セックストイは恥ずかしいもの？
いきなりですが、みなさんはセックストイ、大人のおもちゃなどと呼ばれるアダルトグッズを使ったことはありますか？
私は使っていますし、自分で買って持っています。
そんなこと言ったらビックリするでしょうか？それともそんなの普通って思うでしょうか？
多くの人が興味は持っていたり、お店でチラッと見かけたり、ドン・キホーテで友達と触ってふざけてみたりしたことはあるかもしれません。
アダルトグッズは成人向けなので、18歳からしか触ることができませんが、私自身は20歳までお店で見たことはあっても触ったことはなかったし、使用する、購入するなんて恥ずかしい！と思っていました。
女性が性についてオープンに話すということ
私が初トイを手にしたのは偶然で、たまたま女性のセクシュアリティー やマスタベーションのお話をするイベントに参加し、無料で小さなトイをお土産いただきました。
一緒に行った友達もオープンに性の話をする人で、彼女は以前も使ったことがあるというので、私も試してみて周りの友達とも話すようになりました。
性の話をオープンにするなんて下品という意見もありますが、私はオープンに話すことは良いことだと思っています。情報がないし隠されているから、不安や悩みがあっても人に相談できなかったり、性を楽しめなかったり、知識不足のせいでリスクを負ってしまうこともあります。
しかし、プライベートなことなので、もちろん人に話したくない、人のプライベートなことを聞きたくないという人もいるでしょうし、それは個人の自由です。
私は性に関する雑誌『セックスジン』を作ったり、性に関してオープンに話していますし、そのためにいろいろな質問をされることもありますが、答えたくないことは答えませんし、パートナーとの性行為については、相手にも関わることなので人前では話しません。
女性が性にオープンで積極的なのは恥ずかしという雰囲気はまだまだあると思います。（恥ずかしいのが悪いわけではないです、人それぞれ！）
まだセックス について話し始めたばかりの頃、そのトピックについて堂々と発言し「セックス 」「マスタベーション」という言葉を口にする女性たちをすごいなと思いましたし、実際に最初は抵抗がなかったかとうかがったこともあります。
私は最初口に出すのに少し抵抗がありましたが、言ってみたらたいしたことなかったな、という感じで、だんだんと慣れていきました。
『セックス・エデュケーション』で学ぶのもあり
今年1月にNetflixでシーズン2が公開されたNetflixオリジナルドラマ『セックス・エデュケーション』は、16歳の主人公を中心に、彼や彼の周りの友人から大人まで、性事情や悩みなどをコミカルに、きちんとした性の情報と共に描かれている作品です。楽しく見られて勉強になるのでオススメ。
シーズン2では6年間セックスレスで悩んでいた女性が初めてセックストイをトイレで緊張しながら使ってみるシーンがあり、私も初めて使った時にワクワクドキドキしたことを思い出しました。
興味があっても、どこでどんなセックストイを買ったらいいかわからないという方も多いのではないでしょうか。アダルトショップに行ったり、男性のお客さんもいる場所は入りにくいと感じる人は、オンラインショッピングがオススメです。男性のマスタベーション用、オナホールで有名なブランドTENGAの女性向けブランドiroha（イロハ）は、見た目も柔らかく可愛らしいアイテムばかりで、試してみたいけどエロ！という感じが苦手な人も手に取りやすいのでは。
ネットショッピングの場合、荷物の中身がセックストイであることが分からないよう梱包したり、受け取りは本人のみに指定できる会社を選ぶと安心です。
それでも宅配は不安、買う前に手に取ってみたいという方は、女性向けのトイショップに行ってみるのもひとつの手です。残念ながら日本ではお店も少ないのですが、私は表参道の「For your pleasure」というお店で購入したことがあります。スタッフの方がとても親切で初心者にもオススメできます。
セックストイを使うのは恥ずかしいことではありません。性欲は三大欲求のひとつで、睡眠や食欲と同じく欲求には個人差があり、質のいい睡眠法やケアを試したり、いろいろな食べ物を食べてみるように、自分の性や身体を知る方法のひとつだと思います。
気になる方は是非試してみてくださいね。
