW『連続ドラマW-30 異世界居酒屋「のぶ」Season3~皇帝とオイリアの王女編~』

WOWOWプライム・WOWOW4K/WOWOWオンデマンド
2023年1月13日(金)放送・配信スタート
放送:毎週金曜 午後11時~/配信:各月の初回放送終了後、同月放送分を配信
原作:蝉川夏哉『異世界居酒屋「のぶ」』(宝島社刊)
監督・脚本:品川ヒロシ
出演:大谷亮平、武田玲奈、平岡祐太、浅香航大、平祐奈、白洲迅、堀田茜、新谷ゆづみ、阿部進之介、武田鉄矢/大和田伸也ほか

ハイボールと阪神タイガースを愛するアラフォーおひとりさま。神戸で生まれ育ち、学生時代は高知、千葉、名古屋と国内を転々……。雑誌で週刊朝日とAERA、新聞では文化部と社会部などを経験し、現在telling,編集部。20年以上の1人暮らしを経て、そろそろ限界を感じています。
1983年生まれ。出版社勤務を経て、2008年 フリーランスフォトグラファーに。「温度が伝わる写真」を目指し、主に雑誌・書籍・web媒体での撮影を行う。