「オタクあるある動画」でバズり中。末吉9太郎さんの次なる野望って?

5人組ボーイズグループCUBERS(キューバーズ)のメンバー、末吉9太郎さん(26)。アイドルとして活動しながら自身も「アイドルオタク」を公言し、SNSでの「オタクあるある」動画で話題を呼んでいます。
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とにかくバズりたくて動画をあげていた

――ライブ会場や握手会などに出没するアイドルファンの女性(通称、よしえちゃん)の日常にスポットを当てた「オタクあるある」動画が人気です。動画をあげようと思ったきっかけを教えてください。

末吉9太郎(以下、9太郎): とにかくバズりたいと思っていたんです。それで、2018年の10月から毎日いろんな動画をあげていたんですね。その頃は「オタクあるある」はやっていなくて、公園で大福を食べてるだけの動画とか。僕は可愛いかなと思ってあげてたんですけど(笑)不評でした。

そんな中、「今日は何をあげよう」と考えている時に僕自身もアイドルが大好きな“ファン”だし「特典会に来てくれるファンの方の様子をあげてみよう」ってアップしたのが最初です。

――その動画への反響は?

9太郎: すごかったです!めっちゃいっぱい「いいね」がついて。そこから毎日「よしえ」の動画をあげていきました。当時はTwitterのフォロワーが5000人ほどだったんですけど、今はありがたいことに15万人を超えました。TikTokも20万人超えてびっくりしてます。

――指原莉乃さんなど、多くの著名人にも9太郎さん扮する「よしえちゃん」のファンが多いですよね。

9太郎: SNSの通知に「指原莉乃」さんって名前がでてきて、僕のつぶやきを引用してつぶやいてくれた時には驚きました。ストレートに「おもしろい」って褒めてくれてるわけじゃないけど愛情のある感じがめっちゃ指原さんっぽくて沸きました〜。

胸に手を当てる末吉9太郎さん

「プロみ」が強い子が推し

――9太郎さん自身がアイドルを好きになったのはいつからですか。

9太郎: 幼稚園のお遊戯会で女の子たちがモーニング娘。さんの「LOVEマシーン」を踊っていたのを見たのがアイドルに興味を持ったきっかけです。僕も女の子のチームに入りたいなって思いました。アイドルになりたいと思ったのもその頃から。

初めてコンサートに行ったのは小学校4年生の時で、後藤真希さんを観に地元千葉のコンサート会場まで足を運びました。

――アイドルのどこに魅了されたのでしょうか?

9太郎: 僕、子どもの頃からずっと、学校に友達がいなかったんです。友達の作り方とか、遊びに誘ったりする方法がわからなかったんですよ。それでも、家でアイドルの番組を見たり、コンサートに行くことを支えにしていました。特に、「プロみ」が強い子が好きで……。

――「プロみ」ですか?

9太郎: 「プロ意識の高い子」のことです。1秒も僕を我に返す時間がない、満タンにアイドルです、みたいな人が大好き!

友達がいない子ども時代、アイドルを見ている時は夢の空間の中にいるような気持ちだったんです。だからかな、その子の「素」っぽい瞬間があると、自分も現実に戻ったような気分になるのかも。

口元に手を当てる末吉9太郎さん

――CUBERSとしてインディーズで3年半近く苦労し、またグループ加入前にアマチュアでライブハウスに1人で歌っていた時期もあるそうで。注目を浴びるまでになかなか苦節の時期も長かったようですね。

9太郎:  CUBERSに入る前、8年間オーディションに落ち続けてきました。周りの人からは「よく諦めずにがんばれたね」って言われることもあるんですけど、僕としては全然つらいとは思わなかったです。ものすごくがんばったつもりもない。その時その時、やれることをやっていて、ここまでくるのにそれだけの時間がかかっただけ、という感じです。

――「よしえちゃん」の動画がバズってから、環境は変わりましたか?

9太郎: 街で声をかけていただく機会も増えてすごく嬉しいです。でも心境に大きな変化があったりということはないですかね。

むしろ、やっとスタートラインに立てた段階。まだまだこれからいろんなことができるぞって、ワクワクしてます。いま、向上心が止まらないです(笑)。

笑顔の末吉9太郎さん

――フォロワーが増えたことで、アンチや心ないコメントが送られてくることもあるかと思います。

9太郎: 僕ずっと、アンチが欲しかったんです。こういう世界って、ファンの方がいてくれて、アンチの方がいてくれて、摩擦が起きることでエネルギーが生まれて人気があがっていくと思うので。

最近はしっかり悪口を書いてくれる方がたくさんいます。でもそれも嬉しくて「いいね」しちゃいます(笑)。そういうことも全て「なりたかった状況」です。

バズったことで新しい夢ができた

――CUBERSの活動も順調、動画もバズり、9太郎さんの次の目標を聞かせてください

9太郎: 子どもの頃からアイドルが大好きで、「アイドルになること」を目標にずっと生きてきたけど、こうしてSNSでみなさんに少しずつ知ってもらえるようになって次の目標ができました。

ランウェイを歩きたいです!

話題の方やインフルエンサーさんってみんな、ランウェイに登場しますよね。僕もめちゃくちゃ出たいです。

アイドルになることの次の夢ができたのは動画がバズったおかげ。他にもスタイルブックも出してみたいし、もっとやりたいことがたくさんあります。

CUBERSでもどんどん新しいことにチャレンジしているので、多分いま、僕たちを「推して」くれたらおもしろいと思います!

――勢いのあるグループを応援するのはファンとしては楽しいですよね。

9太郎: でも、SNSで僕を知ってくれてCUBERS のライブに来てくれる方が、実際に僕らに会うと僕じゃなくて“優(ユウ)推し”になっちゃうことも多いんですよ(笑)。泣いた〜、マジ泣いた〜。でも優のバブみが推せるの超わかる んですけど(笑)。

僕のことも忘れず推してくださいね!

微笑む末吉9太郎さん

●末吉9太郎さんのプロフィール  
1993年7月28日生まれ。5 人組ボーイズグルー プ”CUBERS”のメンバー。2019 年 5 月につんく♂ 作詞作曲による『メジャーボーイ』でキングレコードよりメジャーデビューを果たす。アイドルオタクアイドルとしてSNSにアップしている”アイドルオタクあるある”動画が累計3億再生突破。

現在肩書き無し。30歳の夏、港区での彼氏との同棲を解消、同時に8年マネージャーとして勤務した芸能事務所を退社する。ライター業ではお笑いやサブカルチャーに関するコラムをwebサイトに寄稿など。
写真家。1982年東京生まれ。東京造形大学卒業後、新聞社などでのアシスタントを経て2009年よりフリーランス。 コマーシャルフォトグラファーとしての仕事のかたわら、都市を主題とした写真作品の制作を続けている。