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わたしと未来のつなぎ方

近視対策から地域共生まで。「JINS」が提案する豊かな暮らし

幅広い世代に人気のアイウエアブランド「JINS」。メガネをはじめとするアイウエアを企画製造、販売するだけでなく、近視問題や環境保全、地域のつながりづくりなど、さまざまな社会課題に取り組んでいます。

●わたしと未来のつなぎ方 26

社会問題化する近視を、世界からなくすことに挑む

現在、世界各国で問題となっているもののひとつが、近視の激増。特に子どもの近視は、スマホやタブレットで動画を見るのが日常的になっている昨今、深刻な社会問題となっている。そんな課題解決に向けて研究開発に取り組んでいるのが、人気のアイウエアブランド「JINS」だ。でも、ちょっと気になることが。近視の人が減ると、自社のメガネの売り上げが減ってしまうのでは?

「そうですね、もし近視人口が減少する未来が実現すれば、近視用のメガネは売れなくなっていくかもしれません(笑)。それでもなぜ私たちが近視進行抑制の研究開発をしているのかというと、『Magnify Life 人々の生活を拡大し、豊かにする』というビジョンを私たちが掲げているからです」

そう答えてくれたのは、JINSで広報・PRとサステナビリティ推進を担当する金井聡さん。JINSは2001年にアイウエアブランドとしてスタートして以来、おしゃれで感度の高いデザインとかけやすさなどの機能性を両立したヒット商品を連発。軽量メガネやブルーライトカット、花粉カットなど、世の中の悩みや不満に応えるアイテムを業界でいち早く生み出してきた。そんなJINSが近視という新たな社会課題に挑むのは自然なこと、と金井さんは言う。

「現在、慶應義塾大学医学部発ベンチャーと共同で、近視進行の抑制に効果があると考えられているバイオレットライトを適切に取り込むメガネ型医療機器を開発中です」

JINSのコーポレートコミュニケーション部で広報・PRとサステナビリティ推進を担当する金井聡さん

新店舗には野菜の無人販売や大量の書籍も

いいメガネを作るだけでなく、社会課題を解決する。それによって、人々の暮らしや人生を拡張し、豊かにする。そんな企業理念をもつJINSの取り組みは、アイウエアの枠にとらわれることなく、全国各地で広がりを見せている。

例えば、創業の地である群馬県前橋市に昨年4月にオープンした「JINS PARK」は、地域との共生を目指して誕生した新しい形態の施設。店舗のほか、ベーカリーカフェや地元の人々が自由に利用できる広場を併設し、週末には青空マーケットや、地元出身のアーティストによる子ども向けのアートのワークショップなどを開催している。さらには、県内で農業に取り組む関連会社「JINS norma」で栽培した野菜などを無人販売するというユニークな試みも。

2021年4月に群馬県前橋市に誕生した「JINS PARK」にはベーカリーカフェを併設。誰でも利用できる屋外広場のほか、腰かけられる大階段や吹き抜けスペース、屋上テラスも。設計は永山祐子建築設計

一方、同じく前橋市に今年誕生した「JINS前橋小島田店」は、サステナビリティ推進を体現した新店舗。木造建築の屋上にJINS初となる太陽光パネルを設置し、店舗で使用する電力の約70%を太陽光発電で供給することを目指している。

サステナブル推進を体現する群馬県前橋市の「JINS前橋小島田店」は、群馬県出身の現代美術アーティスト、尾花賢一氏が空間演出を担当。エントランスの彫刻《風男》にまつわるドローイングなどが店内壁面にも

BACH(バッハ)代表の幅允孝氏をブックディレクターに迎え、約1,500冊の書籍を陳列しているのは、昨年リニューアルした愛知県岡崎市の「JINSイオンモール岡崎店」。店舗の半分をコミュニティスペースに割き、訪れた人は木箱に美しく並ぶ絵本やアートブック、自然科学本などを自由に手に取って眺めることができる。

「地域で愛される場所になることも店舗づくりの大事な要素。単なる“売り場”として完結するのではなく、新しい価値を提案し、住民同士が交流したり、アートと出会ったりできる場を増やしていきたいと考えています」

業界の課題、デモレンズの再利用にも取り組む

もちろん、肝心要のアイウエアの分野でも、未来の社会を見据えたモノづくりを行っている。昨年はサングラスブランド「JINS & SUN」から、バイオプラスチック素材を使用した新シリーズ「CLASSIC」が発売となり話題に。しばらく完売状態だったが、5月末から再販が決定。またもや注目の的となりそうだ。

サングラスブランド「JINS & SUN」発、バイオプラスチック素材を使用したシリーズ「CLASSIC」。5月末から再販予定

また、JINSでは不要になったメガネを回収して燃料へとリサイクルする活動を行っているが、今後は循環型素材を活用し、販売したメガネを回収したのちに再生産する取り組みにも挑戦していくという。さらには、アイウエア業界で長年課題となっている「デモレンズ」のリサイクルにも着目。「デモレンズ」とはアイウエアのフレームの型崩れを防ぐため、生産時に取りつけられるプラスチック製レンズのこと。販売時に本物のレンズと交換したあとは廃棄物として処分されることから、JINSの社内でも「どうにかリサイクルできないか」と議論を続けてきた。

「これまで社内ではデモレンズを再利用したアート作品をつくるなどいくつかのアイデアは出ていましたが、より抜本的なリサイクル方法がないか検討しています。2030年にはデモレンズのリサイクル率を100%にすることを目標に、素材の実験と検証を進めています」

彼らの取り組みはこのほかにも多岐にわたるが、すべてに共通しているのは、アイウエアブランドだからできること、実店舗だからできることなど、「JINSだからこそできること」にクリエイティブに挑んでいること。彼らのやり方は、社会活動を無理なく、そして長く続けていくためのお手本といえるかもしれない。持続可能な社会づくりは、暮らしのなかの身近な課題の解決から始まるのだ。

Text: Kaori Shimura, Photograph: Ittetsu Matsuoka, Edit: Sayuri Kobayashi

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