2.5次元俳優・黒羽麻璃央

2.5次元俳優・黒羽麻璃央「綺麗になる過程が好き。毎晩パックしています」

今や男性も美を追求する時代。「2.5次元俳優」としても活躍する黒羽麻璃央さんは、どんなに忙しくても毎晩のパックは欠かさないと言います。肌に向き合う時間は自分に向き合う時間。3月に都内で行われたカネボウ化粧品の「DEWブライトニング美白」発売記念イベントに登場した黒羽さんに、美容に対する思いを聞きました。

加湿器は一晩中ON。化粧ノリが違ってきます

―――黒羽さんは、マンガやアニメを題材とした舞台で活躍する「2.5次元俳優」として有名ですね。役づくりだけでなく、美容の面でも手を抜かないと聞いています。家でも舞台でもマメにケアされているとか?

黒羽さん(以下、黒羽): 家でも外出先でもしょっちゅう化粧水や乳液はつけていますね。しかも1回に使う量がすごく多く、化粧水・乳液だけで毎月3,4万は掛かっているはず。一気になくなるので常に補充しています。

あと、加湿器ももちろん必須です。部屋に加湿器が2台あって、一つは湿度と空気清浄機がセットになっているもの、もう一つは加湿器オンリーのもの。一晩中ONにしていますが、二つあると全然違いますね。ちゃんとケアしていると肌の張りが良くなり、化粧ノリも変わってきますよ。

純白のスーツで取材に応じた2.5次元俳優・黒羽麻璃央

―――肌のお手入れは、どんなことに気をつけているんですか?

黒羽: 夜なら入浴後にまずパック。どんなに疲れていても欠かしません。パックしたまま食器を洗ったり洗濯したりと家事をして、10分程度経過したら化粧水、乳液、美容液などで肌を整えます。トータルで15分くらいですね。朝はシャワーの後、外出先でのメイク前・メイク落とし後とその都度ケアをして、そしてまた夜のルーティンです。

寝るときも、結構ヒタヒタな状態で寝るんですよ。前はそれが気になってパックをした後、なぜか洗い流していましたが(笑)。今は慣れました。

美を追求するようになったきっかけは

―――そもそも学生時代は野球部で体育会系だったとのこと。当時から美容に気を使っていたのでしょうか?

黒羽: あのころは全然です。日焼けも目一杯していましたし。今のようにきちんとケアするようになったのは、ミュージカル「刀剣乱舞」で、天下五剣の中でもっとも美しい刀・三日月宗近をモチーフとした役を演じることになってからですね。

舞台ではメイクである程度は綺麗に出来るんです。でも、いざ素の黒羽麻璃央に戻ったとき、肌がボロボロだとガッカリされるという気持ちがありました。「あれ?素っぴんはそうでもないよね?」と思われたくないなと。そこから自分磨きと言いますか、美を追求するようになりました。出来ないことはしないけれど、自分が綺麗に見えるために、出来る努力はしておこうと思っています。

きちんと美容ケアをするようになってからは肌の調子が良くなったのはもちろん、自分が綺麗になっていく段階自体が好きになりました。元々、何かが綺麗になっていく過程を見るのが好きなので、掃除とかもよくします。

ちなみに肌だけでなく、体重にもなるべく気を遣っています。なにしろ3年ほど前は、今より10キロくらい重かったんですよ。当時はお酒もすごく飲んでいて、今考えるとだらしない生活で……。このままじゃまずいなと思って、やせました。

―――今はスリムになった黒羽さんですが、女性にも同じように美容を求めますか?

黒羽: 無理に何かを求めることはしないですが、たとえばお肌がすごく荒れていて何もしないんだったら、それはちょっとケアを勧めるかもしれないですね(笑)。

肌が綺麗な女性はすごく魅力的だなって思います。今は女性だけでなく、男性も美を追求する時代。自分がカッコよくありたいとか、綺麗でありたいとか、そう思いながらケアをしていると、自分自身のモチベーションも上がりますね。

ポーズをとる2.5次元俳優・黒羽麻璃央

■黒羽麻璃央(くろば・まりお)さんのプロフィール
1993年7月6日生まれ。宮城県出身。第23回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストにて準グランプリ受賞。舞台や映画、テレビなど幅広い分野で活動する若手俳優。ミュージカル「テニスの王様」、舞台「黒子のバスケ」、ミュージカル「刀剣乱舞」などで2.5次元俳優として注目を集め、2018年は「刀剣男士」として紅白出場を果たす。女性誌で特集を組まれるなど、幅広い層の女性から支持されている。

東京生まれ。千葉育ち。理学療法士として医療現場で10数年以上働いたのち、フリーライターとして活動。WEBメディアを中心に、医療、ライフスタイル、恋愛婚活、エンタメ記事を執筆。
写真家。1982年東京生まれ。東京造形大学卒業後、新聞社などでのアシスタントを経て2009年よりフリーランス。 コマーシャルフォトグラファーとしての仕事のかたわら、都市を主題とした写真作品の制作を続けている。